おととい本を何冊か買った。
「しぐさに隠された日本人の心」村 尚也 著
発行ドアーズ本舎 発行演劇出版社
「日本人よ、自分の国に誇りを持ちなさい」 黄 文雄 飛鳥新社
本ではないが、
月刊誌 歴史街道 8月号 PHP研究所
どれも僕の好きな「日本再考」本だが、この何日間で読んでしまおうと思っている。
「歴史街道」の特集の「マッカーサーを叱り飛ばした男 白洲 次郎」に心を動かされた。いや、魂をゆり動かされた。武士道を誇りに生きてきたはずの日本人が、敗戦後一転して卑屈な民族になってしまった戦後、当時の外相・吉田茂の懐刀として敢然とGHQに立ち向かった男、それが白洲次郎 だ。好きな言葉は「Principle」だったらしい。日本語で直訳すると「原則」である。昭和天皇からマッカーサーに贈られるクリスマス・プレゼントを渡しに行った時の話が有名だ。その時のきわめて事務的なマッカーサーの態度にイギリス仕込の流暢な英語で激怒して、相手をうろたえさせたとされている。その瞬間に、従順ならざる唯一の日本人とGHQの容人に思わせたという伝説が生まれた。60年前にこんな格好いい日本人がいたのかと驚かされてしまう。上辺だけの格好良さではなく、信念を持つ男のみが持つ「本当の格好良さ」にしびれてしまう。
人間としての原則を守ろうとする、そんな白洲次郎のように生きたい。
「しぐさに隠された日本人の心」村 尚也 著
発行ドアーズ本舎 発行演劇出版社
「日本人よ、自分の国に誇りを持ちなさい」 黄 文雄 飛鳥新社
本ではないが、
月刊誌 歴史街道 8月号 PHP研究所
どれも僕の好きな「日本再考」本だが、この何日間で読んでしまおうと思っている。
「歴史街道」の特集の「マッカーサーを叱り飛ばした男 白洲 次郎」に心を動かされた。いや、魂をゆり動かされた。武士道を誇りに生きてきたはずの日本人が、敗戦後一転して卑屈な民族になってしまった戦後、当時の外相・吉田茂の懐刀として敢然とGHQに立ち向かった男、それが白洲次郎 だ。好きな言葉は「Principle」だったらしい。日本語で直訳すると「原則」である。昭和天皇からマッカーサーに贈られるクリスマス・プレゼントを渡しに行った時の話が有名だ。その時のきわめて事務的なマッカーサーの態度にイギリス仕込の流暢な英語で激怒して、相手をうろたえさせたとされている。その瞬間に、従順ならざる唯一の日本人とGHQの容人に思わせたという伝説が生まれた。60年前にこんな格好いい日本人がいたのかと驚かされてしまう。上辺だけの格好良さではなく、信念を持つ男のみが持つ「本当の格好良さ」にしびれてしまう。
人間としての原則を守ろうとする、そんな白洲次郎のように生きたい。