out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

晴天屋久島! ~苔むす森のその奥に #1~

2015-08-18 00:48:12 | 山登り in 他エリア

2015年8月1日(土)
白谷雲水峡 苔むす森にて

 えぇ。 屋久島、まだ続くんです。w 7月29日~8月1日の3泊4日で行ってきた屋久島旅行、これが最終日です。 

 29日に到着、島内観光、30日に縄文杉登山、31日にシーカヤック&シュノーケリング。 当初最終日の 8/1 はレンタカーを借りて29日にゆっくり見られなかった場所の観光およびお土産調達、と思っていました。 レンタカーを借りる人は多いということで出発前に手配しておきました。
 が、荒川登山口閉鎖、からの復旧で、行くはずだった白谷雲水峡が宙に浮きました。 「白谷に行けないのか。。。」と言うのは実は結構がっかりで。 登山口復旧のお知らせは旅行出発の前日にあったので、その日からあれこれと考えておりました。

 最終日は朝からレンタカーを借りているけれど、それを早朝から借りられないだろうか。 んー、それははなからムリ。 白谷雲水峡に行くバスの始発は。。。宿泊のシーサイドホテルから5時発がある。 5時半に登山口について太鼓岩を回ってくるコースが4時間。 ゆっくり写真を撮って足が遅くて6時間かかっても、11:40 のバスに乗って帰ってくれば宮之浦に 12:05 に着く。 鹿児島行きの飛行機が午後5時発なので4時すぎに空港につけば良いとして、お風呂、お昼ごはん、お土産を買うのにレンタカーはちょっと贅沢だけど、車が無ければ全部は回れないので、今更キャンセルももったいないので、午後から車を借りることに変更して、バスで早朝白谷でけって~いっ!! 娘も白谷には是非行きたいと言っているしね。\(^O^)/


 で、白谷雲水峡。 5時発のバスで登山口に着いた人は10名くらい。 駐車場にも2~3台の車のみ。 登山口には管理棟があり、まだ閉まっていますがゲート脇の料金入れに300円の協力金を入れて入山。 まずは公園のように整備された歩道を歩いて行きます。


白谷川に沿って岩を登ったり、



色々な流れや滝を眺めながら登って行きます。
入り口の管理棟が標高 620m。 この日目指す目的地1「苔むす森」は 870m。 
その先の目的地2「太鼓岩」は1,050mです。
標高差約 400m、5.6km の行程です。



15分ほどでさつき吊り橋。
ここから先は登山道になって行きます。



石積みの歩道は300~400年ほど前、
平木に加工した屋久杉を運び出すために作られたものです。



絡み合い、覆い尽くし、
様々な命が入り組んでいるようです。



渡渉ポイント。
以前娘が来た時には台風後で増水し、
ガイドさんがロープを張って渡してくれたそうです。



さらに進みます。
根が出ているのは人間が歩くせいでしょうか。



「くぐり杉」です。
時間は 6:40。 約一時間。 随分良いペースです。
しかしこの先さらに山道が続くので油断はできません。
このすぐ先に白谷小屋があります。



人に合うことなく、静かな森をどんどん進みます。



そして到着! 苔むす森。 6:54。
「苔むす森」は以前「もののけの森」とも呼ばれ、
映画「もののけ姫」の原始の森のモデルになった、と言われています。
苔に限らず、夜明け後でさえうす暗く鬱蒼とした
深い緑の森は、本当に神秘的。



もののけが住んでいそうですか?



で、私たちはさらに先を目指します。



日も昇り、標高も上がり、
明るくなってくる。



辻峠の先太鼓岩への分岐点。 7:29。
ここをさらにまっすぐ行けば、楠川分かれ。
縄文杉へのトロッコ道にぶつかります。



いよいよ最後の登り、60m上げてゆく。
結構きついよ~。



そして。。。