前夜よりは眠れたしトイレに行く回数も減った。しかし下血は続いている。
５時、のろのろと起きて支度をする。
仕事に行かなくちゃ…。
着替えるが動きは緩慢、続かない。
食欲はないがバナナ一本だけ食べた。
食べるとまた下血が10分おきになった。
これでは無理だ…恐る恐る社長に電話をかける。
予想外に優しい声だった「無理でしょ。本当に食あたり？下血ってさ大腸の専門医に行ったほうがいいんじゃない？」と言われる。
とりあえず休みが取れたのでそのまま横になる。
２時間ほど休んでから病院を調べる。
自宅から20分くらい、少し遠いが口コミが良かった病院へ行くことにする。
今や病院もネットの口コミで選ぶ時代だ。
電話すると丁寧に対応してくださる。
直ぐに診察可能、着いたら中には入らず車いす用の駐車場に止めて車内から電話してくださいとのこと。
あきらかにコロナ対応だ
この頃はトイレに行く回数も減り腹痛も殆ど無くなっていた。
受診の時間くらいなら耐えられるだろう、前日と変わらず着替えやら準備をシッカリとして出掛ける。
まだ新しい綺麗な建物だ。
小学校の真裏、デイサービスの送迎でよく通った所だ。こんな場所にあったとは、全く気が付かなかった。
指示されたとおりに車内から電話をする。
看護師さんらしき人が出てきて症状を聴き取り、保険証をビニール袋に入れて持っていった。
再び、同じ人が出てきて案内される。
玄関を入ると下駄箱の横にドアがあり、その部屋で待つよう指示される。
部屋に入ると防護服を着た看護師さんが来て対応してくれる。
姿は物々しいが親切であった。
ドクターは40代前半くらいか、ちょっと早口。
問診と触診、エコー検査を行う。
エコー検査な別室に移動したが「大丈夫でしょ」と看護師さんに言うドクターの大丈夫は「（コロナは）大丈夫でしょ」との意味らしい。
待合室を通り検査室を往復、再び別室に戻ってドクターを待つ。
数分でドクターがやってきて病状説明。
腸の図がプリントされている用紙に書き込みながら検査の目的や結果など分かりやすく丁寧に説明してくれた。
やっぱり早口😅
『虚血性大腸炎』の診断、痛みも治まっているので深刻では無さそうだ。
前日に胃腸科で処方された薬の整腸剤のみ続けるように、抗生剤は常在菌を殺してしまうので止めたほうが良い。
暫く消化の良いものを食べるように、出血が治まったら近いうちに内視鏡検査したほうがいいね〜お年頃だから☺️
ってやっぱりここでも「お年頃」なのか…😞
診察が終わると再び車内で待つよう指示され、待っていると看護師さんがビニール袋に入れた保険証と領収書を持って来てくれてお会計。
理由が判るとホッとした。
とても良いドクターと看護師さんだった。
連休過ぎたら検査の予約を入れよう。
帰宅して水分補給とレトルトのお粥を食べた。
元気が出てきた。
たった半日でこんなに違うものか？？？
姉が心配して見舞いに来てくれた。
手土産はオーエスワン。
夕食もお粥とバナナ。
まあ水だけでも何日かは生きられるのだ、貯蓄した脂肪はたっぷりある。
夜、体重計に乗ると２キロ減っていた。
「食わなきゃ痩せる!」を実証。
本当に具合が悪いと食べたくない、ってか食べるのが苦痛だ。
翌朝はだいぶ良くなったので出勤。
いざというときは休憩取りながらでもなんとかなるか…。
仕事に行くと気が張るのか動くことが出来た。
お弁当にレトルトのお粥とバナナ、ビタミンゼリー。
このお弁当を数日続けた。
下血はこの日で治まり、痛みは全く無くなった。
仕事に行き身体を動かしたほうが調子が良い。
なるべく睡眠を取れるようにと努力する。
こんな事件がゴールデンウイーク始まる前。
連休なんて関係ないから普通にお仕事。
世間が連休と浮かれている間、考えるのは消化の良い食べ物とか何が食べられそうかとか…。
気候が良くなり楽しいはずの５月がぜんぜん楽しくない始まりでした。
痩せたというのりはげっそり痩けた、シワシワのお婆ちゃんみたいな首周り
体調も良くなってきたので、中盤からは巻き返したいです。
以下、療養中の病気メシ。
レトルトのお粥から一歩進んで…
トマトジュースと野菜ブイヨンでお粥。
湯奴。
クタクタに煮込んだ素麺に刻んだ小松菜と溶き卵のかけ汁。
湯奴に大根おろし。
だいぶ食べれるようになったので林檎とキウイフルーツとバナナを入れたヨーグルトでビタミンＣ補給。
南瓜とシラスのお粥。
お麩と刻んだ豆苗と卵のスープ。
他、タンパク質は豆乳で補給。
鱈とか白身のお魚、鶏のササミなどで徐々に栄養つけてます。
まだ肉とか揚げ物を食べる勇気はありません💦
油は湯奴にアマニ油かけて補給してます。
やっぱりハンバーグとか焼き肉はとうぶん食べたくないなぁ、トラウマになりそう
