春めいて

ようやくマイナスからプラスの気温になり遅い春がやってきました。まだ吹く風は肌寒いけど春を求めて岬に。まだ雪が残る中に







ミズバショウの芽や苔が顔を出し始めています。








動物たちも元気な姿を見せてくれています。













いつも見かけるキツネですがこの日は、2匹で仲良くする姿が。今までこのような姿に出合うことがなかったので、お邪魔だけど











さらに今日は久しぶりにラッコに出会うこともできました。

新しい撮影ポイント

根室の街には高層の建物がほとんどありません。昨年根室市役所が立て替えられ4階建ての高層建物が出現。近くでは遮るものがなく見晴最高です。最上階は展望室になり、一般にも開放され食堂もあるので最近天気のいい日には買い物ついでに立ち寄ることも。この日は知床や国後の山々が望めました。











いい天気が一転爆弾低気圧到来



天気が回復した本日、嵐の去った後の置き土産、流氷が姿を現しました。











流氷が近くに見えるとこを探しながら帰ることに。温根沼漁港で見ることに













浜に打ち上げられた流氷も





爆弾低気圧の到来は大変な目にあいましたが、流氷に出合え帳尻があったような気になりました。根室にお越しの時には市役所にも立ち寄ってみてください。

違う場所から

岬で何年もの間、写真を撮っていると気に入った場所からの撮影が多くなってしまいますが、今回は違う場所から夕陽の写真を撮ってみることに。少し中に入ってみることに。幸いに今の時期、地面が氷りついているため足元を気にすることなく歩けるので奥へ













ここは鹿たちの餌場でいつも集団でいるのが見られるとこです。お邪魔にならないようにもう少し奥の方へ







この場所は鹿の寝床か休憩場所なのだろう。今まで嗅いだことのない獣臭が立ち込めています。
少しの間、他人の家へ入らせてもらいます。















以前、夕日は雲があった方が好きだといいましたが、このように雲のない夕日の光景もいいですね。
岬で見る光景はすべていいものだと改めて思います。

邪魔者

寒い冬だからと言って岬で生息する生き物たちは、自分と違って、いつもと変わらず力強く生きています。
いつもの崖の岩場ではオジロやオオワシが獲物を狙っている姿が









でも余計な侵入者のため、一時その場所を離れなくてはならない状況に追い込んでしまいました。
申し訳ないと思いつつ、飛んでゆく姿にカメラを向けます。





















また暫くしたら、お邪魔だと思いますが寄らせてくださいと、離れることに。また邪魔者ような視線を向けるキタキツネの姿も





鹿たちもここでは訪れる人が邪魔者のようです。







また訪れる邪魔者を許してください。

曇り空の夕焼け

雲のない綺麗な夕焼けも素敵だが、曇り空の夕日が好きかもしれないと最近つくづく思うようになりました。ひねくれた性格からくるかもしれない。雲があると変化に富んでダイナミックな夕焼けに出合うことも。また焼けなくダメなことも多い。でも最後まで答えが見つからない不安と予期せぬ出会いに一喜一憂するのも面白いです。

























林を抜けると











いつも見慣れた風景ですけど夕暮れの景色は高揚感、寂しさ、不安、空腹感なぜかいろんな感情が出てきます。また曇り空の夕焼けを求めて岬をうろつくことでしょう。