博文(ひろぶみ)通信

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ご協力に感謝

2013-02-19 21:16:16 | 日記

<福島民報ニュースより>

「全町避難」の状況聴き取り 早大大学院生が浪江町職員から

  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故により全町避難している浪江町の被災時からの状況を記録するため、18日から早稲田大法科大学院生による町職員の聴き取り調査が始まった。
 東日本復興支援法務プロジェクトの一環として、同大学院は浪江町の原子力災害に伴う賠償問題や関連する行政上の問題などの相談を受け、助言している。その中で、町が震災後の職員の対応を記録したいにもかかわらず、日々の業務に追われ手が回らないと知り協力を申し出た。
 調査は二本松市の町役場二本松事務所で実施した。学生が2人ずつ4グループを担当し、震災時の担当部署ごとに1グループ3、4人の職員から話を聴いている。自然災害への備えや発生時の連絡・出動の状況、原発事故による避難・誘導の様子、避難先での住民のケアや課題などを調べている。
 約160人の全職員を対象に、27日まで27人の学生が交代で調査に当たる。町は調査結果をまとめた記録集を平成25年度に作成する方針。
 プロジェクト事務局長を務める弁護士で早稲田大大学院法務研究科教授の日置雅晴さん(56)は「自らも被災しながら町民に寄り添い現場で働き続けた職員の記録は重要。避難、防災、連絡上の課題も現れ、今後の参考になる」と話している。

( 2013/02/19 09:39カテゴリー:主要

*原発事故により強制避難を強いられ町民が大混乱している中、町長はじめ職員の対応はベストではなかったかもしれません。しかし、あの緊急時での対応はそれなりに評価すべきではないかと思います。事故後連日24時間、業務にあたったわけですから。(今思うと、私は事故後の1か月間は町民の皆さんと共に避難所生活を送ったのですが、かなりきつく行政側には対応のまずさを指摘し、改善策などについて提案していました)

今回の聴き取り調査は検証の観点からも有意義であり、早大大学院生のご協力に感謝します。