第14番霊仙時は、本尊に千手観音をお祀りし、六郷満山末山本寺として最盛期には十二の坊を有していました。
境内に奉安されている石造は高さ4メートルを超す九州一大きな地蔵尊をはじめ、
仁王像・毘沙門天・蔵王権現・扁平五輪塔・国東塔など数多くの文化財を有しています。
山門としても威厳を放つ鐘楼門はもともと六所権現にあったものを廃仏毀釈の際に解体せずに、
村人の信仰により現在の位置に移築した貴重な建築物です。
第15番實相院は、霊仙寺と六所神社の間に位置し、かつては霊仙寺の守護神を祀り、六所神社の境内にあったが、
明治時代の“神仏分離”で分けられ独立した寺となっています。
夷山 霊仙寺。
夷山 實相院。
霊仙寺。
霊仙寺の地蔵尊。
實相院。