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【「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!】米国すら超える!「日中韓が心を一つに団結すれば」~世界中で頻発する「東アジア人差別」~

2022-10-31 04:45:14 | 日記

 


■米国すら超える!「日中韓が心を一つに団結すれば」

exciteニュース(2021年4月12日)サーチナ

https://www.excite.co.jp/news/article/Searchina_20210412082/


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「日中韓が団結したら米国を超えられるか」と題する動画を配信した。


動画はあくまで可能性を論じているだけだが、大真面目に国内総生産(GDP)、科学技術、軍事力の観点から「日中韓連合と米国の実力」を比較している。

ますは「GDP」について、米国も3カ国の合計も21兆ドル前後でほぼ同じだと分析した。


しかし、日中韓が心を一つにして発展すればさらに実力を発揮できるので、米国を軽々と超えられると主張している。

では、「科学技術」はどうだろうか。


動画では、米国は宇宙開発と情報技術、核開発では強いものの、製造業などの分野では「日本が圧倒的に強い」としている。

日本だけでも米国を超えているので、ここに中国と韓国の実力が加われば楽に米国を引き離せるとした。


最後の「軍事力」については、単純に比較すると日中韓は3カ国を合わせても米国ほどの軍事力はないという。

ただ、日韓は米国の「弟分」として軍事面の発展を抑えられているため、もし、自由になって中国と協力すれば米国を超えるのも夢ではない


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■米国すら超える!「日中韓が心を一つに団結すれば」という前提だが
エキサイトニュース(2021年4月12日)サーチナ
https://www.excite.co.jp/news/article/Searchina_20210412082/

 

 

 

 

■世界中で頻発する「東アジア人差別」を、なぜ日本人は問題にしないのか

PRESIDENT(プレジデント) 2021/02/16

https://president.jp/articles/-/43250


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・人種差別には根強いカーストがある


「ブラック・ライヴズ・マター運動」は黒人に対する差別が大きな問題として取り上げられ、反対運動に発展しましたが、その一方で東アジア人に対する差別はなぜかまったく問題になりません。

それどころか、実際に起きている暴力的な事件がテレビや新聞では非常に扱いが小さく、そういった事件が「東アジア人を守ろう」といった運動にちっとも発展しなかったということもショッキングな事実です。

この差別は中国人だけでなく、韓国人や日本人そして東南アジア人などアジア系の人々に対して向けられたものです。

そして驚くべきことに、こうした問題を議論しようとする動きすらないのです。

普段「差別反対」「少数派の権利を守れ」と言っている人々、「ブラック・ライヴズ・マター運動」に熱心なリベラル系の日本人などは欧米について「人権擁護が進んでいる」と言いますが、実際は彼ら自身も差別されているのが実態なのです。

この事実は、アメリカや欧州という土壌には根強い差別があるのだということを表しています。

つまりアメリカや欧州には、「権利を守られる少数派」と「守られない少数派」がいるということです。

残念ながら東アジア人はその後者に属しています。

日本でも、これに薄々気がついている人がいるのではないでしょうか。

今年の1月以後、東アジア人が各地でどんなひどい差別を受けているかということを調べればよくわかります。

これらは、日本ではほとんど報道されることがありません。

 

・タイ人を殴りながら「コロナウイルス! コロナウイルス!」


2月、23歳の中国系シンガポール人ジョナサン・モクさんが、ロンドン中心部のオックスフォードサーカスを夜9時ごろに歩いていると、突然、殴る蹴るの暴行を受け、顔の形が変わるほどの大ケガをしました。

Facebookには真っ青に腫れ上がった顔の写真が投稿され、なかでも目はゴルフボール大にまで腫れ上がっていました。

彼を殴った男はイギリス人で、「お前の国のコロナウイルスは、俺の国にはいらないんだよ!」と叫びながらメチャクチャに殴りました。

ここは渋谷の駅前みたいな場所で、ロンドンではもっとも人気がある繁華街です。

普段から観光客や買い物客が多く、警官も何人かパトロールしているので、夜でもかなり安全です。

暴力事件や犯罪が起こるような場所ではありません。

そんな安全な場所で、明らかに人種差別が原因の暴行が起きてしまったのです。

また、ベトナム人キュレーターのアン・グエンさんは3月はじめ、ロンドンで開催されるイベントの準備中のギャラリーから、「観客が怖がるのでうちのギャラリーのブースに来ないでほしい」というメールを受け取りました。

