オオカミ少年のこと

「オオカミが出るゾ」と言って人々を驚かしていた少年が、本当にオオカミが出てこれを大声で伝えようとした。しかし人々は「またアイツはウソをついて俺たちを驚かして喜んでいるんだ」と言って相手にしなかった。

このことから、ウソの繰り返しは事実を隠してしまう、という意味で「オオカミ少年」というたとえが言われる。

加計問題で、行政の各機関が「安倍首相はあの日以前は無関係だった」と言ったウソを真実としなければならないので、ウソの上にウソを重ねている。次から次に、さまざまな事実が語られるが、安倍首相は「オモシロイストーリーだ」程度でやりそごす。
こういう行政のトップをいただいている日本国民の未来はどうなるのだろうか。

オオカミ少年の話のように、誰も行政トップの言うことを信頼しなくなっていくだろう。しかし国民の安倍政府支持率は下がっていないとのこと。むしろ上がっている向きもあるという。
恐ろしい事態になってきた。ウソをどんどんいう宰相への信頼が増えていく、しかも「誤解している」のではない。「安倍さんはウソの上にウソを重ねても将来への国民の安心と平和は任せてオーケーなのだ」という認識が広がってきているのかも知れない。
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