TOPフォトは 昌徳宮 の仁政門
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街中とは思えない静けさに包まれた美しい自然と建築は
李朝5大古宮のうち唯一ユネスコ世界文化遺産に登録されています
敦化門 (トンファムン) <画像は正門の反対側>
ソウルの残る最古の正門
錦川橋(クムチョンギョ)近くの巨木
錦川橋は1411年に造られソウルに残る最古の石橋
このフォトはその近くだと思うのですが、、、なんだか修復されてきれいですね
仁政殿に進んでいるのですが、広々とした敷地です
仁政殿 (インジョンジョン)
王の即位式・朝礼・外国使臣の接見など重要な行事が執り行われました
前の広場には席石が仁政殿に向かって順序よく置かれています
高級官僚たちが位階順に整列していたのかしら・・・と想像できます
中央の階段 → 進入禁止マークがついていますが、左側は王様専用階段です
ちょっとしか写っていないですが
階段の下の獅子みたいな瑞獣(ソス)、王様を守ってくれる石獣です
正面から → 陰陽の階段の中央は鳳凰のレリーフ
防火水を入れる容器(ドゥム)
火魔が水に映った自分の姿を見て驚いて逃げる、という火災予防のための象徴
(誰が考えたのでしょうか、発想はユーモアがありgood)
仁政殿の中心に御座(王の座席)を置き、日月五峰図(イロルオボンド)が飾られています
前方にソウルタワーが見えています
土壌が白くて歩くと「ジャリジャリ」と音がする
日本でも関西地方から中国・九州地方も白っぽく同じ土壌だったと思った
宣政殿( ジョンジョン)に入ると
屋根付き渡り廊下みたいな複道閣
王の座席の屏風絵は、上記 ↑ とは違う 日月五峰図(イロルオボンド)
熙正堂(ヒジョンダン)
王が最も多くの時間を過ごした実質的な中心建物
最後の王である純宗(スンジョン)が崩御した場所
韓国ではこの色鮮やかな丹青(タンチョン)カラーが目を惹きます
美的効果のほか、木材の腐食を防止し、害虫からの保護という効果もあるそうです
屋根の上に西遊記の登場人物が並んでいます
三蔵法師が先頭で、孫悟空に猪八戒に・・・宮殿を守る守護神だそうです
物語が歴史ある建造物にあるなんてたのしい♡
立派なアカマツがあったので撮影
ここから下フォト↓ は熈政殿(フィジョンジョン)と大造殿(テジョジョン)
王と王妃の寝殿があり、王とその家族が生活していた中宮殿
この建物の特徴は屋根に棟瓦がないこと
韓国ではこの瓦を「龍棟」と呼び、国王は龍に例えられたので、国王の寝殿であるこの大造殿の瓦を省いたということ
内部の寝室周辺には、王と王妃を守る女官が使っていた小さな部屋があります
王妃の持ち物
日時計
このあたり女官がバタバタ走り回っていたのでしょうね
段々の花壇です、 アヤメが満開でした
熈政殿(フィジョンジョン)と大造殿(テジョジョン)は王と王妃のプライベートな空間です
熈政殿は応接室として使われたため、建物の中に応接セットなどが残されていました
周りには風呂や台所の設備もあります
落ち着いた静寂な建物は、、、
つづいて樂善斎に向かいます