福島での仕事が終わってから、ちょっとだけ足を伸ばして花見山に行ってきた。
好天で桜満開の時期、またお昼時とあって大変賑わっていた福島駅。東口にできていた臨時の手荷物預かり所にスーツケースを預け、花見山公園行き臨時シャトルバスへ。福島駅東口で降りれば、アクセスには迷わない。
花見山公園一帯は福島市渡利地区の花木生産農家の方々の集落、特に花木農家の阿部さんご一家の山から成る風景で、福島市と、多数のボランティアスタッフの方々の努力によって維持・解放されている、福島が誇る花の名所だ。写真家の故・秋山庄太郎さんが、「福島に桃源郷あり」と感嘆したことで知られている。桜のみならず、四季折々の花々が咲き競い、私有地であるため誰かが宴会をしているようなこともなく、純粋に花を楽しめる。
駅からバスで約15分で、バス乗降場に到着。
菜の花や木瓜を眺めながら歩く。いい天気。
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しばらく歩くと、「花見山公園観光案内所」が見えて、そこからが見学コース。
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「30分コース」「45分コース」「60分コース」が設定されていて、30分コースにしよう(新幹線の時間があるので…)と花見山を登り始めるが、結構勾配がきつい。
登り口では杖を貸し出しているので、必要な方は借りてみては。そうは言ってもやはり健脚でないときつそうだが、車椅子でも通れる、途中までのコースもあり、十分に桜の風景を楽しめると思う。
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まるで、花に囲まれて歩いているよう。
あまりに素晴らしいので、「60分コース」のルートにして、山頂付近まで行くことにした。時間はあくまで目安なので大丈夫。
山頂展望場からの眺め。
吾妻連峰、福島市を一望。
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そこからはまた、結構急な下り坂。
早足で下ったので、明日、脚にきそう…!
でも、途中にある「桜のトンネル」では、まさに満開の桜の中を、ふわふわした気分で通った。
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バス乗り場に戻る途中、「物産ひろば」では、スタッフの方々が、観光客に数種類の花の枝を配って下さっていた。私は、いただいた花の名前を聞きそびれてしまったのだけど、花桃かな。そのあと、出店していた柏屋の限定「サクラミルク」を買った。
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このお花と一緒に、東京に帰ってきた。素敵な春の一日だった。