第5期卒業式

すでに「昨日」のことになったが、わが校の第5期卒業式の第一部が終わった。次の土曜日8日に第二部(月一クラス)の卒業式を、本部校(和寒町)で行う。

「式辞」も5回目になる。いつも何か卒業生の心に残る言葉などを、と考えるのだが、どうだったか心配だ。考えてみれば、私なども小中高大と4回の卒業式を体験したが、校長式辞など全く覚えていない。話した自分の心の記録の一つになっていればいいのか、と思うのだが…。

今回卒業した生徒の多くは3年前の大震災直後に高校生になった人たちだ。あの大惨事の印象がまだまだ脳裏にある時期に、高校入学という新しいステージに立った生徒たちだった。そのあたりのことも式辞に含めて語ればよかったのか、などと少々反省もしている。もっぱら学校の教育目標関係の「翻案」である。
我が校の教育目標はきわめて質の高い内容だと思う。
・ Step Up  (今一歩の挑戦を!)
・ Join Hands  (協力共同を!)
・ Good Sense (賢明さを)
  SJGコンセプトと略称しているのだが、目標としては抽象的すぎず適切ではないかとしみじみ思う。生徒たちも納得している。
 卒業式や入学式で行う校長式辞の基本はだいたいこの3点の説明になる。

 卒業式の翌日になって、妙に寂しい感じと、しっかりやるんだよという激励と、次のステージへの応援など、感慨一入を体験している。

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