?マーク付きの教師や政治家が増えた?

「不登校新聞」という新聞がある。月に2回発行される。この最新号(12/1)に不登校の理由に関して、文科省の調査資料を引用しながら、興味ある記事を載せている。

不登校の理由として、「学校回答」としては、15年度2.2%の中学生が「先生との関係」をあげているが、2006年度の多少古い数字ではあるが、「本人回答」は26.2%、4分の1以上の子どもが先生との関係が不登校の理由だったと言っているという。(もし今調査したらこの数字・割合は下がっているだろうか?)。
 
もちろん子どもの受けとめた理由もまちまちだろうし、当の教師も「それは当たっていない」というような釈明もあるだろうが、子どもの率直なうけとめがこれだけ高いことをしっかり考える必要があるのではないかと思う。
今日の(毎日)新聞によると、福島の原発事故で新潟に避難してきた小学校4年の子どもが、同級生などから名前に「菌」をつけて呼ばれた、のみならず11月になると担任からも「菌」をつけて呼ばれるようになった、そのことが理由で学校を休むようになったとのこと。

この菌付けの名前の呼び方がどういう呼び方だったのか分からないのだが、子どもがそのことがショックになって不登校だったことは非常に問題だと思う。
 
最近、教師の「質」が落ちていないのか、と心配だ。ペスタロッチのような教師には私自身難しいだろうが、少なくとも人間的に?(はてなマーク)がつくような教師はダメだろうが、?マークをつけたくなるような教師たちが増えてきたのだろうか。
 
もっともこれは教師だけではないだろう。何度も強調しているカジノを認めたいという政治家も?マーク付きでいえば大同小異なのではないか。
カジノが経済効果をよぶという理屈は、バクチ場をつくって集まった人たちからテラ銭をとるということだろう。(この政策には自民党支持の大新聞も批判的という)。
 
最近、もともと聖なる仕事とされた教師や政治家が、どんどん質を下げているのでは、と心配しきりだ。
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