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2017年2月18日(土)
鶏岳山頂から日光方面を望む
2/11~12の週末。 この日は以前より皆で美ヶ原高原にお泊り山行を決めていました。 日中は真っ白な平原をスノーシュートレッキング。 周囲には360度日本中の山々が見渡せるような絶景! そんな山頂でのお泊りでは夕景、朝景、そして星空撮影も! あ~っ! なんて素晴らしい! と、ワクワクいっぱいで荷物を準備し、翌週の仕事の段取りも整え、さぁ、あとは早く寝て起きるだけ! となった金曜日夜。 なんだかのどが痛い。。。
夜中、熱は出ていませんでしたが、異常なのどの痛さと身体のだるさ。 「いや。 きっと朝には治ってる!」と思うも予定の起床時間4時半には起き上がれないほどの喉、頭、身体の痛み。 「これはインフルエンザなのかもしれない。」と思い、待ち合わせの土曜日朝、みんなにキャンセルの連絡を入れました。(ToT)
yosiさん、トレッキングさんには宿、交通手段など様々な手配でお世話になっていたのに、申しわけない! なにより本当に行きたかったのに~! 美ヶ原、また連れて行ってください。m(_ _)m
というわけで、18~19日のこの週末は「3倍返しで遊んでやるか!」と思っていたのにどうも高い山は風が強く荒れるらしい。 どうしたものか。。。と考えて。 それでもやっぱり山を歩きたい気持ちはあったので、この機会に「酉年二座目、鶏岳」に行くことに決めました!
と、いったん鶏岳と決めたら「あ、あれも! お、それも!」といろいろ追加事項が増えまして、実際3倍返しを上回るほどの予定になりました。 モブログの正解発表になっちゃいますが、先にお伝えしますと。(←つまらない発表の仕方ですみません。w)
8:13 鶏岳登山口 - 9:55 鶏岳下山 - 10:49 毘沙門山登山口 - 12:19 毘沙門山下山 - 12:50 千とせランチ - 日光街道ニコニコ本陣で買い物 - 15:00 星野セツブンソウ撮影 - 16:10 終了
本当はこれに夜の星空撮影も加わるはずでしたが、天気予報に反して朝から曇りがちだったためにヤメにしました。 それでもこの時期の栃木県を結構満喫できたと思います!(^O^)
いずれにしても病気で行けなかった山行の埋め合わせにはなりませんが、今回美ヶ原には私の欠席以前にインフルエンザで えいこさん、yukoさんも欠席宣言でした。 こういう時には本当に健康のありがたみを感じますね~。 いつでもどこでも、動けるありがたみを感じて登りましょ~。
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さて、いつものように前置きが長くなりましたが。 上の写真は塩谷町船生地区西古屋の集落辺りから眺めた鶏岳。
新年早々酉年を祝って栃木百名山53座「鶏鳴山」に登りましたので、年内には栃百に含まれるほか3座も登りたい!、と本気で思っています。 あちこち山登りのレポを拝見していますが、九州の方のレポでやはり新年に「鶏」の着く山に登ろうと思ったら県内にはなかった、という話を読みました。 それを考えると栃木県内に4座の鶏。 もしかしたら他にも。。。これはお土地柄なにかあるのかも、とまた考え、ありがたく登らせていただきました~!w
特に今回は金鶏伝説のある鶏岳。 大きな金の鶏が飛んで行った鶏頂山に登るプロローグですよ。
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西古屋の集落から登山口への林道はなかなかスリリングです。
戻ることを考え車を反転させておきたかったのですが、そういうスペースもなかなかありません。
が、なんとかこっち向きにして駐車完了。
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登山口はこの溝のようなところ。w(左写真) 小さな木の階段が作られてあります。
看板もかわいらしいですね。(右写真) 地元の人々には「にわとりさん」と呼ばれ親しまれている山だそうです。
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あちこちのレポで良く見かけた「三合目」の標識。 でもあるのは三合目だけなの。w
しばらくゆったりと登ってゆきます。
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樹間越しに見晴らしも良いです。
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ほら! 連山も美しい~! 早く頂上から眺めたいな~!
と言うのも、実はセツブンソウ撮影を先にしようと思っていたのですが、うちから栃木県南あたりまで結構雲が多く、県北方面が晴れ渡り、山々も良く見えていたので県北での登山を先にしたのです。
が、おちおちしていると雲が張り出してきそう。。。がんばって速く登るぞーっ!
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と言うところでこの斜面。
写真では分かりにくいでしょうが、岩岩の結構な急斜面なのです。
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それまで着ていたフリースを脱ぎ両手も使ってよじ登ります。
それでも額や背中には汗がにじんでくるほど。
ようやく岩の急登を終えると頂上手前のピークにでます。
両側の景色も広がり「ふへぇぇ。」と進むと。。。
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「鶏岳」山頂に到着です!(9:00a.m.)
「大きな金の鶏は神様の使いに違いない。」と人々が作った祠がこちらでしょうか。
奥には金鶏が飛び去って再び停まった鶏頂山が樹間から見えます。
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酉年記念、二座目!
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山頂からの景色です!
日光方面は木々が開け見晴らしがよいです。
一番上の写真もそうですが、奥日光から鹿沼、宇都宮方面まで見晴らせるような開放感!
でも雲が伸びてきましたねぇ。
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そして女峰山より北側の山々。
女峰山すそ野から右の方にあるのが月山など栗山の方の山々でしょうか。
そしてその女峰山と月山のあいだの低いところから真っ白な山がのぞき見えるのですが、
方向的には台倉高山とか、そのあたりの南会津の山なのかもと言う気がします。
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残念ながら山頂からはすっきりと高原山を望むことはできません。
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ここは塩谷町なので日光方面を見ると間には鬼怒川が流れているはずです。
が、おそらく手前の尾根で川は見えません。
麓を眺めると、一番手前にある田んぼと西古谷の集落。
大きな尾根の向こう側が日光市。 右側の方が小百、中央辺りが今市、左の方が大沢の方かなぁ。
まだ田んぼがたくさんあって、森や山が海に浮かぶ島のようです。
ちょうど中央の高い山がお正月に登った鶏鳴山でしょうか。 それより手前の低い方の山かな?
左の方には城山。 右中央辺りにあるのがこの後登る毘沙門山だと思います。
毘沙門山は山頂から写真左方向に茶臼山を経て今市の市街地の方へ降りてゆく
南回りコースの尾根がそのままに見えている感じでしょうか。 そちらも行ってみたいなぁ。
朝の気温はそれほど低く感じませんでしたが、
山頂はやはり風があり、写真を撮っていると寒くなります。
雲も徐々に広がっている感じです。
下山はあの岩岩の急斜面に難儀しました。
山頂でソロの方にあったほか、下りのこの急斜面で2組の方に会いました。
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下山して登った山を振り返ります。
鶏岳、山頂直下がピョンとしてるでしょ。 急だったよ~。
そしてこの山頂に大きな金色の鶏が停まり、さらに後方の鶏頂山へ飛んで行った光景を想像してみてください。
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すぐ近くの高架の上から。 連山の眺めも素晴らしい!
では次、毘沙門山に向かいます!