さらに、金融街で税務コンサルタントとして働いているタイ人のパワット・シラワタクンさんは2月、西ロンドンのフルハムで昼過ぎにバスを降りようとしたところ、10代の若者2名に顔をひどく殴打されて出血したうえ強盗に遭いました。

殴っている最中に若者たちは、「コロナウイルス! コロナウイルス!」と叫んでいた。

周囲には大勢の人がいて、見通しのよい通りだったにもかかわらず、彼を助ける人はいなかったのです。

この事件はシラワタクンさんが二人を撮影し、警察に届け出たことで発覚しました。

 

・イギリスの東アジア人差別は前年比400%増


こうした被害に遭うのは、明らかに東アジア系の風貌をした人たちだけではありませんでした。

ロンドンの金融街で働くジェニー・パティンソンさんは、マレーシア人とスコットランド人の両親を持つイギリス生まれのイギリス人で、報道された写真を見ると、見た目はどちらかというと白人です。

彼女は2月、ウォータールー駅でバスを降りる際、男性二人にツバをはかれました。

彼女はこう語っています。

「私は自分を異邦人だと感じるんです。自分は見た目が違っていて、他の人に受け入れられていないんだなって。私にとって街中は、もう安全だと感じられません」

ロンドンの差別反対団体であるStop Hate UKによれば、新型コロナ騒動が起きてからイギリスでは東アジア人に対する差別が激増し、地元の中国系コミュニティからの通報が急に増えたと述べています。

これまでは中国系や東アジア系からの通報はほとんどなかったのです。

人種に起因する差別は、差別的な言い回しで呼ぶ、唾を吐くといったものから、車道に突き飛ばすなど、命の危険に関わるようなものまで含みます。

ロンドン市警察によれば、2020年2月には東アジア人に対する人種差別的犯罪は64件発生し、イギリス鉄道警察では2020年の1月から3月のあいだには42件が報告されています。

これは2019年に比べると400%の増加です。

在宅勤務や学校閉鎖で公共交通機関の利用者は急減し乗客が少ないにもかかわらず、犯罪は激増しているのです。

マンチェスター大学の社会学研究者であるインシュアン・ファン氏は、「イギリスの中国系コミュニティは人種差別犯罪に直面しても警察には届け出ないことが多いので、水面下の件数はもっともっと多いはずだ」と述べています。

 

・「中国系は差別されても些細なことだと我慢する傾向」


またリーズ大学のビナ・カンドラ教授は、「中国系は差別されても些細なことだと我慢する傾向が高い」と述べています。

同大学が400名を対象に聞き取り調査を行ったところ、なんと、半数の人が新型コロナの感染拡大後になんらかの差別を受けたか目撃したと述べています。

またイギリスだけではなく、欧州大陸でも東アジア系に対する人種差別を起因とする犯罪が急増しているのです。

オランダのハーグに住むジエ・ソンユーさんはダンスクラスから帰る途中、いつものように自転車に乗って移動していましたが、髭面の男二人に「中国人!」と叫ばれ、殴られかけました。

さらに差別はアメリカでも激増していて、アメリカのピュー研究所によれば、58%のアジア系アメリカ人が「新型コロナ騒動後、アジア人に対する差別が増加した」と答えています。

アメリカの差別反対団体であるAnti-Defamation Leagueは、新型コロナ騒動が起きてからオンライン上で行われている人種や属性に関する差別を監視してきましたが、Telegram、4chan、Gabなど普段から過激かつ差別的な投稿が多いサイトで、東アジア系に対する嫌がらせが急増したと述べています。

 

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■世界中で頻発する「東アジア人差別」を、なぜ日本人は問題にしないのか
PRESIDENT 2021/02/16
https://president.jp/articles/-/43250

 

 

 

 


■『「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!』

馬渕睦夫(元外務省、元駐ウクライナ兼モルドバ大使)

出版社:ワック (2014/10/24)

https://amzn.to/3LpiMwy

 

 

 


■久米宏がワイドショーの嫌韓報道を真っ向批判!「テレビが反韓国キャンペーンをやってる」「韓国叩くと数字が上がるから」 exciteニュース 2019年8月21日

2022-10-31 04:44:47 | 日記

 

