緑色の海＊

不忍池の木道の上から

弁天堂を眺めています

まだ、ハスの花の見頃には早いし

時間も夕方なので

お花は咲いてないと思いましたが

この、緑色の景色が見たかったのです

風が吹くと

葉っぱの上の小さな水滴が

ころんとかわいく揺れました

このお花は、朝は咲いていたのかな

見渡す限り緑の海は

さざ波が美しく

目に映る色は心の中も緑色に染めました

曇り空で湿度も高く

少し歩くと汗ばむくらいでしたが

眺めている時は

とても爽やかな気持ちでした

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Tokyo＊桜＊あの日の隅田川

川は静かに流れ

ユリカモメが飛び交い

桜が咲いて

まるで春の夢を見ているような

そんな3月30日の午後でした

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丹波霧につつまれた朝＊

秋から冬にかけて

私のふるさと丹波篠山は

深い霧に包まれます

学生の頃は登校時に

髪の毛がぬれるので嫌でしたが

今は、霧を見ると懐かしく

まるで、どこか違う世界にいるようで

わくわくしながら写真を撮りました

桜の蕾が少し膨らんで

梅の花も咲いて

2015年3月17日

8時15分に撮影しています

つい、この前のように思うのに

時がたつのは、ほんとうに早いです

この頃は、母の様子を見に

よく帰省していました

開きだした梅の花に

霧の細かい水滴がついて

その瑞々しさに心を魅かれ

バルーンスカートのような蕾がかわいくて

何度もシャッターを切りました

蜘蛛の糸と霧が出会って生まれた作品

水滴の中には田んぼの景色が映っています

また、こんな写真が撮りたいなぁ

ふるさとツアーにお付き合いいただき

ありがとうございます

桜の蕾のように

私の心も少しづつ膨らんできました

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ふるさとはいつも心の中に＊

実家から歩いてすぐの所にある竹林です

もう、ずいぶん長い間、帰っていません

この写真を見ていると

竹林のひんやりした空気とか

さらさらとゆれる葉っぱの音や

見上げた空の青さを思い出します

小さい頃、母と一緒にお弁当を持って

この竹林を抜けて山に登ったことや

夏には、カブトムシを探しに行ったことも

父は、毎年、ここでタケノコを掘って送ってくれました

そんな思い出がある懐かしい場所

今年は、帰りたいなぁ

ふるさとの、ちょうど今頃の夕景です

水彩絵の具で描いたような空がきれいでした

最近、時々、しょんぼりすることがあるので

しばらく、ふるさとシリーズをアップして

元気を取り戻したいと思います

どうか、お付き合いくださいね

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谷中のヒマラヤ杉とみかどパン店の思い出

2015年6月に

二人のブロ友さんと

谷中・上野・千駄木を歩きました

その時、撮影した谷中のシンボル、ヒマラヤ杉

この道に大きな木陰を作っているのが、その木です

少し前、荒川三歩さんの記事で

このお店が閉店したことを知りました

このヒマラヤ杉も

部分的に枝が伐採され姿が変わっていました

残念でしたが

事情がおありだったと思います

HDDに保存していた写真を見ながら

当時の様子を懐かしく思い出します

あの時、この戸を開けて中に入ると

やさしい笑顔の店主さんに迎えられ

小さい頃、よく、お菓子を買いに行ったお店のような

どこか懐かしく温かい気持ちになりました

昭和の初期から始められたお店

最初は、甘味処だったそうです

戦争で砂糖が手に入らなくなり

一旦、閉店を余儀なくされましたが

先代の娘さんが、みかどパン店として再開されました

小さな苗木だった

ヒマラヤ杉の成長とともに

お店にも長い歴史が刻まれて

この風景は

たくさんの人の心に残っているでしょう

時の流れはすべての物を変えていきますが

あのとき見た景色は

この写真とともに

ずっと心の中にあるでしょう

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