博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

エッ!「解散」・「再開」

2013-02-01 22:17:03 | 日記

一昨日の全員協議会で協議した中で、特に次の2点について報告します。

 

①財団法人 浪江町振興公社(マリンパーク)の状況について

 マリンパークが平成24年9月8日第1回理事会を開催し、公社の解散を承認。同日第1回評議員会にて同案を承認。その後、10月2日付けで県知事に公社の解散申請をし、同26日付けで県知事より解散の承認を受ける。11月15日に福島法務局に登記申請し、同22日に登記完了した。

 つまり、しっかりと法とルールに則り「マリンパークは解散」したと、当時の理事長(前副町長)から今までの経緯の説明を受けました。 

 昨年の12月定例会にはマリンパークの決算報告がありました。解散については議会の承認事項ではないとの理由だと推察しますが、報告はありませんでした。道義的にせめて文書などで報告すべきではなかったのかと思います。

 この件については、引き続き所管する産業・建設常任委員会で調査することになりました。

 

②津島小・津島中の位置変更による再開について

 現在町教育委員会では4月から、二本松市の浪江小敷地内の旧下川崎幼稚園舎に、津島小・津島中の再開を目指していると報告がありました。再開を目指す理由として、避難生活に伴う環境の変化で津島小・津島中の児童生徒が馴染むことが出来ない割合が高い。地域と小・中学校との結びつきが特に緊密であった。被災後も多彩な独自行事を通して保護者を巻き込む形で地域の学校としての存在感を保っているなどの説明がありました。

 「エッ」。私は浪江小・浪江中再開後、小・中学校の一か所集約や魅了あるそして特色ある学校づくりの一環として「小中一貫教育」(併設型と連携型があり、国立、公立として全国には導入校がすでにあります)を町教育委員会に提案していましたので、「おどろ木・ももの木・さんしょの木」。

 再開にあたり全校児童生徒数は、個別聞き取りによる概数で津島小は10名、津島中は4名。他方、新年度の全校児童生徒数は、浪江小で18名、浪江中で38名。入学希望者が津島小・津島中にいるのであれば既に再開している学校に入学してもらう努力をすべきでは。こんな非常時こそ、地域性に関わらず「浪江っ子はともに困難に耐え、頑張りぬくこと」と学校では教えるべきでは。ましてや避難生活に伴う環境の変化で馴染むことが出来ない児童生徒が県内外にいる現実に対し、真剣に町教育委員会は取り組むべきでは等々を考えれば、津島小・津島中再開の理由に説得力がないと私は感じ、教育長とは激論を交わしました。

 再開は議会の議決事項ではありませんが、今後の推移を見守りたいと思います。

 

 今日のブログ更新では、この2件に関し、かなり私見が入っていますのでご理解願いたいと思います。日記ですから。