■久米宏がワイドショーの嫌韓報道を真っ向批判!「テレビが反韓国キャンペーンをやってる」「韓国叩くと数字が上がるから」

exciteニュース 2019年8月21日

https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_litera_9765/


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・TBSラジオHPより


日韓の対立をめぐって、国際社会では日本の責任を問う声が日に日に大きくなっているというのに、日本のマスコミ、特にテレビは相変わらず韓国攻撃一色。


ヘイトまるだしの解説やコメントが連日、垂れ流される一方、「日本政府はもっと慎重に対応すべき」「国民ももっと冷静になるべき」という当たり障りのない意見すら口にできない状況になっている。


だが、そんななか、あの久米宏がテレビの異常な嫌韓報道を真っ向から批判した。


久米は17日に放送された、自身がパーソナリティを務める番組『久米宏 ラジオなんですけど』(TBSラジオ)のオープニングトークで、「このところテレビ、お盆休みということもあって、相変わらず観ているんですけども、ちょっと気になるのありまして。これはニュースと言いますか、ワイドショーのような番組で、日韓関係を取り上げているワイドショーがかなりあって」と切り出し、こうつづけたのだ。


「で、中身がですね、韓国に対して厳しい意見をお持ちの専門家の方をゲストに呼んだり、韓国に冷ややかな見方をしている専門家の人をゲストに呼んだり、あのー、揶揄するようなね、韓国を。(揶揄)するような人たちがひな壇ゲストに並んでいたりするワイドショーがわりと多くて、どうもね、テレビが反韓国キャンペーンをやっているような匂いが、僕、少しだけするんです。それってどうなのかなって」


テレビのワイドショーが反韓国キャンペーンをやっている──。

この久米の指摘は言うまでもなく正しい現状認識だ。


実際、『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日)ではマンガ家の黒鉄ヒロシが「断韓」という文字を掲げて国交断絶を訴えたり、『ひるおび!』(TBS)では安倍応援団コメンテーターの八代英輝弁護士が、輸出規制問題の報道についてハンギョレ新聞と中央日報、朝日新聞を「反日三羽烏みたいなもん」と言い出したり、完全に暴走状態。


しかも、久米の言うとおり、こうしたワイドショーに「専門家」として引っ張りだこになっているのは、『韓国人に生まれなくてよかった』(悟空出版)などというヘイト本の著者である武藤正敏・元在大韓民国特命全権大使。


コメンテーターも解説者も一緒になって“韓国が全部悪い”と連呼しつづけているのである。

そして、久米は、こうした「反韓国キャンペーン」状態にあるテレビのワイドショーについて、このように批判した。


「あの、国民がやや暴走するようなときに、それを抑えるのがじつはマスコミね、テレビとか新聞とか雑誌の役割じゃないかと、僕は思っているんですけど、どうも国民の感情が暴走しそうなのを、逆に煽ってるんじゃないかって、僕から見ると見えるんですけど」


「世論をね、なだめるような仕事をするのがマスコミの仕事じゃないかと思うんですけど、どうもね、最近ね、必要以上に韓国を非難している」


本来は、世論が暴走しているときには冷静に「なだめる」のがマスコミの仕事であるのに、いまの状態は、テレビが国民の感情を煽っているのではないか。


そう久米は批判したのだ。

まったくそのとおりだろう。


国内世論は完全に「韓国が悪い」「関係修復を望む言説は反日」という風潮一色に染まり、「和解」や「慎重な対応」を求めただけで「反日」と攻撃を加える、まるで戦争前夜のような空気に支配されている。


「世論をなだめる」というマスコミの役割を捨てているのだ。

一体なぜ、テレビはこんな報道をつづけているのか。久米の見立てはこうだ。


「もしかするとね、いま韓国を叩くとね、数字が上がるんじゃないかってね。(中略)そうじゃなきゃ、連日やってるワイドショーもあるんですよ。毎日、韓国叩きやってるんですよ」「これ、たぶんね、数字がいいんじゃないかなって。民放ってやりかねませんからね。数字が良ければなんでも」


悪しき視聴率至上主義の弊害──。


久米は加えて「数字が良いってことは、つまり、韓国叩きをやると喜んでテレビを観る人が多いってことにつながっていくわけですから、これはこれでまたね、もしかするとマスコミが国民を煽ってるんじゃなくて、国民がマスコミを煽ってるっていうね」とも述べたが、「嫌韓」という国民の劣情を、視聴率が取れるからといってテレビが煽動していることに間違いはない。


いや、そもそもは安倍政権が「歴史修正」と「報復」にこだわって、国民の嫌韓感情にお墨付きを与えている状況があり、テレビも心置きなく韓国叩きに精を出していると言うべきだろう。

