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「日本経済は植民地化される」TPPに隠されたアメリカの卑劣な手口~そして、日本の富は略奪される~ ダイヤモンドオンライン 2014.2.3 菊池英博:日本金融財政研究所所長

2022-04-07 06:10:20 | 日記

 


「日本経済は植民地化される」TPPに隠されたアメリカの卑劣な手口~そして、日本の富は略奪される~

ダイヤモンドオンライン 2014.2.3  菊池英博:日本金融財政研究所所長

https://diamond.jp/articles/-/47943


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妥結が難航しているTPP交渉。

TPPによって自由貿易が拡大し、日本経済の成長につながると考えている人も多いが、その実態は自由貿易協定の名を借りたアメリカによる経済支配の罠であった。

『そして、日本の富は略奪される』を上梓した菊池英博氏に、TPPに仕組まれたアメリカの真の狙いを聞いた。

 

・悪魔のTPP アメリカの真の狙いは何か


TPP(環太平洋戦略的経済連携協定:Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement, 単に Trans-Pacific Partnership)は、2005年6月3日にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4ヵ国が調印し、2006年5月28日に発効した地域的な貿易協定であった。

ところが、このときにはなんら関心を示さなかったアメリカが、2008年にオーストラリア、マレーシア、ベトナム、ペルーを誘って原加盟国との拡大交渉会議に加わり、このTPPを乗っ取って、新たな内容のTPPに衣替えした。

9ヵ国による拡大交渉は、2011年11月12日に大枠の合意に至り、その後は加盟希望国間の協議に入っている。

このTPPは、冷戦終了後のアメリカの一極主義的な通商戦略を前提にしているだけでなく、他国の制度や経済構造、法体系までも、アメリカの企業に都合のいいように変える契約であり、「異常な契約」(ニュージーランドの国際経済法学者、ジョーン・ケルシー)「アメリカの利益集団による管理貿易協定」(コロンビア大学教授、ジョセフ・スティグリッツ)と言われている。

アメリカは21世紀に入ってから、イラク戦争に外交と軍事の目標を置き、太平洋諸国に対しては注力が足りなかった。

その上、イラク戦争の出費と新自由主義・市場原理主義の理念に徹する政府の政策の結果、経済力が衰え、膨大な財政赤字と累積債務で国力が減退していった。

イラク戦争が一段落したときに、アメリカは中国の躍進と東アジアの成長ぶりを見て、いかにして東アジアに参入していくかを考えた。

さらに、2009年8月からの民主党政権が15年も継続してきた「年次改革要望書」を廃止することになったため、別の方法でいかにして日本を締めつけて富を収奪するかを考え、まさに日本を狙い打ちした国際条約をつくろうとしたのである。

オバマ大統領は、輸出の増加によって雇用機会を増やすと公約しており、そのために日本に対して関税撤廃と規制緩和、さらに多くの非関税障壁の撤廃を要求し、TPPという国際条約によって、日本国内では日本の法律よりもアメリカの法律を優先させる条項を締結させようとしている。

アメリカは世界最大の債務国であり、経済的にもはや破綻状態にあることを考えると、日本の国富を根こそぎ収奪する手段がTPPであると言えよう。
まさに、「悪魔の罠」である。

 

・日米で受け止め方が異なるTPPの実態


安倍首相は2013年3月15日、TPP交渉参加を決定した。

そのときの演説の主要な点は、「いまがラストチャンスだ。この機会を逃せば日本が世界のルールづくりから取り残される」「TPPがアジア太平洋の世紀の幕開けになった。後世の歴史家はそう評価するに違いありません」「いったん交渉に参加すれば、必ず重要なプレーヤーとして新たなルールづくりをリードできると確信している」「国民皆保険を守るなど、6つの判断基準を掲げている。交渉中にしっかり守っていく」「すべての関税を撤廃したあとでも、わが国経済全体としてはプラス効果が見込まれる」である。

安倍首相がこの宣言をした背景には、2013年2月22日にオバマ大統領と会談した結果、「両国はすべての関税撤廃が前提にならない」とする共同声明を発表したことがある。

これを受けて安倍首相は、「聖域なき関税撤廃は、前提でないことが明確になった」と明言し、自民党内の決議や非関税障壁の問題を一切議論せずに、TPP交渉参加を表明したのだ。

とくにこのとき、安倍首相は「米や牛肉や豚肉などの重要5品目の聖域は認められる。認められなければ撤退すればよい」と言い、国民を説得する材料に使ったのである。

ところが、その後、わかってきたことは、アメリカの国会議員やUSTR(米国通商代表部)などの見解が、安倍首相の発言とかなりニュアンスが異なることだ。

山田正彦元農水相ら超党派的なTPP慎重派の訪米結果では、次のように伝えている(アメリカ側の面談者はUSTRのカトラー代表補、自動車工業会会長、主要業界の代表など)。

