第2幕の始まり

ミズバショウ、サカイツツジ、ユキワリコザクラなどの岬を彩った花が終わり、少し寂しい感じの岬でしたが新たな花たちが咲き始めまた賑やかな岬に
なり始めました。第２幕の主役といえば華やかな姿と群生する姿でヒオウギアヤメではないだろうか？





じゅんしゅやくといえるのは白い穂先が風に揺れる姿が爽やかなワタスゲを上げたいです。







脇を固めるのは小さく草に埋もれそうでたくましく可憐な花たち
地を這うように逞しくもピンクのかわいいコケモモ



白色と黒のコントラスが目を引くエゾゴゼンタチバナ





石川県の山名がつくゴゼンタチバナ



真っ白な色と凛とした姿のエゾイチゲ



エゾイチゲの咲はじめか？



ラン科で賑やかなハクサンチドリ





上品な感じのするチシマフウロウ



可憐な色と姿のヒカゲスミレ



あまり花とはきずかないけどよく見るとよく見るとかわいい小さな花が集まってるエゾボウフウ？



今回はこれくらいで、まだまだ咲き始めた花たちもこれから登場させていきます。

シーズン到来

6月の声を聴くと今年も本格的な霧のシーズンを迎える季節となりました。訪れる人や我々にとって厄介な存在でもありますが、時折見せる光景は
幻想的でもあり、なくてはならない存在かもしれません。
















霧の中でも漁師さんは普通に漁に出ています。









しかも霧の中では少し警戒感が薄いようです。



秋まではこの霧とうまく付き合っていきます。

穏やかな

今、岬では短い夏の訪れを前に穏やかな表情を見せてくれています。特に訪れる人もいなくなった午後のひと時
木道の向こうからこちらにに向かってくるキツネ



近くで見ると魚をくわえています。この時期子ぎつねの子育て中の季節でもあり、巣穴に獲物を運んでいるのか





鹿たちも群れで盛んに伸びてきたばかりの草をおいしそうに食べる姿があちこちで見受けられます。





今年に入ってからまだラッコの姿を見ることがありません。寂しいけれどアザラシは相変わらずのんびりと頭だけを出しています。
また帰ってくるのを待つことに



近くでは海鳥たちも





そろそろ日が暮れようとしています。




















　

今聞こえてくるもの

岬の中にいると聞こえてくるのは波の音、風の音、鳥たちのさえずる音。他は聞こえてこない。残念ながらこのブログでは聞くことができませんが、
写真を見ながら想像してみてください。

波の高い日は、迫力のある地鳴りのような音がします。









今の時期草原を歩いていると、頭上にけたたましい音が聞こえてきます。その正体はオオジシギの鳴き声と急降下するときの羽音です。
素早い行動でなかなかとらえることが難しい鳥ですがもうすぐ渡りを始めるのでこの騒々しい鳴き声がきけなくなると少し寂しくなります。



木の頂きではカッコウがきれいな鳴き声を響かせています。



あちこちでかわいい鳴き声を聞かせてくれるのはノビタキ



波が穏やかな時遠くから列車の音も聞こえてきます。

いつも通る道

街に出るときいつも通る道、もう数えきれないぐらい通いなれた道。自分にとってはありふれた景色。でも飽きることはあまりない。
森があり、海があり・・・・









鉄路があり



新緑にあふれる木々












馬がいる風景






タンポポに覆われる牧草地



今日も明日もこの道を通って街に出ます。