そんな国家ぐるみで「嫌韓」感情が醸成されつづけるなかで、「テレビがやっていることは『反韓国キャンペーン』だ!」とはっきり物申した久米。


放送人として至極真っ当な批判だが、しかし、電波にのせてこうした当然の批判をおこなっているのは、久米と、あとはジャーナリストの青木理くらいだ。

それほど放送メディアのなかでは「『嫌韓』批判」がタブーになってしまっているという証拠だろう。


メディアがタブーにする問題にも、しっかり切り込む。

現に、久米といえばこれまでも、メディアがこぞって期待・歓迎ムードを煽っている東京五輪に対しても、“最後のひとりになっても反対する”と明言。


「東京都民が決めたんじゃないんですよ。勝手に決めたのを上から押し付けていいのかってこと」「福島の復興のためだって言ってますけど、福島の人はよろこんでいるのか、東京での五輪を」と猛烈に批判。

五輪そのものに反対しているだけでなく、上が決めたことを押し付け、国民がその決定に唯々諾々と従う、この国のあり方にNOの声をあげてきた。


さらに、先月に『あさイチ』(NHK)に登場した際にも、「僕はやっぱりNHKは独立した放送機関になるべき」と言及し、こう述べた。


「人事と予算で、国家に首元を握られている放送局があっちゃいけないんですよ。そういう国は先進国とは言えないです。絶対、報道機関は独立していないといけない」


「アンチ政府、アンチ国家の放送局、新聞があってしかるべきなんですよ。だいたいみんな同じになって。すっかり流行語になった忖度みたいなところで、よくないと思いますよね」


N国(NHKから国民を守る党)とはまったく違い、権力と対峙するためにNHKは独立機関にならなければならないと当のNHKの番組で堂々と説く。

タブーを恐れないその姿勢は、今回の嫌韓報道への批判にも貫かれている。


久米は、テレビの報道を「反韓国キャンペーン」と表現したあと、こう口にした。


「いまラジオ聴いてる方でね、『バカヤロー』って声が聞こえてきているんですけどね(笑)」「『何を言ってるんだ、久米のバカヤロー。韓国のマスコミはもっとひどいぞ。もっと反日キャンペーンをやってるんだ』っていう反論があると思うんですけど、向こうがやったらこっちもやるっていうのは、これはね、昔から言うの。『子どものケンカ』って言うんですよね(笑)」


リスナーから起こるであろうリアクションにもしっかり釘を刺す。

そして久米は、最後にこのように投げかけたのだ。


「隣の国とは仲良くしたほうが、絶対にいいんですよ。両方の国にとって、経済的にも、すべてプラスになるのね。まあね、国民が煽るのも良くないし、マスコミが煽るのも良くないし、ましてや政治家が煽るなんてことはとんでもない話だと、私は思います」


マスコミはもちろんのこと、政治家が隣国に対する嫌悪感情を煽るなどもってのほかだという、ごくごく常識的な久米のような意見が、テレビではまったく見られない異常。

 

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久米宏がワイドショーの嫌韓報道を真っ向批判!「テレビが反韓国キャンペーンをやってる」「韓国叩くと数字が上がるから」
exciteニュース 2019年8月21日
https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_litera_9765/

 

 

 

 

 

■「韓国人は日本人が大嫌い」と信じる人の勘違い

東京在住38歳韓国人と話してわかった日韓の今

東洋経済 2021/07/26 日沖健

https://toyokeizai.net/articles/-/440500


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昨年知り合いになった韓国人のパク・チャンホ(仮名)さんと、先日、初めてゆっくりお話しをしました。

パクさんは38歳で、東京都に住んでいます。

韓国で生まれ、国内の大学を卒業後、韓国の中堅メーカーに就職しました。

退職して、6年前に来日し、現在は東京のエンジニアリング会社に勤務しています。

韓国では良い転職先が見つからず、思い切って日本に来たということです。

パクさんとお話しして韓国の現状はどうなっているのか、韓国人が日本・日本人をどう見ているかなど、いろいろな気づきがありました。

今回は、パクさんとの対話の中から印象に残ったことを紹介しましょう(あくまでパクさんという日本に住む日本びいきの韓国人の個人的な見解であることには留意してください)。


・「サムソン」の存在はあまりにも大きい


まず、お互いの経歴を話しました。

私が日本石油(現・ENEOS)を辞めてコンサルティング事務所を開業したと伝えると、パクさんから「日沖さんはもっと分別のある人だと思っていたので意外です」と言われました。

