2017年5月29日(月)
谷川岳肩の小屋付近からの展望
天狗の留まり場まで歩いてきました。
上方には半島の様に突き出した夏道から雪の急斜面に登りだす登山者が見えます。
私たちも行きましょう!
すこし手前から雪斜面に出ました。 軽アイゼンを付け、一歩一歩気を付けてゆきます。
急斜面の向こう、至仏山の陰から燧ケ岳も随分と顔を出してきました。
至仏山右方の三角は笠ヶ岳。 燧ケ岳左方の三角は景鶴山。
登ってきた斜面を振り返る。
奥に赤城山。 ロープウェイの山頂駅が割と近くに見えてガッカリ。w
左奥のほうの山塊が皇海山、鋸山、袈裟丸山、でしょうか。
photo by トレッキングさん
そんな景色を撮っているわたし。
斜面はさらに急になりました! が、最後のひと踏ん張り!
「ここを登れば肩の小屋だから!」と言われがんばるっ!
そして肩の小屋に到着! 鐘を鳴らして一休み。w
ここにザックはデポして、身軽になって頂上に向かいました。
素晴らしい景色です! 肩の小屋は改装して宿泊ができるようになるのだそうです。
トレッキングさんも協力している群馬県のロングトレイルの案が、実現に向かっているのだそうです。
楽しみだなぁ! こんなところに泊まってこの尾根を遥かまで歩いてみたいなぁ!
などと思っているうちにトマの耳に到着! やったぁ~っ!\(^o^)/
photo by トレッキングさん
うれしぃ~!!
何度も至仏山、燧ケ岳ですが、左のほうは平ガ岳だそうだ。
オキの耳の向こうには巻機山、遠くに薄く越後駒ケ岳、中ノ岳。
オジカ沢の頭の向こうに万太郎山、仙ノ倉山などが続くのですね。 奥のほうに苗場山とか。
望遠で撮ると武尊山の左方に奥白根がうっすら。
奥のほうのうっすらしたのが四阿山とか本白根とか?
オキの耳から一の倉沢の方。 雪の厚みがすごい。
さて、オキの耳に行きましょう。
山頂に向かう際トレッキングさんが「トマ、オキ、というのは群馬の方言だから自分たちにはすぐわかるけど、
オキは『オキんち』で奥の方、トマは『とまっくち』で手前の方という意味なんだよ。」と教えてくれました。
おぉぉ、これはまた良いことを教えていただきました!
深く切れ込んだ谷です。
あとひと登り!
オキんち、と~ちゃ~くっ!!\(^o^)/
photo by トレッキングさん
両耳達成! 双耳峰のポーズッ!! 感慨ひとしお!!
ささっ、撮りましょう!w
振り返ってトマの耳。 結構とんがってたねぇ。
ここがマチガ沢? 奥に見えるのは白毛門だよね?
どちらからも湯檜曽川にそそぐ雪の沢がすごい。
遠くに見える会津駒ケ岳。
越後駒ケ岳、中ノ岳アップ。
苗場山アップ。
と、さんざ撮影してゆっくりしたので戻ります。
肩の小屋の上の大きな道標。
yukoさんたちが行った9日前にはこの道標の足元グルリと割と厚めの雪に囲まれていたのに、この時はこの通り。
どんどん減るんですねぇ。
photo by トレッキングさん
そして肩の小屋のそばで少し遅いお昼ご飯を食べ、名残惜しく下山しました。
雪が切れると再びお花が顔を出し、
どんどん下ってゆきました。
photo by トレッキングさん
帰りはロープウェイ乗り場まで歩いて下りました。
やった~! ちゃんと帰ってこれました~!!
天気にも景色にも恵まれ、雪歩き、お花見も楽しめ、大満足な一日でした。
何よりトレッキングさんがご一緒してくれましたので、安心して歩けました! 本当にありがとうございました!
帰りは「湯テルメ・谷川」でゆっくりと温泉に浸かり、水上を満喫!
帰り道にはこの夕景。
本当に感動、感謝の一日でした!!
オキとトマの名前のこと、私も初めて聞いた~ なるほどねぇ。
それにしてもたった1週間強で、これだけ雪が消えるんだ!と驚くばかりです。 トマからオキへ行く途中の、たっぷりした厚みの雪は、まだ残りそうですね。
遠くの山並みに、白さが残っているうちに歩けて良かったね。
谷川岳周辺、いい所ですよね。
天気にも恵まれて最高に良い山行出来ました。
谷川山頂からの360°パノラマ、下を覗いても素敵な景色でしたね。
両耳達成! 思いもかけず双耳峰ポーズ良かったですよ!
お陰様で2週続けて谷川行くことが出来ました。
お世話に成りました!
改めてyukoさんの写真を見てビックリ!
この雪が山に染み込み、川となって流れてゆくわけですから、
自然てすごいなぁ~と思います。
白いお山も花も見られて、良かったです~!!
が、私は本当に心強く、安心して楽しめました~!
ありがとうございました。
また群馬県境、新潟方面、長野方面への挑戦もよろしくお願いいたします!
それから、燧ケ岳はまだ柴安嵓に至っていないので、
そちらにも登り、再び双耳峰ポーズしなくては!、です。w
残雪期の谷川岳、大展望と花も楽しめ、最高でし
たね。なかなかこのような素晴らしい眺望には
出逢えません~気持ち良くシャッターを押された
ことでしょう。
「オキの耳、トマの耳」、何の意味か解りません
でしたが、これで解りました。
今年も残雪期の谷川岳に行けませんでしたので、
レポ、楽しませていただきました。
が、実際オキの耳辺りでは薄雲が出ていたので期待通りではなかったのですが、
これは贅沢と言うものですね。
心強いトレッキングさんも一緒に来てくださり、
お花もこれほど咲いているとは思っていなかったので、
本当に楽しい一日となりました!