と誰もが願う。世界を見てもヨーロッパでのロシアの戦争行為、アジアでの中国の台湾その他への威嚇と威圧の動き、北朝鮮のミサイル発射を繰り返すという動きなど、いいことよりもそうでないことの方が起こりそうな今日の大晦日だ。
その昔、日本では奈良時代になる759年の元旦に、万葉集という日本最古の一大歌集を編纂した大伴家持(おおとものやかもち)が、うたった歌を紹介しておこう。つい先日私の属している短歌の会で . . . 本文を読む
私たちが青春の時期、1960年代だが、「戦後世代」などとよばれた。そして大なり小なりあの戦争(1945年8月に日本がドイツやイタリアなどとグルになって戦い、敗北し、国連の活動などに引きつけられてもう二度とああいう戦争はしない、そのためにみんな団結しなければ…)といった空気のもとで生きてきた。だから平和とか民主主義とか人権とかが非常に新鮮な言葉だったし、日本人ならみんなが共有できる共通の価値だった。 . . . 本文を読む
2023年はどういう年になるのだろうか。自分自身の話ではなく、天下国家の動きだ。世界ではロシアのウクライナ侵攻策はどういう形で幕を閉じるのだろう。侵略行為を行ったロシアが、多少の理由をつけてもウクライナから撤退するという形をとるのでなければ、世界の正義はつうじないだろう。果たしてそういう動きになるだろうか。また逆にロシアとその同じ傾向をもつ国などによるより露骨な侵略戦争の拡大という事態が生じるだろ . . . 本文を読む
今年も終わる。今日は「短歌の勉強会」。月2回のこれに参加してほぼ1年。同じ会の仲間たちは20人弱。ここでも男は数名。
それぞれもう何年もやっているベテランたちだ。私などはまだまだ新人。しっかりと勉強していかなければと決意しかかっている。
そして新聞等の投稿欄にもチャレンジしていかなければ、という気持ちもある。これまで2回掲載されたが、来年はもっと頑張ろうという気持ちだ。
今日提出した歌は「雪深 . . . 本文を読む
新年の挨拶と近況報告を兼ねた年賀状を今日出すことができた。これも、住所と宛名を書きながら、交流のあった数十年前、数年前を思い出したり、お互いに元気であること、または生存しているよ、という確認をしながらの数時間だ。
私の場合、5年前と比べてほぼ半減。今日出した年賀状は90人。この数か月で「忌中です」というお知らせが20人にもなっていた。もちろん、年賀状を差し出す相手の不幸もあるし、その関係者の不幸 . . . 本文を読む
もう数日で今年も終わりだというのに、特別の日々を過ごしているようには感じない。だんだん毎日がただ時間の過ぎる単位にしかなくなってきたのだろうか。
昔は大掃除だ、餅つきだ、馬小屋や鶏小屋の掃除だ、などがあった。60年以上前のことだが…。
明日は年賀状づくり。終わるかな。 . . . 本文を読む
大河ドラマとしてほぼ一年間ほとんど欠けることなく見たドラマだった。特別に面白かったわけでもないが、日本史上一つの画期的転換点であった(公家の天下から武士の天下へと移る)ことが、どうドラマティックに描かれるかに関心があった。これはセリフではしばしば語られたが、どうだったのだろう?
天皇とか上皇などを歴史の敗北者として描くという点で躊躇があったのではないだろうか。鎌倉時代は、まさに歴史の転換点だ。天 . . . 本文を読む
2030年の冬季オリパラの札幌招致を目指す方針をとっていた秋元市長は、20日に「積極的な機運醸成活動を当面休止する」と発表したという。
要するに積極的に札幌で開催するという方針は引っ込めたということなのだろう。しかしまだ未練がましいことを言っているから、「やっぱり札幌市が30年冬季オリパラをやる」との方針を出すのだろうか。
これまで何度か記したきたが、今オリンピック・パラリンピックは夏冬ともに、 . . . 本文を読む
いろいろなマスコミ関係が発表している。岸田内閣を支持するか否か、の数字を。ネットで出ている数字だが、毎日新聞では支持するが25%(これは前回よりも6%減っている)、支持しないが69%(同じく7%増えている)。朝日新聞では、支持が31%(マイナス6%)、不支持が57%(プラス6%)。
いずれも、支持率は有権者の半分を大きく下回っていることのだ。国民の声を聞く力をもっているといった意味のことを言って . . . 本文を読む
毎日、軍備強化策が言われている。ロシアを含めて近隣諸国の武力行使の心配を前提に「防衛力強化」の方針を大きく推進することを連日報じている。反撃能力を強めるということも重点にすれば、これはもう歯止めはきかない。
専守防衛などはいつの話だ、ということになっている。日本国憲法の前文や第九条の理念、戦後の「平和国家再建」の宣言など、すっかりチャラになってしまったようだ。現在のロ、中、北などとの関係を前提に . . . 本文を読む