「日本と交渉するTPPの内容は、米韓FTAがベースであり、それ以上のものをTPPで日本に求める」「コメは聖域にはなっていない。米韓FTAではコメの韓国側の関税は2014年から段階的に廃止する」「日本はTPPに入りたいと言っているのではないか。だから譲歩するのは当たり前ではないのか」

アメリカの政府関係者は、「米韓FTAがモデルである」「TPPで議論していることはすべて米韓FTAに含まれている」「TPPは米韓FTAの貿易自由化のレベルをもっと強めるもの」と公言しているのである。

 

・アメリカに仕組まれた4つの不平等条項


「TPPは米韓FTAがモデル」とアメリカの政府関係者は言うが、米韓FTAとはどのようなものであろうか。以下、その特徴を4点にまとめてみよう。

 

(1)ISD(Investor State Dispute)条項


日本語では「投資家対国家紛争解決条項」と訳されている。

韓国では「POISON(毒素)条項」と呼ばれ、米韓FTAの最大の問題点と言われている。

この内容は「アメリカの投資家(企業、個人)が進出先の韓国で不当な扱いを受け、当初期待した利益が上がらなかったと判断すれば、韓国政府を訴えて、当初見込まれた利益を賠償させることができる」という条項である。

この条項は、1994年にアメリカ、カナダ、メキシコ三国間で締結されたNAFTA(北米自由貿易協定)で46件も発動されており、このうちアメリカ政府が訴えられたのはわずか15件で、敗訴はゼロ。

逆にアメリカ企業がカナダとメキシコの両政府を訴えたケースは36件もあり、アメリカ企業が賠償金を得たのは6件、請求棄却はわずか6件に過ぎず、アメリカ企業が敗訴することはありえない。

また、企業間で和解するようなことがあっても、アメリカ企業が事実上、勝訴する内容が多いと言われている。

とくにNAFTAで有名なケースがある。

アメリカの廃棄物処理会社が、カナダで処理した廃棄物を、アメリカ国内に輸送してリサイクルする計画を立てたところ、カナダ政府が、環境保全の観点からカナダの法規に従って、アメリカへの廃棄物輸出を一定期間禁止した。

これに対してアメリカの廃棄物処理業者は、ISD条項を盾にとって、カナダ政府を提訴し、その結果、カナダ政府が823万ドルの賠償金を支払うことになったというケースである。

このISD条項は、提訴する側から見ると、極めて利用しやすくなっていて、日本がTPPに参加すれば、保護主義的政策、社会福祉的政策(例えば、国民皆保険、年金などの政府系機関、公共団体が行う福祉事業など)が多い日本の法規が、アメリカの投資に損害を与えていると言って、日本政府が頻繁に提訴されるであろう。

このときに訴訟を裁く裁判所は、世界銀行の傘下にある国際投資紛争解決センターである。

1946年に設立された世界銀行の総裁は、当初から今日までアメリカ人であり、その人物が任命する裁判員が、ISD条項違反の可否を決定するのであるから、日本側に公平な判決が下ることは到底期待できない。

とくに、このISD条項を頻繁に使って、アメリカは日本の法体系と社会基盤を崩壊させるであろう。

 

(2)ラチェット(Ratchet)条項(元へは戻れない)


この条項は、「いったん決めた約束は、あとでどのようなことが発生しても、その条件は変更できない」という内容である。

ラチェット(Ratchet)とは、歯止め措置の意味であり、一度決めた条約は変更できないということだ。

この適用業界は極めて広く、銀行、保険、法務、特許、会計、電力、ガス、宅配、電気通信、建設サービス、流通、高等教育、医療機器、航空輸送など、多方面にわたっており、これらの分野でいったんTPPで決められたら、二度と変えられないという「恐るべき悪魔」の脅迫である。

とくにこの条項が組みこまれている分野は、アメリカが狙っている金融、医療、社会的インフラを中心に、日本の経済社会基盤の全般に関係する分野であり、アメリカはTPPで決めたことが永久に変えられないようにしているのだ。

アメリカは米韓FTAでこの条項を使って、韓国を締めつけている。

日本がこの罠に落ち込まないよう、断固としてこの条項を拒絶すべきである。

 

(3)スナップバック(Snapback)条項(アメリカだけは手の平を返せる)


