来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
「目覚めよ!日本。101の提言」(文春2月号)①
文藝春秋という雑誌(2月号)を久方ぶりで買った。上に記したタイトルに目が行ったから。
全文を注意深く読んだというわけではないが、なかなか示唆に富む文章に接して、感銘受ける点が多々ある。しばらくはこの101の提言を読んで考えてみようという気持ちだ。
今回はその「提言」関連の一つ目の紹介だ。筑波大教授でJOC元理事の山口香氏の「札幌五輪は再考せよ」について。
私は札幌市が2030年の冬季五輪に立候補するという態度を示して以来ずっと「賛成できない。札幌市はやることの優先順序を違えるな」と主張してきた。道新でも「読者の声」ではあるが、20年2月4日に発言した。現在では、札幌五輪招致反対が賛成よりもはるかに多い。しかし札幌市長とその周辺はあくまでも招致しようという方針らしい。
文春で山口さんは「IOCが『汚職事件があった国では五輪の開催はできない』と言うべき」といっている。そしてこうもつけ加えている。「おそらく、決定を先延ばしにすれば、日本人が汚職事件のことを忘れるだろうと考えているのでしょう。アスリートに対しては厳しいドーピング検査を実施し、陽性になれば即メダルを剥奪するIOCですが、開催都市がルールを破ってもおとがめなしというダブルスタンダードには、憤りを感じます」と記している。
「提言」の紹介も不十分かも知れないが、この雑誌は多面的な問題とそれへの態度を考えさせてくれることをつけ加えておきたい。
全文を注意深く読んだというわけではないが、なかなか示唆に富む文章に接して、感銘受ける点が多々ある。しばらくはこの101の提言を読んで考えてみようという気持ちだ。
今回はその「提言」関連の一つ目の紹介だ。筑波大教授でJOC元理事の山口香氏の「札幌五輪は再考せよ」について。
私は札幌市が2030年の冬季五輪に立候補するという態度を示して以来ずっと「賛成できない。札幌市はやることの優先順序を違えるな」と主張してきた。道新でも「読者の声」ではあるが、20年2月4日に発言した。現在では、札幌五輪招致反対が賛成よりもはるかに多い。しかし札幌市長とその周辺はあくまでも招致しようという方針らしい。
文春で山口さんは「IOCが『汚職事件があった国では五輪の開催はできない』と言うべき」といっている。そしてこうもつけ加えている。「おそらく、決定を先延ばしにすれば、日本人が汚職事件のことを忘れるだろうと考えているのでしょう。アスリートに対しては厳しいドーピング検査を実施し、陽性になれば即メダルを剥奪するIOCですが、開催都市がルールを破ってもおとがめなしというダブルスタンダードには、憤りを感じます」と記している。
「提言」の紹介も不十分かも知れないが、この雑誌は多面的な問題とそれへの態度を考えさせてくれることをつけ加えておきたい。
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