ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

日向夏でマーマレード作りに挑戦

2011-01-31 14:45:31 | グルメ・料理
昨日、延岡の聖ステパノ教会で信徒さんから立派な日向夏を5つ頂きました。日向夏は宮崎県でしか見られない不思議な柑橘類です。甘夏を少し小ぶりにしたサイズで、色は黄色が強く、見るからに新鮮で美味しそうです。食べ方は黄色い外皮をリンゴの皮をむくようにナイフで薄くむき、できるだけ中の白皮を残したまま、形を整えてざん切りにして頂きます。身と白皮のバランスが絶妙で、その点がほかの柑橘類と少し違います。

        

くださった方がマーマレードにすると美味しいということでしたので、今日は朝からマーマレード作りに挑戦しました。一個210グラムほどの玉を5個、よく洗い、8つに切ります。外皮をできるだけ薄くむき、それを鍋に入れて10分ほど煮込み、一旦鍋から取り出して水洗いし、もう一度同じように煮て、水洗い、よく絞って、外皮に含まれている苦みを取り除きます。それを細かく刻んでおきます。

        

次に身の方は丁寧に中袋から取り出し、中袋と分けておきます。身と白皮の部分とは適当に刻み混ぜ合わせておきます。白い中袋は水洗いをして、小鍋で10分ほど煮込み、煮込んだ袋を取り出し、よく絞って棄てます。必要なのは煮込んだお湯の方で、こちらにはマーマレードのとろみになるペクチンが含まれていますので、さらに汁が半量位になるまで煮つめます。
さてマーマレード本体になる身と白皮と細かく刻んだ外皮とを全部一緒に鍋に入れ、グラニュー糖500グラム(全量の約半分)を加えて煮込み始めます。沸騰したら焦げ付いたり吹きこぼれないように火を小さくして、時々混ぜながら、コトコトと約30分ほど煮ます。適当に煮込み、鍋中がドロドロになってきたら、蓋を取り、水分を飛ばしながら煮つめ、鍋の中から「そろそろいいんじゃない」という催促の声が聞こえたら、半分ほどのレモン汁を加えます。最後の段階は、鍋の中からの「もうこれ以上煮たら焦げ付くよ」という叫びで決まります。

        

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