パクさんによると、韓国人にとってサムソンに就職できるかどうかがすべてで、サムソンに入社したら自ら辞めることはありません。

サムソンの入社試験の倍率は数百倍で、サムソンに特化した就職予備校があるそうです。

もちろんENEOSはサムソンほど優れた企業ではありませんが、大企業社員の座を自ら手放すのは、「アホなやっちゃ」となります。

私のことはともかく、いま東大生には大企業よりも外資系コンサルティング会社のほうが人気あります。

商社なども就職人気ランキングで上位を保っています。

サムソン社員に非ずんば人に非ずで、サムソンに就職することが「唯一の正しい生き方」となっている韓国と比べて、日本のほうが働く人の価値観は多様性がありそうです。

韓国では、少子化がどんどん進行し、2020年の合計特殊出生率は0.84(日本は1.34)。

この状況についてパクさんは「原因ははっきりしています。直接の原因は教育費と住宅費の高さ。さらにその原因は、やはりサムソンです」と明言しました。

パクさんによると、サムソンに入社するにはソウル大学か延世大学に入学する必要があり、小学校の頃から塾通いをしなければなりません。

ソウルでは小学生の7割以上が塾通いをし、中学生なら週6日通うのが普通です。

サムソンなど主要企業もソウル大学も延世大学もソウル市や近郊にあるので、ソウルの住宅価格は高騰し続けています。

ソウルで住居を取得し、子供を産み、育てるのは至難の業になっています。

日本でも東京一極集中が指摘されて久しいですが、京都大学が京都府に、トヨタが愛知県にあるように、そこまで東京オンリーではありません。

パクさんは、「私も3年間ソウル近郊に住んだことがありますが、いまの東京の暮らしのほうがいろいろな面ではるかに快適です。ソウルに戻るのはちょっとお断りですね」と言いました。

ただし、ジェンダーに関しては韓国のほうが進んでいて、「女性にとっては、韓国のほうが暮らしやすいかもしれませんね」とのことでした。

儒教の影響で年長の男性が尊重されるというイメージが強い韓国ですが、いまどき男尊女卑の性は絶対に結婚できません。

深刻な結婚事情を反映して、韓国の家庭では女性の発言権がどんどん強まっています。

朴槿恵大統領が誕生したことを挙げて、私が「政治の世界でも、韓国のほうが女性の活躍が進んでいますね」というと、パクさんは「まあ日本との比較ではそうなるんでしょうけど、欧米諸国と比べると目くそ鼻くそ(パクさんは日本語が流暢)です」と答えました。


・韓国人は日本人をどう見ているか?


続いて、「韓国人は日本人をどう見ているのか」というちょっと微妙なことをパクさんに聞いてみました。

まず、日本人と韓国人の似ているところ。

「世間体や面子、他者からの評価を重んじるところは、かなり似ているのではないでしょうか」という見解でした。日本人が世間体や面子を気にするのはたしかにその通りですが、韓国人も負けず劣らずということのようです。

「韓国人は、進学でも就職でも、何を勉強したいか、どういう仕事をしたいかよりも、まわりの人にどう思われるかを気にします。韓国人は主要国で最も自殺者が多いわけですが、経済的な理由は少なく、友達から悪口を言われた、名誉・プライドを傷つけられた、といった理由であっさり自殺しますね」

逆に、日本人と韓国人で違っているところ。

「韓国人は正しい・間違い、好き・嫌い、敵・見方と、ものごとを2つに割り切ろうとします。それに対し日本人は、どちらでもない、という曖昧な部分を常に残そうとする印象です」

その例としてパクさんは、大統領・首相への政権支持率を挙げました。

「朴槿恵前大統領は、汚職によって国民の信任を失い、政権末期には支持率がなんと4%になりました。一方、安倍前首相や菅首相はあれだけスキャンダルや失政だらけでもかなりの支持率を維持しています。韓国だったら、一度ダメという評価になったら、再起不能になるまでとことん叩きのめされます」

私が「韓国人は熱しやすく冷めやすいのでは?」と聞くと、パクさんは「そうかもしれませんね。でも、忘れっぽいっていうことだと、日本人も同じじゃないですか。戦前の韓国統治のこととか、すっかり忘れてますからね」と言ってかすかに笑いました。


・「そんなに日本人が嫌いではないですよ」


それを受けて私が「やっぱり韓国人は、日本人のことを憎んでいるんですか?」と聞くと、「人によるし、世代によりますね。でも、中国人よりも日本人のほうが好きという人が多く、そんなに日本人が嫌いではないですよ」という答えでした。

