続・黍生山の村夫子(きびゅうやまのそんぷうし)

黍生山の村夫子が「蜂を追いかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

今年初のヘボ掘り

2020年06月23日 04時18分28秒 | 日記

「雨の翌日はヘボが出てこない!」ヘボ仲間ではよく言われることです

先日通っていたという3匹のヘボを仕留めたいけど前日は梅雨らしからぬ大雨

それでもヘボが出てこないのを承知で6月20日(土)8時よりヘボ追い

 

案の定ヘボは出てきません暇なので樹上のテイカカズラを

 

10時を回らないとダメだろうと思っていた9時35分ヘボが着きました

 

 

身体も大きく立派なグン(シダクロスズメバチ)です

でも帰ってくるのに時間が掛かりすぎます

遠い!と言うバカに案外近いと仰る長老達

 

しかもこの蜂、飛ぶ度にコースを変えて3人の勢子を翻弄する飛ばしは当然エースの面さん

10回ほど飛ばした所で漸く高所を飛んでこの谷に入ることを確認それにしても遠い

バカは谷の入り口の高いところで残りの2人は谷の中で待つと

「飛ばしたけど見失った!」と面さんの大声

ならソロソロ来るかも知れないと思った次の瞬間隣の谷を渡りこちらに向かうヘボ

面さんの声、ドンピシャのタイミングでした

今度は20mくらいの高さを飛んでいます

 

やがて徐々に高度を下げ着陸降りたのは駆けつけたこの2人の間辺り

巣を踏まないように見つけてよ~

12時25分 発見の合図

4人で昼食を食べながら誰が囲うのか相談すると全員一致で体調不良で少し前に帰ったカニさん

今回のヘボ追いはカニさんが言いだしたことそれにしても皆さん優しい

直ぐカニさんに電話当然辞退するけど兎も角移送箱を持って来るようにと

 

戻って来たカニさん来る途中で餌にヘボが着いていたと

そこでカニさんとバカで掘り他の人は着いていたと言うそのヘボを追うことに

写真は巣穴に入るヘボ

 

入り口から25cmほどで巣が見えてきました

青いチョーク粉は穴を見失なわないように油差しで吹き込んだもの

去年小さな油差しで失敗今年は大きな油差しで大成功でした

 

ヘボが居なかったので皆さん戻って来て今年初のヘボの巣掘りの見物

沢山のギャラリーの中で掘るバカ 撮影は面さん

 

略全容が見えました

 

右側にヒビが入りましたが何とか無事彫り上げました

今年初でしかも他人の巣神経を使いました

 

無事移送箱に納めて今シーズンのヘボ追いのプロローグは終了

愈々本番開始ですそれ前に巣箱を作らなくちゃ

 

コメント (8)
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