スナップバックというのは、「手の平を返す」という意味である。

ラチェット条項によって、韓国は米韓FTAの条項を変更できないのに、この条項によってアメリカだけが一方的に条項や関税を変えられるという内容である。

米韓FTAで見ると、韓国の自動車業界では両国で関税を撤廃しても、「韓国車の対米輸出でアメリカ製自動車の販売・流通に重大な影響が生じた」とアメリカの企業が判断した場合には、韓国製自動車の輸入関税撤廃を元に戻して、関税をかけることができるという内容である。

つまり、アメリカは韓国と自動車に関して関税撤廃を決めておきながら、アメリカの都合でそれを変更できる(手の平を返す)のだ。

しかし、韓国はできない。アメリカだけの一方的な権利が米韓FTAに入っているのだ。

米韓FTAはまさに不平等条約である。

日米TPPにも当然入ってくるものとみられる。

 

(4)許可・特許連携制度


あらゆるものに知的所有権が発生する。

商標だけでなく、音や匂いも商標登録できる。

著作権は現在の50年から70年に延長され、著作権料の支払い期間が20年も増える。

医薬品や農薬については、ジェネリック医薬品や農薬を製造したり販売したりする場合、特許を取っている会社の同意なしでは、医薬品で5年間、農薬では10年間販売できない。

これは「許可・特許連携制度」と言われるもので、その薬品を最初に開発した企業に対する許可手続きを極めて煩雑にして、特許権者の利益を長く保護するのが目的である。

日本に適用されれば、海外への特許支払代金が増加し、経費負担が増える。

さらに、一般に普及しているジェネリック薬品も高くなり、所得の低い病人の負担が増える。

このように米韓FTAをベースにしたTPPでは、日本に「関税の撤廃」「資本取引の完全自由化」「規制の緩和・撤廃」を要求するだけでなく、アメリカの進出企業が絶対に有利になるよう仕組まれた「ISD条項」、一度決めたらアメリカに不利になる改訂はできない「ラチェット条項」など、多くの不平等条項が盛り込まれているのである。


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「日本経済は植民地化される」TPPに隠されたアメリカの卑劣な手口~そして、日本の富は略奪される~
ダイヤモンドオンライン 2014.2.3 菊池英博:日本金融財政研究所所長
https://diamond.jp/articles/-/47943

 


■【中曽根康弘の対米従属】中曽根康弘―その裏面史 ヤフーニュース(2019/11)田中良紹(元TBSジャーナリスト)

2022-04-07 06:10:03 | 日記

 

■【中曽根康弘の対米従属】中曽根康弘―その裏面史

ヤフーニュース(2019/11)田中良紹(元TBSジャーナリスト)

https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayoshitsugu/20191130-00153148/


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民主党政権が誕生した後の2010年、朝日新聞が「ロッキード事件発覚時に中曽根幹事長が米国にモミケシを要請していた」という記事を掲載した。


ロッキード事件が発覚したのは76年の2月4日、18日には三木総理が米国に関係資料の提供を要請していた。

ところがその夜、中曽根氏は駐日米国大使に政府高官の名前の「モミケシ」を国務省に伝えてくれと要請していたのである。


その公文書は2008年に秘密指定が解除されていた。

偶然かもしれないが、米国は日本に政権交代が起きようとする時期に自民党の恥部ともいえる情報を公開した。


そのような報道を見ると、吉田茂の政治を対米従属と批判して政治家になった中曽根氏が、総理になると一転して日米同盟強化に乗り出した理由が見えてくる気がする。

つまりロッキード事件で弱みを握られているとの思いから、「民族自立」の主張が「日米同盟強化」に変わったのではないかとの疑いである。


そして米国には公文書が存在するが、日本にはそれに対応する情報が存在するのかどうかも分からない情けない状態にある。

沖縄返還密約でも米国には情報があるが日本では情報が隠蔽され、それを暴露した記者は逮捕・起訴される運命に陥った。


情報の隠蔽・捏造は「森友・加計疑惑」や「桜を見る会」でさらにレベルの低い分野に及び、この国は本当に国家なのかという気がしてくる。

そうしたさなかに中曽根元総理の死去の報に接した。


田中角栄氏や中曽根康弘氏の政治を見てきた経験から言えば、日本政治もついにここまで来たかという気になるが、私にはどうしてもロッキード事件で田中角栄元総理を逮捕したところから、日本政治の歪みが大きくなり、国民には「タテマエ」だらけの情報しか与えられていない気がする。


日本はいつになったらまともな情報国家になれるのだろうか。


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「中曽根康弘―その裏面史」
ヤフーニュース(2019/11)田中良紹(元TBSジャーナリスト)
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayoshitsugu/20191130-00153148/