「戦前の日本の統治や戦後の朝鮮動乱を経験している70代以上の世代は、日本人に強い敵愾心を持っています。彼らに育てられた今の40代から60代は、日本人のことを好きではありませんが、敵意までは持っていません。私のように30代より下の世代は、ほとんど気にしていないのですが、人から尋ねられたら『嫌い』と言わないとちょっとまずいかな、という雰囲気は残っています」

また、ビジネスの競争相手としても日本人を強く意識しているようです。

「大半の韓国人にとって、日本人は色んな点で最も気になる存在ですね。中国人よりもアメリカ人よりも。ビジネスでは日本を最大の競争相手と考えていますし、日本の文化には強く憧れています。日本・日本人への関心は高く、私も韓国に住む知人から日本での就職や日本人との結婚についてしょっちゅう人生相談を受けています」

最後に、今回パクさんとお話しした中で最も印象に残ったコメント。

「日本人はネトウヨみたいな韓国人ヘイトの人ばかりかと思って怖かったですが、来てみたら日常ではまったくそんなことはない。一方、韓国でも日本人に敵意剥き出しって人を探すのはたいへんなくらいです。外交のニュースやネット掲示板などを見ると、日本と韓国は今にも国交断絶しそうな勢いですが、あれってなんなんでしょうかね」


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■「韓国人は日本人が大嫌い」と信じる人の勘違い

東京在住38歳韓国人と話してわかった日韓の今

東洋経済 2021/07/26 日沖健

https://toyokeizai.net/articles/-/440500

 

 

 

 

 

■『「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!』

馬渕睦夫(元外務省、元駐ウクライナ兼モルドバ大使)

出版社:ワック (2014/10/24)

https://amzn.to/3LpiMwy

 

 


【実態を知らぬ“嫌韓”の罪深さ】01年新大久保駅転落事故、勇気ある韓国人留学生が未来に託した「日韓の架け橋」~国籍超えて助け合う気持ちを~

2022-10-31 04:44:23 | 日記

 


■01年新大久保駅転落事故、両親が語る「息子の勇気、日本人の励まし」

ライブドアニュース 2015年8月10日

https://news.livedoor.com/article/detail/10453602/


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「秀賢は好奇心が強くて、やりたいことは必ず実現しようとする子。“大学の授業で日本に関心を持った。どんな国か留学して確かめたい”と言うので“行ったことを後悔しないように”と送り出しました」と、父・李盛大(イ・ソンデ)さん(77)。


日本と韓国の懸け橋になりたい─そんな大志を抱いた韓国人留学生・李秀賢(イ・スヒョン)さん(享年26)の夢がはかなく散ったのは、’01年1月26日の夜だった。

山手線新大久保駅で、泥酔した日本人男性がホームから転落した。


居合わせた秀賢さんと日本人カメラマンの男性(享年47)は線路に飛び降り救助を試みたが、電車にはねられ、3人とも死亡した。

秀賢さんが通っていた東京・荒川区の日本語学校『赤門会』の新井時賛理事長(65)は警察からの連絡で駆けつけ、秀賢さんの遺体と対面した。


「顔だけがひどい状態で、最後の最後まで助けようとして正面衝突したのだとすぐわかりました。よほど必死だったのでしょう……」(新井さん)

見知らぬ人のため命をなげうった2人は日韓両国から称賛され、とりわけ秀賢さんの国境を越えた勇気ある行動には、多くの人々から驚嘆の声があがった。


2人の親御さんのもとへは、全国からたくさんのお見舞金が届いた。

秀賢さんの父・盛大さんは、「息子の死を知ったときは驚きや後悔、悲しみのほうが大きかった。


秀賢を誇りに思えたのは、日本のみなさんが息子をたたえ温かい言葉をかけてくれたからです」と語る。

両親は秀賢さんの志を継ぎ、新井理事長にある依頼をした。


「ご両親から“倅(せがれ)の一生と日本人の善意を無にしないよう、いただいたお金は秀賢と同じ日本語学校生のために役立てたい”と申し出があったんです。そこで、ご両親と賛同する方からの寄付金で奨学会を立ち上げました」(新井さん)


