ダンボールコンポストを3ケ月体験してみて、私なりのまとめを書いてみました
最初は3ケ月も続くかなと思ったが、日がたつにつれて予想に反して楽しくなってくる。湯気が出た時は感激する。
水分調節がダンポストの温度を左右していた。土を手で握って固まる程度の水分が良いらしいが、最初はその程度がちょっと分からず、水分が足りずあまり温度が上がっていなかった。水分を多めにしたら温度が上がりやすくなったので、一週間に一度くらいは米のとぎ汁を500CC~1リットル位入れてもokかも。しかし、土がべたつくほど水分が多すぎると通気性も悪くなるし、ダンボールも痛みやすくなるので入れすぎには気をつけたほうが良い。2ヶ月目くらいになってから適量の水分がやっとわかるようになってきたが、水分管理はなかなか奥が深いと思う。
油を投入すると翌日はかなりの確率で高温になっていた。油と米のとぎ汁の組み合わせが最強だった。かき混ぜを忘れると温度が下がっていたことが多かったので、生ごみを入れない日でも必ずかき混ぜはしたほうがよい。
白いカビが生えるが、これは発酵・分解が進んでいる良い証拠とのこと。最初は糸状菌が繁殖し、次が高温で発酵する放線菌、最後が細菌が繁殖して、それぞれの菌の役割があるらしい。画像の菌は温度が低い時に出てきた菌だったので糸状菌かな。
温度が低くても分解をしていないわけではないそうなので、低くてもあまり気にせず、ゆったりとした気持ちでやったほうが良い。低い温度が好きな微生物くんもいるので、外気温より5℃~10℃くらい高ければ、発酵分解はしていると考えてよいらしい。
土が硬くなってしまった時は 【切り返し】をするといっぺんにかき混ぜられるので楽。 付属の虫よけネット(ふとん収納袋)は途中で破けてしまったが、時期が冬だったせいか、虫の発生はなかった。
自分で考えたモミガラの防寒は同時期に二つを比べたわけではなかったので、効果があったのか、なかったのか良く分からなかった。
集積場へのゴミ出しが減ったり、ニオイに困る生魚のゴミがすぐに入れられるし、その上、肥料ができるので、これからも続けてやってみたい。土の購入は園芸店などでそろえても最低でも 一箱分で 800~900円位かかるので、この値段がもう少し安くなればいいなと思う。
いつもいつも感心します。
良くまとめてあります。