選択的夫婦別姓

 今の日本の法律(民法)では、結婚したら夫婦は同じ姓を名乗らなければならない。岸田太郎と野田花子が結婚したら、岸田か野田、ごちらかの姓にしなければならない。今、問題になっているのは、結婚してもこれまでの姓を名乗りたいなら、法的にもOKにしよう。そのための民法の改正ができるかどうか、だ。世論はこの「別姓もあり」、ということだが、政府与党に近い立場の人は、そう簡単ではない。確かに姓が変われば . . . 本文を読む
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失われた30年!?

こういう語が目に入る。30年が「40年になる」という語に置き換わることもありそうだ。私が1960年に大学を出て、札幌市内の私立高校に勤めたのだが、このころから20年以上の期間だと思うが、給与も定期的に上昇した記憶がある。もちろん、労組運動も活発で「賃上げ」を中心としたスローガンに示される活動が常に身近にあったと思う。反映したベアも毎年あった。株の値段もどんどん上がっていたのではないだろうか。ヒトに . . . 本文を読む
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石破構想はジョウダンではないのか

2回にわたって年頭の石破所感の大筋を紹介した。自分でも読み直してみて、私の引用が悪いのかもしれないが、石破首相の構想がいかに非現実的か、を痛感させられている。戦後の我が国の歩みは、「強い日本」、そしてこれを経て「豊かな日本」を目指してきた。この成果にたってこれからは、「楽しい日本」をめざすという当然の目標ができている、という石破氏の理念だ。しかしちょっとわが暮らしと街のあちこちをながめると、「ジョ . . . 本文を読む
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石破内閣総理大臣年頭記者会見。「令和の列島改造」(2)

第一の柱として、私は、「令和の日本列島改造」と位置付け、「地方創生2.0」を強力に推し進めてまいります。人口減少下におきましては、官民が連携した人づくり、教育改革により、一人一人が持つ可能性を最大限に引き出すことが重要であります。そのために大事なことは、教育の質と内容であり、こどもたちをどのように育てたいのかを明確にしなければなりません。 知識や能力だけではなく、歴史や文化、地域や周りの人々を大切 . . . 本文を読む
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石破内閣総理大臣年頭記者会見。「楽しい日本」を(1)

2025年1月6日、石破首相は「年頭記者会見」を行ったが、その「冒頭発言」の中から、あらためていくつかを紹介しよう。本年、令和7年は、戦後80年の節目の年に当たります。改めて、平和について、そして、平和国家日本の在り方について、国民の皆様と共に考える年にしていきたい、そのような思いを強くいたしたところであります。戦後80年に当たり、民主主義についても改めて考える年としていきたいと思っております。戦 . . . 本文を読む
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大相撲の初場所

子どもの頃だったろうか、大相撲はラジオで聴いていた。このラジオも田舎だったから、有線放送が各家庭につながっていた。このスピーカーで、双葉山とか千代の富士とか、そしてその後大鵬とかが登場した。「巨人・大鵬・卵焼き」などと、誰もの好みを表現する語が叫ばれることがあった。そして私たちの小学校には土俵があった。多くの小学校にもあったのではないだろうか。まさに「相撲」は「国技」だった。小学校の体育の時間には . . . 本文を読む
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破廉恥な行為は根絶されるべきだ

昨日、このブログで「中居問題が異常なウエイトで報道される」というタイトルで、プライベート問題は、大騒ぎする必要はないのでは、という趣旨を記した。しかし、その後、手近にある新聞や、マスメディアの報じるところを見直すと、私自身の記述は一面的であり、問題を軽視していると自己批判せざるを得ない、と反省する。フジの番組担当者の間では、セクハラ行為は常態化していたとすら言われていたという。つまり、テレビにタレ . . . 本文を読む
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中居問題が異常なウエイトで報道される

私は中居正広というタレントが女性とのトラブルをおこして、大きな話題になっているという程度のことは知っている。しかし、このいわば個人的な問題がテレビの大きなウエイトをしめるテーマになっていることに疑問を感じる。個人的な(プライベートな)問題はそのレベルで抑えられて報道されるだけでいいのではないか。なにかタレント中居が天下の大事件を起こしたように報道することはどうなんだろう? 報道機関の方針が少々理解 . . . 本文を読む
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トランプは「環境問題」に無関心か?

1月21日、 トランプ米大統領が、就任して最初に行った事の一つが、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」から再離脱する大統領令への署名だった。これは、アメリカ国内問題にとどまらない地球環境悪化に無関心であることを、トランプ新大統領が就任早々に明白にした。アメリカ国内のあれこれは勝手にやってくれていいが、すでに世界的に確認している人類的課題に全く責任を果たさないという態度は、「トランプってアメリカの大 . . . 本文を読む
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また「トランプについて」

毎日、大きな話題になっているトランプがらみの情報だ。彼は「第47代アメリカ大統領」に就任した。「Make America Great Again」を叫び、また「常識の革命」をおこすという。トランプのこのMAGA路線は、中国の習近平がいう「中国の夢・中華民族の偉大な復興」路線と張り合うことになるのだろう。この種の国策は、20世紀前半に、わが日本が「八紘一宇」をスローガンにかかげ東亜の団結をうたった国 . . . 本文を読む
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