春と冬の間にて

前回、明日の天気予報では雪になるかもと書きましたが、予報は当たり久しぶりの雪景色に。





でもこの雪も昼過ぎには解けて姿を消しました。一日の中でも春と冬の間を行き来する模様を楽しむことができました。雪解けの春を見つけに岬に　　もともとは湿原ですが岬がこのように水であふれている光景を目にすることは初めてです。







あふれた水は沢を下り海に流れ落ちます。その流れ落ちる水が、いつもはか細く静かに滝となって海に落ちていましたが、今回は音とともに豪快な姿を見せてくれています。











足元を見ると木道の隙間からアカエゾマツの赤ちゃんが顔を出しています。



木の枝にも芽が



あと一か月すると上品な姿を見せてくれる水芭蕉ももう少し苔の布団の中でお休み中です。

春めき始めた定位置から

ようやく雪もほとんど姿を消し、春めいてきた落石です。花が咲き始めるにはもう少し先になりますが、今いたるところでフキノトウが顔を出し始めています。春一番の新緑になりますか？夏の伸び切った姿からは想像もできないくらいかわいい子供たちです。













かわいい子供たちですが、フキ味噌にするために摘まさせてもらいます。あと一か月待つと行者ニンニクや蕨などの山菜のシーズンがやってきます。楽しみに待つことに。暖かくなるとともに今まで姿を現さなっかった霧が顔を出し始めました。６月から８月にかけての濃霧と違って、まだ挨拶程度です。





日の出の時間も早くなり、目は覚めていますが布団から向けだすことが億劫になり見る機会が減ってしまいました。











小鳥たちも顔を出し始めてくれています。







春めいてきましたが、ここから一気に春には届かないのが北の地。明日の天気予報では雪が降るかもしれないと出ています。しばらくは春と冬の間を行き来するのを楽しみたいと思います。

三者そろい踏み

長い冬も三月に入り春の兆しが見えてきた根室。こちらでも今でしか見られない光景を目にすることができました。湖に張り出した氷が気温の上昇とともに、解け始め湖面が顔を出しています。そこに南から帰ってきた白鳥が羽根を休めています。







またその周りではオオワシやオジロワシも集まってきています。白鳥を狙っているわけではなく、湖での漁が始まるのを待っているものと思われます。





オオワシの姿が見られるのもう少し、暖かくなると北の方へと渡っていきます。白鳥、オジロ、オオワシがこのように一緒に見られるのもこの限られた時期だけなのです．