昨日は、午前中に議会報編集特別委員会、午後に全員協議会がありました。
特に、今日の福島民報2面目に「環境省 浪江町の中間貯蔵試験輸送 今月下旬にも開始方針 議会側はルートに反発」という見出しで、昨日の全協の内容が記事として掲載されていましたので、この事に関し説明します。
『帰還困難区域のモデル除染で出た「除染ゴミ(フレコンバック1253袋相当)」を、津島中学校仮置き場に保管していたが、今月下旬から中間貯蔵施設の保管場に、R114~R6を輸送ルートとして試験輸送する。一日の基本サイクルでは、作業時間は7:30~18:00、輸送車両2~6台で1台が2往復、延べ8~24台(往路復路の合計台数)。』という内容。
「本格輸送に向け、試験輸送を実施し課題の検証を行いたい」との環境省の説明ですが、議会側は、「権現堂地区などは復旧作業や今後実施される除染などで大型トラックなどの交通量が増えることははっきりしている。試験輸送だからこそ、『R114~県道35号線(いわき浪江線)~井手~R6~中間貯蔵施設』や『R114~常磐道室原インターから常磐道を南下し、双葉町内にある緊急車両などの出入り口~中間貯蔵施設』など、複数のルートで試験輸送すべき」との提案をしました。また、事前に想定できる質問なども口頭での回答であったため(とりあえず簡単な説明資料の提出はありましたが)、この計画が分かりやすい説明資料の提出と再度の全協への出席を求めました。
R114~R6は試験輸送後、葛尾と川俣の仮置き場からの輸送ルートとなることが予想されますので。
「各市町村が除染ゴミを一日でも早く中間貯蔵施設に搬入したい」との意見は十分理解しますし、協力も当然すべきと思います。決して、反対している訳ではありません。
今一つ、全員協議会では町からの説明を受ける案件がありました。その内容については、明日(新聞では明後日)皆さんは分かると思いますので、今日はオフレコにします。