☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『ブエノスアイレス』(1997)

2013年10月29日 | 西洋/中東/アジア/他(1990年以降)
『ブエノスアイレス』(1997)

ウォン・カーウァイ監督、レスリー・チャンさん、トニー・レオンさん、チャン・チェンさん出演。


【STORY】
同性愛がテーマ。90年代を代表する映画作家、「欲望の翼」「天使の涙」のウォン・カーウァイが、南米はブエノスアイレスを舞台に、さすらうゲイの男二人の人生模様を鮮烈に綴った一編。

【感想レビュー】
タンゴのBGMに彩られて、色を抑えた映像が素敵でした

正直、ストーリーや登場人物達には共感は出来なかったのですが、それはきっと同性愛がテーマだから、とかでは無く…ガッツリな恋愛ものにときめかなかったんじゃ……と自分にショックを受けております(枯れたのか…、それとも撃ち合いとかアクションにはあんなにテンションが上がったので…心が少年なのか)。

1997年に、同性愛をテーマにした作品を発表することは、センセーショナルだったと思います。
そしてやっぱり、2人にしか分からない、何か磁石のようなものを感じました。
N極とS極だったら惹き寄せ合うけども、ひとたび同じ極になれば、近くまで来てプイと逸れてしまうような痛み。

『2/デュオ』みたいですね、

あ!トニーさんの推定白ブリーフがあったんだった!
色を抑えた画像だったけど、推定白ブリーフでした

これもまた、映画を愛するお方のお心遣いで拝見する事が出来ました!
ありがとうございました

『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』(1992)

2013年10月29日 | 西洋/中東/アジア/他(1990年以降)
『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』(1992)

ジョン・ウー監督、チョウ・ユンファさん、トニー・レオンさん、テレサ・モーさん、フィリップ・チャンさん、ボウイ・ラムさん、アンソニー・ウォンさん、國村隼さん、ジョン・ウーさん出演。

【STORY】
巨人密輸組織を相手に闘う警官と裏刑事の姿を描くアクション。

【感想レビュー】
面白かったですっ

怒涛のアクションが…!!!!
しかも冒頭の殺し屋役に國村さん出てました~
異彩を放っていらっしゃいました

國村さん、お目目が独特のくりくりなのに、顎が尖っていて、やっぱり独特ですね

そして!
チョウ・ユンファさん、やっぱり劇団ひとりさんと似てます

劇団ひとりさんがマネしたくなるのも分かります…。そもそも私は、そのモノマネの方を先に観ていたのですが、香港スターのマネという事しか分かっていなかったので、なるほど!と思いました…。

若き日のトニーさんも

人が簡単に死んでしまうし、血もピューですけど…。
ちゃんと、人と人の心がずっと通っていたので、そこがとっても良かったです。

個人的には、アンソニー・ウォンさん役側の殺し屋が、越えてはいけない一線があると言う台詞のくだりから、最期に至るまでのシーンにシビレました。
誇り高き殺し屋、なんですね。

インファナル・アフェアの前進といった趣きがありました

これも、映画を愛している方のお心遣いのおかげで拝見する事が出来ました!ありがとうございました