ついこんなセリフを言ってしまいたくなる今日このごろだ。
テレビでも、ネットでも、岸田さんがそれこそ「調子こいて」叫んでいる。
「成長と分配を好循環させ分厚い中間層を再構築しよう」、「核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努める」、「新しい時代、新しい日本を築く」、そして「一人ひとりの声によりそい新しい資本主義をめざす」などなど。
非常に耳障りがいいセリフだ。
どの党の政策、宣伝も大なり小なり似た批 . . . 本文を読む
またまた麻生太郎といういつか日本の総理大臣もやったことのある大物議員がバカ発言をした。これは何日か前のことらしいのだが、(北海道で25日に行った街頭演説)「平均気温が2度上がったおかげで、北海道の米はおいしくなった」と。
世界の人々が人類の未来の生存にかかわる温暖化の進行という側面で考えなければならないのに、そのある側面だけをとって「温暖化にもいい面がある」といった発言。政治家としての資質を全く . . . 本文を読む
テレビなどのニュース系の番組で、国の財政が問題になる。バラマキ論だ。この議論の中で非常に気になるのは、社会保障費の増大、年金総額のアップなど、結局は現役世代への犠牲に通じている、といった議論が行われている。
たしかに、この国家財政の内訳などから、結論的にいうなら高齢者など「現役引退した人たち」のための支出は税金によって維持されている、これを大きく負担している現役世代によって賄われているという側面は . . . 本文を読む
皇室関連のことについては、私自身それほど深い関心や知識もない。もちろん、今の段階でそれぞれが安泰で幸福であってほしいといった程度の関心はあるが。
しかし昨日結婚した真子さん小室圭さんのことに関連しては関心をもたないわけにはいかないのでは、と思った。
二人が結婚したいと発表してからもう3年も経った。この間、週刊誌などで小室さんの母が金銭トラブルを抱えている、このようなトラブルの中に真子さんが国費か . . . 本文を読む
少し話題になっているのではないだろうか、財務事務次官の矢野康治氏の文藝春秋11月号の記事だ。
内容は上のタイトルどおり。この危機的状況で「財務次官としてモノ申す」という立場の意見。
「最近のバラマキ合戦のような政策論を聞いていて、やむにやまれぬ大和魂か、もうじっと黙っているわけにはいかない、ここで言うべきことを言わねば卑怯でさえある」という気持ちで書いたのだとか。
特に気になった部分を引用してお . . . 本文を読む
はじめてこの公園に行った。べにさくら公園とよぶのだが紅と櫻である。札幌市南区澄川にある。今この公園はまさに満開の紅櫻にあふれている。
この公園を切り開いたのは、北陸金沢より入植した奥矢作左衛門という人が息子とともに、故郷の地金沢にある兼六公園に感銘してこれを北の大地で再現しようとしたのだとか。
春の桜の時期にも行ってみたいと強く思った。札幌に何十年もいて初めて知った景勝の地に少なからず感動した。 . . . 本文を読む
秋の紅葉を撮りだしてからカメラ(写真)の趣味が「復活」した。この数年カメラをもつことは特別な場合以外なかったのだが、この1月間、休みの日はだいたいカメラをもってあちこちをうろついている。
これまで全く気にならなかった自宅近くの風景が妙に新鮮に見えてきた。一日一日色が変わる。陽のさし方の違いもあるのだが、自然の移りのデリケートさに心を動かされる。
カメラ雑誌を買って見たりもするのだが、コンテストに . . . 本文を読む
いつかも記したことと重なるのだが、自分の「復習」を兼ねて。
歴史書によると、初代天皇は神武天皇だ。この天皇が「ワシが天皇で日本を支配するのだ」と宣言したのが、西暦前660年の2月11日だったとのこと。所は奈良県(その昔大和の国といった)。これから数えて今の天皇は126代目。周知のように、神武以来約1000年近い期間は後世の創作に近い。
永井路子さんの書いた「歴史小説全集第一巻」の「氷輪」を参考に . . . 本文を読む
詳しくは分からないが、周りを見てもこの10年ほどの間、新聞を読む人は減っているのではないだろうか。各新聞の発行部数の推移などは分からないが、新聞配達も以前なら各戸にいれていたが、今は車で行っている。それだけ配達数が少なくなっていることだろう。
情報はスマホで済ます、新聞代が高い、始末がやっかいだ、いろいろ理由はあるだろうが、新聞の編集内容にも問題がないだろうか。スマホで間にあうような記事が多いと . . . 本文を読む
奈良時代という時代は期間は短かったが、歴史的には実の興味深いことがあった時代だ。昨日は唐僧鑑真が命がけで来日して仏教発展の基礎をつくったことを記したが、鑑真に続いて僧侶として舞台に登場するのは道鏡である。
日本史上、天皇の地位をねらった三悪人(道鏡、平将門、足利尊氏)の一人とされるのだが、この人物もなかなか面白い。
孝謙天皇(女性)は退位したが再び天皇に復帰する。しかし称徳天皇は体調がすぐれず病 . . . 本文を読む