今日は、「議会だより」(5月1日発行)の第3回目の議会報編集特別委員会がありました。
委員会では、全12面の原稿を精査、校正を行いました。来週の14日に委員会を開催し、最終の原稿チェックを行い、15日には正副委員長と事務局とで14日の変更部分を確認し、印刷屋さんに発注となります。
二本松に向かう途中、吾妻小富士をパチリ(当然信号待ちの際です)。満開の桜に目を奪われがちですが、早春のシンボル「雪うさぎ」が今年も現れていました。
さて、一昨日のブログでオフレコにしていた件が、今日の福島民報2面目に掲載されていました。
全協では担当課長から、「復興祈念公園」を設置するよう、9日に両町長が県に要望活動を行うとの説明がありました。
当議会では、昨年の12月26日に県に対し、「浪江町に『復興祈念公園』」の要望活動を行っていたため、課長退席後、町側の考え(両町で要望活動を行う)を尊重すべきとの議会での意思確認をしました。9日に両議長の同席も検討しましたが、双葉町議会との日程の調整がつかず、両議会は後日要望活動を行うことになりました。
イノベーション・コースト構想などの誘致合戦を展開するのではなく、この件を契機に、広域的な連携が今後図れればと思います。
そろそろ浪江、双葉、大熊3町(北双葉)の合併を議論すべきとも考えます。たとえば、双葉・大熊は廃炉の拠点、浪江は医療・福祉・住まいなどの生活の拠点としたまちづくりとか・・・。
<福島民報ニュースより>
復興祈念公園「双葉、浪江に設置を」 両町長が知事に要望
東日本大震災の犠牲者を追悼し、震災と東京電力福島第一原発事故の実情と教訓を後世に伝える「復興祈念公園」について、双葉町の伊沢史朗町長と浪江町の馬場有町長は9日、両町にまたがる沿岸部の地域に公園を設置するよう内堀雅雄知事に要望した。候補地には両町を含む7市町が名乗りを上げているが、2つの自治体にまたがる一体的な地域への設置要望は初めて。
両町はこれまで別々に要望していたが、地震と津波、原子力災害による複合災害、全町避難という同じ境遇にある町として、両町にまたがる地域を候補地として提示した。
候補地は避難区域にある沿岸部で、津波被災地や太平洋、市街地を見渡せる高台。避難場所となった諏訪神社があり、遠くに福島第一原発を望む。震災と原発事故の資料を保存・展示する「アーカイブ(記録庫)施設」の併設も求めた。
伊沢、馬場両町長から県庁で要望書を受けた内堀知事は「検討を加速化させる」と答えた。吉田栄光県議(自民、双葉郡)が立ち会った。
既に公園設置を要望したのは両町のほか、新地、相馬、南相馬、富岡、いわきの各市町。県は「複合災害の実情と教訓の伝承」をコンセプトに掲げ、設置場所の決定に向け調整を進めている。
復興祈念公園は、県が公園を整備し、国が公園内に追悼施設を設ける。県が設置場所を選び、国が閣議決定する。アーカイブ施設は県が国に整備を求めている。