うっTと植物たち。

カレーとタマゴ

「うっTさん、あの・・加齢臭が・・」

ああ、私もすっかりオッサンになってしまったからなあ (;´Д`);

いつまでもオニイサンと呼ばれていたかったけど

それは、よしお兄さんの特権だからなあ(汗)。

それに確かに私の作業着は二宮さんでも生田さんでも

どうにもできないほど激クサなのは事実。

うんうん、分かる。

 

「あの・・例のカレー匂が判明したんです!!」

はっ ( ゚Д゚)!

なぬう~!そっちか(笑)。

 

いや~去年の夏、入園口付近に何日もカレーの匂いが漂っていて

その原因がまったく分からなかったのです。

近所にカレー屋さんもないし、はてな~ (;´Д`);

そして今年の夏もまた、匂いが漂い始めたのでした。

私はスギヒノキの葉と何かの匂いが混じりあったものでは?

なんて推測していたのですが

それがまさかツツジの足元の小さなキノコだったなんて。。

 

ニオイワチチタケ

乾燥したものは欠片であっても、かなり強いカレー匂を放ちました。

いや~キノコって面白いな~ ^-^;

 

そういえば、そろそろタマゴタケが出始めます♪

秋吉台(2022.9.4)

 

それで今までタマゴタケと呼ばれていたキノコですが

じつはタマゴタケとサトタマゴタケの2種だったという研究発表がありました。

キノコ界が騒然となるビッグニュースでした。

植物界の私の耳にも入ってきたくらいだから。

そういえば、フィールドを歩いていてタマゴタケにはたびたび出会うけど

外見上かなり個体差があるな~とは思っていました。

キノコって個体差があるから、その範疇なのだろうな~とも思っていました。

両種の外見上の違い、見た目で判断できるのかどうかは

キノコ界の人々が検証されていますので

その続報を待ちたいところではありますが

もっと研究が進めば、タマゴタケと呼ばれてきたキノコ

実はあれもこれも違う種でした~

もっと複数種でした~

なんてことになってくるのかもしれませんね ^-^;

 

長門峡(2021.7.26)

山口県内ではこの橙色タイプのほうが圧倒的によく見かける。

 

深坂の森(2022.9.3)

この個体は今まで見てきた中ではとくに小型で

黄色と橙色のグラデーションがキレイでした ^-^。

こうして写真を並べて見ると、長門峡の個体にそっくりでした。

 

そして外見上、もっとも変わっていたのがコレ

豊田町の森の林床にて

このタマゴタケは趣味の山野草(栃の葉書房)の連載でも

同じ写真を載せていただきましたが

外見上、別種ではないのかな?と当時話をしていた個体

色も変わっているけど、柄のだんだら模様がとくに顕著でした。

タマゴの殻まで薄黄色だったのよ。

 

別種ですが、黄色もあります \(^o^)/

先月、観察会の最中に発見したキタマゴタケ

広島市植物公園内の雑木林にて

 

ちなみに、どうでも良い情報ですが

私はカレーに生タマゴを載せて食べるのが好きです ^-^;

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