旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

ボナタート パティシュパナート パタン

2014-12-29 | 2014年12月 ネパール旅行


今回の旅は、前回かなわなかったカトマンズの7つの世界遺産を見ることが目的。
あとは、ナガルコットで初日の出を見ることです。

2日目は、ボナタート,パティシュパナート,パタンに行きました。
カトマンズのタメル地区に隣接した池の中の寺院のラーニ・ポカリという所の周辺から、いろんなところに行くバスや小型バスが出ていりようです。
とりあえず、バスで行こうとトライしてみて、ダメだったらタクシーかなと思ってた。

乗り場は「地球の歩き方」みればわかります。
「地球の歩き方」にはどこどこ行きのバス停はここ、とあるけど、違うところに行くバスもそこら辺からたくさんでてる。
日本のようにバスの看板が出ているわけでも無いので、どれがお目当てのバスなのかさっぱりわからない。
「地球の歩き方」には何番のバスと書いてあるものの、バスに番号などのステッカーはまったくありません!
英語の表記もない。
集金係の少年が行く場所について「XXXX,YYYY,XXXXX」と叫んでいるものの、早すぎてよくわかりません。
「XXXXXX?」と地名だけ行って、行くかどうかを片っぱしから聞きました。
ネパールは個人旅行しづらいかなぁ。

そして、この辺はバス停が固まっていることもあり、人が多くてもう大変。
バスもぎゅうぎゅうに押し込んで乗るから、人ですし詰め状態です。
その上、排ガスがすごいんです。

カトマンズの首都に人が集まる―>人が多い―>電車なんてものはこの国にはない―>
 輸送手段は車だけ―>人が多いからか車の台数が多い―>排ガス規制がないらしい―>
   車の多い所には排ガスが充満する

だから、すっっつごい空気悪いです。マスクしている人も多い。
私ものどとすこし目がおかしくなった。
このひどい空気がなければ、またカトマンズ来たいんだけどな。
北京の公害もこんな感じなのかしら?

ちなみに、バスまたは小型バスには集金係兼客引き係の少年が必ずいます。
ぎゅうぎゅうずめの車内でその少年を見てたら、鋭い眼光を向けて乗りそうな人を常に見つけようとしています。
バスの集金係は何人も見たけど、20歳超えたような集金係はいないように感じた。
みな少年という年頃だった。
降りるときにお金の集金もします。
この職業、若くて頭良くて,周りを見渡せる優秀な人じゃないと務まらない仕事だと思った。
だれでもできるという代物ではないように思う。
だから、この職業って見入りいいのかしら?とか、思ってしまった。
想像だけど、彼らが集めたお金の中の何パーセントかがもらえることになってるんじゃないかな?
乗せれば乗せるほど集めるお金が増える。
そういうことじゃないと、あれだけ鋭い眼光で人を集めるモチベーションがわかないと思うのだ。

ボナタート行きのバスを探す。
しかし、「地球の歩き方」に書いてある場所近辺でその集金係に何回か「ボナタート」と叫ぶ者の、「ちがう」とのこと。
わからなくなって、そこを離れて他の場所にあった小型バスに「ボナタート?」と聞くと、そうとのこと。
ラッキーと思って乗り込む。
心配なのは、降りるところがわかるかどうか。
でも、降りるところで集金に来てくれました。だから、降りるところ間違えなかった。
小型バスの場合、行き先をしつこく言っておけば、声かけてくれるみたいです。
50Rsしなかった。

ボナタートの場合は、お寺の入り口のすぐ前に停留所があります。
外国人は入り口で入場料を払います。250Rsでした。
ボナタートは前回行きたかったけど、行けなかった所。
お話したネパール人のガイドさんから、いいと聞いていました。
確かによかった。最初にみた寺院のせいなのかもしれないが。
ただ単に大きな白いスツゥーパの上に、ネパールのあの金色の顔が乗っています。
一瞬、お供え餅を想像できる。。。お餅とみかん。
色とりどりの旗で紡いだロープが、四方八方に広がっています。
晴れていたので青い空と、白いストゥーパ,上に乗っている金色の顔の部分,ストゥーパを中心として広がっている色とりどりの旗の色どりがとてもきれいでした。
これぞネパールの風景という感じでしょうか。
スツゥーパの周りを歩きます。
周りにはお土産げ屋さんもあります。
その中で、ネパールの絵を売っているお店に入りました。
なんだか曼荼羅の絵がほしくなったのです。
2件ぐらい入って、いろいろ見せてもらったけ。
その中で、これいい!と思ったものがありましたが、相場がわからなかたったのでやめました。
だって、いい値が160$だったのだ。先生が書いたので高いそうだ。
曼荼羅って50$あれば買えると思ってたけど、意外と高かったのです。
でも今思うと、あれが一番良かった。100$ぐらいに値切って買っておけばよかった。
後悔先に立たず。

時間がありそうなんで、ゆっくり何周もスツゥーパの周りをまわったり、スツゥーパに上がったりして見学する。
今日はボダナート、パティシュパナート,できたらパタンという予定なので、時間的には余裕があるから、のんびり見学。

スツゥーパの周りには、ゲストハウスやカフェが何件もあります。
カフェは上の階にあるものもあるので、そういうところでスツゥーパをみながら食事したりお茶したりするのもいいなぁと思いました。
あと、ゲストハウスに泊ってぼーとスツゥーパを眺めるのもいいかも。
外見しか見てませんが、「地球の歩き方」にも出ていた「ホテル・パドマ」というゲストハウスがネワール様式の建物で綺麗だった。
もし次来るなら、ここで1泊したいと思いました。

