立春も過ぎて今更「今年のナントカ!」なんて決意も遅いんですが、記事にすることで明確に、嫌なことから逃げないために。
今年中に遺品整理と相続をやってしまおうと思います。
相続と言っても預貯金等はありません。母が金銭管理を出来なくなったときに手続きをしましたし、老人ホームの支払いでほぼ底を付きました。
「お母さんがあと5年生きたらどうするの?」と聞かれ「私が死んじゃう」と笑っていたけどホントに破産だったかもね。
父はお人好しで、泣き付かれて人にお金を貸すことがあったようですが、借用書があるわけでもなく踏み倒されました(私が知るだけで二人)。
貸した相手は父の葬儀にも来なかった。そんなもんですよ、人なんて。
既に故人、回収も出来ません。
故に、絶対に他人にお金は貸してはいけない!と決めています。
話が逸れました…
相続は家の名義を変更するだけなのですが、それが気が重い。
たいした家ではありません、築五十年を越えるボロ屋、土地も猫の額の庭。
母は事務的な手続きとかが苦手で書類とか殆ど目を通すことなくそのままでした。見直さずに数十年の保険とか…おかげで保険金も下りないとかね。
正直、私も手続きとか嫌なんですよ。お役所の態度デカいオッサンとか、無愛想な口の聞き方を知らないネーチャンとか、「てめーら接客マナーとか研修受けてねーのか!」と怒鳴りたくなる。実際に市役所の窓口の若僧に怒鳴りつけたこともある。
いやもうオトナですからそんなことをしませんよ、穏便にね

とにかくね、あちこちの役所で書類揃えたり、貴重な休日をそんなことで潰すのがもったいないんです。
コレ、マジで逃げてはいけない今年の課題。
ヤル…ぞ…

そして遺品整理。
母は洋服が好きで、洋裁和裁の道具や布地も合わせ大量の衣類がありました。一階の二部屋はほぼ衣類でした。
昔の人は物を捨てない。
大切にする、でなく捨てないのです。
捨て方の分からない物は見えないように奥に突っ込む。
台所のリフォームのときにシンクの下から出てきた謎の液体

父の作ったなんだか分からない薬酒の数々…真っ赤に錆びた包丁の束…
快気祝いとか熨斗の掛かったままの引き出物が天袋いっぱい…
キリがありません。
何度、ゴミ処理場に通ったことか…
だいぶ片付けたのですが、最後の大物が残っています。
和服と和箪笥、母の鏡台と和裁道具等。
雛人形やらガラスケースに入った日本人形。
こちらは匙を投げ、業者さんに依頼しました。
大物が無くなれば後は自分で出来そうです。
今年中にスッキリ、身軽に暮らしていく為の準備をしていこうと思います。
私が死んだときはどうなる?
私の身体だけでなく私に関わる全てがゴミになるのだとおもいます。