初雪、しかし冬は遅いし秋の寂しさが長く続く?

今日、11月14日の午前、道内の稚内や旭川、網走などでほんのちょっと雪が降った。これが初雪だった。道新によると、稚内では1938(昭13)年に観測を始めて最も遅い記録なのだとか。旭川では1888(明21)年の観測開始以来、2012年11月18日に次ぎ2番目の遅さだったという。冬の到来は確実に遅くなってきている。
 
10月21日のこのサイトで「秋が一番美しい」というようなことを記したのだが、この美しさは少しずつ、そしてある日を境にして急速に枯れていく。そして寒く、またあまり明るくない冬がやってくる。だから秋は、四季の黄昏(たそがれ)のシーズンだ。そういうことでは、やはり一年のうちで一番寂しさを感じる季節でもあると実感する。

「美しさ」は、あるいは人間は(と言ってもいい?)これを境にしてしだいに終わりに近づいていくと感じざるを得ないのだが、どうだろう。
 
初雪の到来が遅いということは、秋の寂しさが長く続いてきた、ということかも知れない。こんなことを書くのも人生の晩節が長く続くかも、という予想ができてよかったという気持ちなのかも知れないが。
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