<福島民友ニュースより>
なみえ焼そばを「麺定」で守れ “本物の味”全国へ
昨年11月に愛知県で開催されたご当地グルメによるまちおこしの祭典「B―1グランプリin豊川」に「なみえ焼そば」を出品、最高賞のゴールドグランプリに輝いた浪江町の「浪江焼麺(やきそば)太国(たいこく)」は30日までに、新たになみえ焼そばを提供しようとする飲食店を対象にした「麺定制度」を創設した。「検定」をもじって名付けた研修制度で、統一基準を定めてブランド力を高めるとともに、今や「全国区」となったなみえ焼そばの模倣被害防止につなげる。
麺定制度はご当地グルメの模倣被害が全国で相次ぐ現状も踏まえ考案した。ご当地グルメでまちおこしに取り組む「愛Bリーグ本部」(東京)によると、特にグランプリで有名になると模倣品が続出する。同本部などは24日、模倣被害防止のため地域ブランド監理監視機構の創設を発表。模倣の通報があれば同機構が審査し、店やイベントの主催者に偽物を売らないよう要請や警告をする。悪質な場合は法的措置も取るという。
(2014年1月31日 福島民友ニュース)
麺定制度への参加を呼び掛ける八島太王(中央)ら浪江焼麺太国のレギュラー麺バー
*福島市内の某居酒屋のメニューに「なみえ焼そば」とあったのでオーダーしてみると、見た目は確かに太っちょの「なみえ焼そば」。しかし、食べてみるとモサモサして粉っぽい・・・。
こんな経験をした私にとって、模倣被害防止策の「麺定制度」の創設は、すばらしいアイデアだと思います。
それにしても、浪江焼麺太国レギュラー麺バーの皆さんの行動力と発想力に、驚くばかりです。