ボナタートとパティシュパナートは近いんで、タクシーで行きました。
メーターで200Rsだった。約250円。
「地球の歩き方」にはタクシーはメーターで料金を払うと書いてあったけど、メーターで払うタクシーは少なかった。メーターこわれてるんでしょうかね?3分の1ぐらいだった。
交渉性が多かったけど、そんなに吹っかけてくるタクシーはなかったと思う。
パティシュパナートももちろん外国人入場料ありなんだけど、なんと1000Rs!
1200円ぐらい。物価水準からすると、高くてびっくりした。
私の持ってる「地球の歩き方」には2009-2010年度のものだったけど、250Rsとあった。
5年間で倍以上の値上がり!?すごいです。
途上国で外国人料金設定している世界遺産って、物価水準からすると本当に高い料金になっている所が多いです。
京都のお寺だって、300~600円ぐらいかと。まあ、複数回るので結構な額になりますが。

ここは、いわゆる火葬場です。
インドのガンジス川でもこういう風景があります。
みな写真取ってました。
インドでは、写真取ると怒られるそうです。
昔、遠藤周作の小説で、火葬風景を写真に撮ったとかで袋叩き似合って死んでしまう日本人の記述を読んだことがある。
日本では火葬場はもちろん一般公開していないけど、一般公開して観光資源にしてしまっている。
お寺はいくつかあるけど、ヒンズゥー教徒でないと入れません。
中を覗きましたが、かなり華やかな豪華絢爛なお寺のようでした。

ここにはインドの修行僧のカッコをした人たちがいて、とある日本人が写真を撮ろうとしたら500Rsと言われてました。
高いと言ったら、100Rsになったみたい。

上のほうに橋などがあり、上から火葬場を覗けます。
しばらく、ぼーとその光景を見ていました。
「地球の歩き方」には、階段上がって周りを一周するコースが書いてあったので、一周してみました。
長い階段を上がると寺院があります。
そこから出ている道を歩くと、小さな寺院があります。
上のほうから町を見ることができて、川沿いでは水浴びをしたり洗濯をしている人たちが見えました。
おなかがすいたので、パティシュパナートの入り口近くにあった小さな定食屋さんに入る。
ダルバートとナンのプレートにスプライトで、160Rsだった。
スプライトが高かったんだろう。


まだ時間があったので、パタンに行くことにしました。
パタンまでもタクシーで移動。結局、この日は1回しかバス使えませんでした。
いくらだったかな?忘れました。


ダルバールというのは、ネワール語で「宮廷」という意味だそうです。
カトマンズ,パタン,バクタブルに「ダルバール広場」があります。
ネワール様式の、建物がたくさん建っている広場です。
今回3か所共訪れることができましたが、パタンのダルバール広場が一番好きです。

パタンの入場料は1000Rsです。
他のダルバール広場は入場口を選べば入場料は払わなくても済むかもしれないけど、パタンは首からカードをかけます。
だからごまかせない。

建物の上にあがって、行きかう人々を見て、しばしぼーとする。
天気もよく、ぽかぽかしてて、いい気持ちです。

博物館がるとのことで、4時近くになって入る。
ネワール様式の建物が博物館になってます。400Rsです。
でもこの美術館、5時半ぐらいまで開いているかと思ってたけど、4時半までだったらしい。
そしてアート館しかないのかなあと思って、あまり大したことのないアートをみながらのんびり館内を見ていたら、となりの建物にも入れるとのこと。


隣の建物の中には、装飾された木彫りの美しい柱があり、奥に行くと綺麗な石の装飾もあり(水あびすること?)、かなり見ごたえがありました。
ほかにも2部屋ぐらい見るところがあったらしい。
しかし、4時半になってしまい、閉められてしまいました。。。。
私が、最後だったみたい。鍵かけてた。
ちょっとがっかりしましたが、見れてよかったです。
この博物館はお勧めです。

そのあと、再びタクシーでタメル・チョーク(タメル地区のなかの道が交差しているところの1つ)まで行きました。250Rsだった。

タメル地区は、私のような方向音痴にとってはなれないと迷路のようです。
私が泊ったホテル「アンバサダー・ガーデンホーム」はタメル・チョークから近いと思うけど、着きません!
そのうち日本語ができる旅行者の男につかまってしまいました。。。
ホテルに送って行ってくれるとのことなので、つい。
なんでも桃太郎という日本料理屋の2階にオフィスのある旅行会社の日本人担当みたいです。
日本いたとか、日本の大学にいたとか言ってたけど、いまから考えると本当かどうかあやしい。。。
その男に、地球の歩き方に載っている、モモがおいしいというお店に連れて行ってもらったまではいいんだけど、おごらされてしまった。
「地球の歩き方」にある、「ニュー・エベレスト・モモ・センター」というお店。
安くておいしかったですよ。
モモにソースがたっぷりかかってます。
8個で日本円で100円ぐらい。

日本語ができる旅行会社の人は、タメル地区の日本人がいそうなところで、日本人をスカウトしようとしています。ようするに、客引き。
たぶん、あなたも個人旅行でタメルに泊るなら、こういう男に出会うでしょう。
その確率80%。
その男が正しいこと言っているか、紹介されたバスや飛行機,ツアーの値段に問題がないか(ぼってないか)を判断するのは、あなたしだいです。

べつに、桃太郎の上の旅行者のその男が悪い男と言っているのではない。
ここまで書くと、わかっちゃうしね。
問題はなかったのかもそれないし。
ちゃんとホテルまで送って行ってくれました。

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