『ヒミズ』(2011)
園子温監督、染谷将太さん(住田祐一)、二階堂ふみさん(茶沢景子)、渡辺哲さん(夜野正造)出演。


【STORY】
“ある事件”によって運命を狂わされた15歳の男女の姿を描く。
「行け!稲中卓球部」の漫画家・古谷実が、ギャグ路線を封印して描いた同名問題作を、『恋の罪』の鬼才・園子温監督が実写映画化。主演の染谷将太と二階堂ふみは、ヴェネチア国際映画祭で最優秀新人俳優賞に当たるマルチェロ・マストロヤンニ賞をW受賞。
【感想レビュー】
冒頭から持っていかれました…‼
被災地の荒廃した様子…。
彷徨い歩く登場人物。
モーツァルトのレクイエム。
『住田くん語録を集めてきた』
二階堂ふみさん演じる茶沢さんのこの台詞に、胸が高鳴り!
稲中卓球部が好きで、ずいぶん昔に買って本棚にあります、、。
なので、この中学生の世界観に…グッときます。
教師が空論を言っている感じもシュールで良かった。
『ボート屋なめんな!普通サイコーッ!!』
中学生の住田くんは、何でも分かって悟りの境地にいる、気でいる。
そんな彼に、ピッタリの詩を見つけた、と“ヴィヨンの詩集”を朗読する茶沢さん。
大人になる事に、そして未来の自分に絶望している。
絶望、を通り越して空虚感さえ漂う。
空っぽの心で、どうして未来を前向きに捉える事など出来よう…。
空虚とそして蓋をしていた絶望のエネルギーが爆発する。
迷いながら、時には絶望して後ろ向きになりながら、でも受け止めて前を向いていく姿にエネルギーをもらいました。
染谷将太さんと二階堂ふみさんの瑞々しいこと…
そして、園子温監督作品の常連の俳優陣がまた素晴らしくかったです…
園子温監督、染谷将太さん(住田祐一)、二階堂ふみさん(茶沢景子)、渡辺哲さん(夜野正造)出演。
【STORY】
“ある事件”によって運命を狂わされた15歳の男女の姿を描く。
「行け!稲中卓球部」の漫画家・古谷実が、ギャグ路線を封印して描いた同名問題作を、『恋の罪』の鬼才・園子温監督が実写映画化。主演の染谷将太と二階堂ふみは、ヴェネチア国際映画祭で最優秀新人俳優賞に当たるマルチェロ・マストロヤンニ賞をW受賞。
【感想レビュー】
冒頭から持っていかれました…‼
被災地の荒廃した様子…。
彷徨い歩く登場人物。
モーツァルトのレクイエム。
『住田くん語録を集めてきた』
二階堂ふみさん演じる茶沢さんのこの台詞に、胸が高鳴り!

稲中卓球部が好きで、ずいぶん昔に買って本棚にあります、、。
なので、この中学生の世界観に…グッときます。
教師が空論を言っている感じもシュールで良かった。
『ボート屋なめんな!普通サイコーッ!!』
中学生の住田くんは、何でも分かって悟りの境地にいる、気でいる。
そんな彼に、ピッタリの詩を見つけた、と“ヴィヨンの詩集”を朗読する茶沢さん。
大人になる事に、そして未来の自分に絶望している。
絶望、を通り越して空虚感さえ漂う。
空っぽの心で、どうして未来を前向きに捉える事など出来よう…。
空虚とそして蓋をしていた絶望のエネルギーが爆発する。
迷いながら、時には絶望して後ろ向きになりながら、でも受け止めて前を向いていく姿にエネルギーをもらいました。
染谷将太さんと二階堂ふみさんの瑞々しいこと…

そして、園子温監督作品の常連の俳優陣がまた素晴らしくかったです…
