来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
戦没者遺族への特別弔慰金
今、毎年5万円ずつ標記のおカネが支給される。70数年前の戦争で犠牲になった人の遺族への弔慰金である。そして今回が5回目で合計25万円が支払われた。これで終わりかと思っていたら、来年から同じ額が予定されているとのこと。
そして来年度からのそれは「第11回特別弔慰金」。遺族というのは戦没者の妻に当たる人は多分いないだろうからその子どもたちが対象。私の場合は弟と二人が「遺族」に当たるから一人あたり2万5千円ということになる。大した額ではないといわれるとその通りだが、家族で、年に一度の会食の費用としては十分だ。ありがたいという思いと、もらうたびに思うのは、こういう「弔慰金」のない戦争犠牲者もいたのではないか、ということだ。
そしてこれから「戦没者への弔慰金」などを国が心配することなど決してあってはならないとの思いも再確認しているのだが。
そして「請求書」を市役所に提出するたびに、「オレの親父はその昔『陸軍』に所属していた『軍属』だったのだ」と思う。そしてその軍属の階級を書く欄もあった。(さすが今回の書類にはない)そこに薄ら覚えだった「上等兵」と書いたこともあった。母から聞いた話だったが、一等兵だったが戦死したので一階級あがって「上等兵」になったのだとか。
(手柄を立てるような働きをした人は二階級上がることもあったのでは)そして今5万円もらうたびにこの戦争関連の事柄を思い出させてもらうのだ。
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