フリースクールの授業

昨日、フリースクールの授業が始まった。私は中学校の「公民」と選択特別の「歴史」を担当することになっている。
「歴史」は直前に「今日から始まる」といわれ全く準備なしだったから、ぶっつけ本番というのだったが、10人近い生徒たちが非常に熱心に積極的に参加してくれてうれしかったし楽しかった。とりあえず「歴史概観」などと銘打って「人間」の始まりやグレートジャーニ-人類の大旅行の少しを生徒たちと語り合ったという感じの授業だったが、予想以上に受け止めてくれたという印象である。

フリースクールの授業も生徒たちからすれば「教科書」が必要のようだ。もっともこれは学校で使っているものに限定されるのではないが、やはりどこかで「学校」とつながっていたいという気持ちの表れでもあるのかも知れない。

授業は「対話」を機軸に展開したい。一方的に話す形はフリースクールであれ学校であれダメだ。ソクラテス時代から「知は力」の知は対話で生み出されるとある。だから対話がうまく進むような基本の準備が必要だ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« アベノミクス... 札幌自由が丘... »