奨学会は秀賢さんの頭文字を取り『エルエスエイチアジア奨学会』と名づけられた。

’14年までの13年間で18か国からの留学生689人に奨学金を支給した。


両親は毎年、秀賢さんの命日のほか、奨学金授与式に足を運ぶ。

’13年と’14年には日本の小学校を訪問し、命の大切さを考える道徳の授業に参加した。


「訪日するのは毎回楽しみなんです。どこかに秀賢がいるような気がして」(盛大さん)

母・辛潤賛(シン・ユンチャン)さん(65)は秀賢さんの死後、日本語の勉強を始めた。


韓国まで墓参りに来てくれる日本人に、日本語でお礼を伝えたいそうだ。

秀賢さんの妹・李秀珍(イ・スジン)さん(39)は、両親を気遣い実家近くに越した。


盛大さん夫婦は、2人の孫に目を細めているという。

盛大さん一家には、異国で長男を亡くしたことをうらめしく思う気持ちはないのか。


「とんでもない、一切ありません。息子が自ら起こした行動の結果ですから。秀賢の勇気も日本人からの励ましも、この15年間、1日たりとも忘れたことはありません」

そう言い切る盛大さんの脳裏には、ある出来事が浮かぶという。


’01年11月、皇居参観の際、美智子さまを乗せた車が通りかかった。

皇后陛下は車から降り深々と頭を下げ、秀賢さんの両親の肩を抱いた。


「日本人を助けようとしてくださり、本当に、ありがとうございます」と手のひらを両手でそっと包まれたという。

別れ際に両親を振り向いてもう1度歩みより、「日本にいる間、困ったことがございましたら、何でもお申しつけください」とつけ加えられた。


「慈悲深く、親しみのわく方でした。一生の光栄です」

盛大さんは美智子さまの優しさに感動を覚えたという。


秀賢さんの事故を機にするかのように、日韓は互いに関心を持ち始めた。

’02年の日韓サッカーW杯共催や、『冬のソナタ』に始まる韓流ブームもあり、両国関係は改善した。


ところが、近ごろ日韓関係には緊張が走りヘイトスピーチは社会問題にもなっている。

両親はさぞつらいだろう。


盛大さんに尋ねると、「最近のギクシャクした関係には心が痛みますが、私たちは今後もずっと隣同士。ケンカしても仲が戻り、いい関係が続くと信じています」

国籍なんて関係なく、ただ目の前の人を救おうとした青年。


その遺志を継ぐ人たちもまた国籍も年代も関係ない、私たちであっていいはずだ。


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01年新大久保駅転落事故、両親が語る「息子の勇気、日本人の励まし」
ライブドアニュース 2015年8月10日
https://news.livedoor.com/article/detail/10453602/

 

 

 

 

 

 


■「実態を知らぬ“嫌韓”の罪深さ」新大久保駅転落事故から18年、勇気ある韓国人留学生が未来に託した「日韓の架け橋」

ABEMAニュース 2019.10.24

https://times.abema.tv/articles/-/7004825


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2001年1月26日、JR山手線・新大久保駅で線路に落ちた人を助けようとした二人の男性が犠牲になった。

そのうちの一人である李秀賢(イ スヒョン)さんは当時、日本語学校に通っていた韓国からの留学生。当時26歳だった。

(中略)

この事件を受け、今日に至るまで日本では様々な変化があった。

外国人留学生は2001年の約7万8000人から2018年では約29万8000人に増加。


さらにスヒョンさんのような悲惨な事故を未然に防ぐための駅ホームドアの設置や緊急停止ボタンの設置。

防犯カメラの増加など、事故の教訓は着実に生かされている。

(中略)

・実態を知らずに“嫌韓”に走る「罪深さ」


こういった民間レベルで進む交流を受け、今後の日韓関係について意見を求められた国際政治学者の舛添要一氏は「やはり政治が問題。文大統領も安倍首相もしっかり政治の判断をすべきだし、政治判断をフォローするメディアも同じことだ。今だから話しますけど、3年前に失脚した大きな要因の一つは『日韓関係を良くしよう』としたこと。当時の朴大統領に会いに行った矢先に批判が増えた。政府が日韓関係改善に取り組まなかったから、関係はものすごく悪かった。せめて地方の政府から改善を図るべきと考えた。東京とソウルは姉妹都市にあたる。しかし、ヘイトスピーチがものすごかった。日韓の歴史認識において間違っている点は間違っていると申し上げるが、それ以上に“政治の意思”がしっかりしなければならない。ようやく朴さんと安倍首相が話せるようになったら、政権交代。非常に悲しいですね」と持論を展開した。