■中曽根政権の5年間で日本経済は失われた (ニューズウィーク)冷泉彰彦(2019年12月03日)

2022-04-07 06:08:58 | 日記


■中曽根政権の5年間で日本経済は失われた

Newsweek(ニューズウィーク)冷泉彰彦(2019年12月03日)

https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/12/5-2.php


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中曽根政権の5年間は、日本が「モノづくりから脱製造業、ポスト製造業へ」「ナショナルからグローバルへ」と産業構造を転換すべきタイミングでありながら、その転換に失敗した「失われた5年間」だったと見ています。


象徴的な事例を2つ挙げたいと思います。

1つは、1982年に起きたIBMスパイ事件です。


当時の日本のコンピューター産業は、半導体の設計製造技術などハードウエアの面では、かなりの競争力を誇っていました。

ただ、ソフトに関しては、アメリカに追いつくことができず、日立や東芝なども「IBM互換機」を戦略の中心に据えていました。


ちなみに、これは個人用の後のパソコンではなく、法人用のメインフレームに関する話です。

つまり米IBMの作るOSが走るように、またIBMで走るプログラムが動くように設計しつつ、IBMよりも廉価で高性能なマシンを販売する、これが日本勢の戦略でした。


そこで、米IBMは日本勢に互換機が作れないように、今で言うOS機能をファームウエアに取り込むようなことをして、互換機が作れないようにしたのです。

日本勢は、当然これに対抗して情報収集をしていたのですが、その活動がFBIによるタチの悪い「おとり捜査」に引っかかって被害に遭ったという事件です。


この事件がどうして象徴的なのかというと、この後、日本勢はメインフレームに関する独自OSの開発に向かえば良かったのですが、アメリカに汚い手を使われても互換機にこだわったばかりか、ソフト軽視の風潮をつづけたのでした。


またこの時期は、個人のホビー用コンピューターとしてのパソコンの黎明期で、MSXとか、日電の6000、後に8000など成功していたマシンもあるのですが、結局は大戦略として「ソフトしかやらない」というビル・ゲイツ、「独自OSと独自マシンにこだわる」というスティーブ・ジョブズ、そして日本から順次CPUのノウハウを奪っていったインテルが覇権を拡大していくことになるのです。


つまりアメリカと競争して試行錯誤しつつ順調に進化していた日本のITが、総合的に負け始めていく端緒が、このスパイ事件であり、そして中曽根政権の5年間にジワジワと方向性の誤り、時間の空費が進行し、90年代の大敗北に繋がっていくのだと思います。


もう1つは、1985年のプラザ合意です。

先進5カ国の蔵相会議がニューヨーク五番街の「プラザホテル」で行われ、各国が協調する形で、ドル安誘導がなされた結果、急速な円高が進んだ事件です。


日本の経済史的には、輸出に不利な円高を強制されたとか、円高不況対策がバブルを招いたと言われることが多いのですが、違うと思います。

円高は、当時の日本経済の短期的な実力からすれば不可避でした。


また、バブル崩壊と90年代以降の低迷は、バブル膨張に原因があるのではなく、深層において日本が競争力を喪失していった「結果」と見るのが正当です。

その上で、このプラザ合意を振り返ってみると、まず折角の円高を日本経済は活用することに失敗しました。


先進国の企業を買収しても、当時の欧米世論に嫌われてヤル気が無くなったり、買った会社の精査や徹底した経営改革ができずに損をしたり、惨めな結果も多くありました。

また、円高パワーを使って、中長期を目指した投資を行うことも足りませんでした。


もっと言えば、円高は日本経済が世界へ打って出て、自らも国際化する貴重なチャンスであったはずですが、それを生かすことはできませんでした。

スパイ事件から迷走するITの戦略を立て直すのでもなく、NTTなどの民営化で売り出した金で、情報通信産業の先端へと躍り出るための投資が十分にされるわけでもなく、貴重なチャンスを空費していったのです。


この2つの事件を考えてみるだけで、この80年代中期に日本経済がいかに迷走していたかが良くわかります。

生前の中曽根康弘氏は、哲学とか大局観ということを良く口にしていました。


ですが、この1982~87年の日本経済において、哲学や大局観が少しでもあったなら、その後のひどい経済の低迷というのは起きなかったか、少なくとももう少し衰退をスローダウンすることはできたのではないかと考えます。


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【中曽根政権の5年間で日本経済は失われた】
Newsweek(ニューズウィーク)冷泉彰彦(2019年12月03日)
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/12/5-2.php