「なんとか相談士」の資格ビジネスが増えています

あるグループが「引きこもり」や「不登校」などの相談士の資格を与えるための活動をしている。サイトを見たら、その他にもいくつかの「相談士」的な資格をとらせる趣旨をうたっている。

「北方ジャーナル」12月号に、この会と提携するKHJ(全国引きこもりKHJ親の会家族会連合会)が提携の解消をしたとあったので、KHJの北海道の窓口になっているTさんに聞いてみた。「『引きこもり』などをビジネスにしようとする流れの一つではないですか」という。だからつながりを断ったとのこと。

これに限らず、何とか相談士の資格をつくって、もっともらしい権威をでっち上げようとするビジネスが増えてきているように思う。
世の中「士農工商」ではないが玉石混交の「士族」たちが出回りだしたから、一般の人たちも注意が必要だ。それにしても、行政が引きこもりや不登校問題に実績をもつフリースクールや親の会などを正当に評価していないことが、いいかげんな「相談士」をつくりだす要因ではないのか、と思う。

私たちもまた実際に即した「相談士」資格を名乗り上げる必要もあるかも知れない。

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