ネット問題に詳しい文筆家の古谷経衡氏は舛添氏の話を受けて「スヒョンさんの事故の翌年のW杯あたりからネット右翼(ネトウヨ)と呼ばれる人たちが出てきた。

2003年から2006年に至るまで、それらの人々はこの事故について『事故自体がねつ造だ』と言っていた。


韓国民団(大韓国民団)や日本メディアが韓国を美化するためにわざわざねつ造したとも。

舛添さんが叩かれていた時に、何の根拠もない『舛添は在日コリアンだ』という噂も流された。


ネット右翼の台頭に伴い、韓国人と実際に、または通訳を介して話したことも無い人たちが『韓国は滅亡する』『韓国人は嘘つきだ』『韓国人は盗人、詐欺師だ』と言い続けてきた。

後に逮捕されたある人物に関しては、韓国に行ったことすらなかった。


これが実態だ。

韓国では反日本など売っていない。


日本だけだ。

この状況をどのように考えるか」と語気を強めた。


続いて大阪で生まれ育ったというタレントの時人は「周りに海外の人が多く、“何が嫌なのか”は分からないが、シンプルに軽蔑したり、差別したりということがあった。理由もわからずに『嫌韓』でいる人が多いと思う。僕もそうだが、こういったことを知ることができれば、実態を分からないまま差別している人が減るはずだ」と話した。


最後に三谷アナは「日本で韓国がブームになったり、多くの韓国人が日本を訪れている。民間同士の交流は増えていてうれしい。一方で政治がかなり緊迫している状況だが、我々は政治について何も言うことは出来ないのでもどかしい」という辛さんの言葉を代弁した。


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「実態を知らぬ“嫌韓”の罪深さ」新大久保駅転落事故から18年、勇気ある韓国人留学生が未来に託した「日韓の架け橋」
ABEMAニュース 2019.10.24
https://times.abema.tv/articles/-/7004825

 

 

 


■留学生事故死から21年 「コロナ下、国籍超えて助け合う気持ちを」

朝日新聞 2022/1/26

https://www.asahi.com/articles/ASQ1V5QV8Q1VUTIL03S.html


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東京都新宿区のJR新大久保駅で、韓国人留学生の李秀賢(イスヒョン)さん(当時26)とカメラマンの関根史郎さん(当時47)が線路に落ちた男性を助けようとして死亡した事故から、26日で21年。

駅構内の顕彰碑前には日韓両国の関係者が献花に訪れ、花を手向けた。


同日午後、韓国の姜昌一(カンチャンイル)・駐日大使や李さんが通っていた赤門会日本語学校の関係者らが顕彰碑前で追悼し、事故があった付近のホーム上でも祈りを捧げた。

その後、近くで追悼式が開かれた。


同校の新井時賛理事長は「コロナの厳しい状況でも彼を忘れず、国家間の友好を考えていく熱い思いを感じた」と話した。

新井理事長によると、李さんの母、辛潤賛(シンユンチャン)さんは毎年のように追悼に合わせて来日してきたが、コロナの影響で昨年に続き来日できなかった。


辛さんは「毎年1月になると、息子に会えそうな気がして、胸を躍らせながら日本行きを心待ちにしていました。昨年に続きこのように挨拶(あいさつ)することとなり、少し残念な気持ちです。遠く釜山から感謝の意を申し上げたい」とコメントを寄せた。


事故翌年の2002年、両親や日本人有志らの寄付金を原資に、アジアから日本への留学生に支給する奨学会が設立された。

奨学生は1千人を超えるという。


これまでも、日本で学ぶ多くの留学生らが現場を訪れてきた。

東京大の大学院で日本政治を学んでいるというイ・スミンさん(30)は「コロナ下で、国籍を超えて人間同士の助け合いは必要だと感じている」と話した。


事故は01年1月26日午後7時15分ごろに起きた。李さんと関根さんが、山手線新大久保駅のホームから転落した男性を救助しようと線路に飛び込み、3人とも亡くなった。


事故などをきっかけに安全対策が進み、JR東日本はホームドアの導入を進めてきた。昨年末時点で76駅に導入済みで、32年度末ごろまでには、首都圏を中心に在来線243駅まで広げるという。(小川崇)


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留学生事故死から21年 「コロナ下、国籍超えて助け合う気持ちを」
朝日新聞 2022/1/26
https://www.asahi.com/articles/ASQ1V5QV8Q1VUTIL03S.html

 

 

 

 

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馬渕睦夫(元外務省、元駐ウクライナ兼モルドバ大使)

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