朝起きて、洗面所に行って、顔洗って歯磨き、化粧もした。
個室を一人で使えるので、気兼ねなしにトランク開けたり着替えたりもできて、らくちん。
客室係の人が朝食を運んできます。
昨日、列車においてあるメニューから、オムレツと紅茶を選んでいました。ヨーグルトもついてます。
しかし、レッドアロー号に比べると、貧相な気が。。。ジュースもないし、パンもこんだけ。足りない。。。
レッドアロー号はお土産の板チョコもあったのに~~~
それに、私が予約した時は、レッドアロー号のほうが安かった。時期とかにもよるかもしれないけど。
モスクワとサンクトペテルブルクの間で夜行列車に乗るなら、グランドエクスプレスよりレッドアロー号のほうがいいと思います。
朝8時ごろモスクワのレニングラード駅に着きました。
セルギエフ・ポサードに行くには、レニングラード駅近くのヤロスラヴり駅から。
まず、レニングラード駅で荷物を預けます。レニングラード駅の地下には、コインロッカーと有人の荷物預けがあります。最初コインロッカーに行ったけど、使い方わからなくて有人の荷物預けで預かってもらう。
機内持ち込みぎりぎりサイズのトランクで230Pでした。
レニングラード駅を出てヤロスラヴり駅を探すが、なかなな見つからない。
レニングラード駅の周辺にはMRTの駅もあり、土地勘のない人にはどこがどういう駅なのかさっぱりわからない。
MRTの駅に入ったりしてしまう。
ちょうど通勤時間にあたり、ここらではこれから出社に向かう固い顔の大勢の人が黙々と歩いています。その固い顔の大きなロシア人が、私とすれ違っていきます。
道案内の看板を見つけ、レニングラード駅から少し離れた所にようやくヤロスラヴり駅を見つける。
窓口で地球の歩き方の写真を見せて、切符を買いました。185Pぐらいでした。
構内に入ってもどの電車に乗っていいのかわからないので、またまた駅の人に聞いて乗り込む。
列車はローカル線です。郊外に出る列車からなのかもしれないけど、車内はすいていて、ローカルムードでいい感じ。
動いてる列車の中で、次々と物売りが現れます。シャツやトートバック、子供の絵本、おもちゃ,などなど。意外とありとあらゆる物を売りに来てました。
まず、車両に入ってくるときに商品の紹介。何を言ってるのかはロシア語なんで、もちろんわかりませんが。「これはこんなにいいものなんだぞ!」みたいな。(これは紹介する物売りとしない物売りがいたか)シャツを売ってる売り子さんは、シャツを広げて裏表見せるみたいな。
それから通路を歩ていきます。
まあ、たまーに買ってる人もいたかな。
私の隣には、やさしそうで上品そうな初老の女性でした。彼女は、美味しそうにアイスクリームを食べていました。
本当においしそうだったな~ あたしも食べたくなったな。
心配性の私、というか降りる駅わからない。セルギエフ・ポサードの写真を見せて、ここに行きたいことを示すと、「わかったわ。心配しないで。教えてあげるわ。」(と言ってないけど、そんな感じでした)
ありがたいです。(T_T)/~~~(T_T)/~~~(T_T)/~~~(T_T)/~~~(T_T)/~~~
その方に降りる駅を教えてもらって、列車を降りました。
だいたい1時間40分ぐらい乗ってたかな?意外と時間かかります。
その女性の方は、私が下りた後も乗っていました。彼女は時間が有り余っていて、たまにこんな風に列車に乗って、お菓子なんかをつまみながらの小旅行を楽しんでいるのかな、と想像したりしました。
ロシアの人、本当にやさしくてあったかいです。
駅を出ると、大きな建物がない郊外的な感じの所でした。
歩いてしばらくすると、セルギエフ・ポサードの大きな玉ねぎ頭が見えてきました。
近ずくと大きな駐車場があって、観光バスが何台も止まっていました。中国からの団体さんです。
いやはや、ロシアはどこに行っても何時でも中国の大グループのツアーが何組もいます。スーダリにも中国からのツアーがいた。5月にロシアに来た時も、観光地では中国のツアーでごった返してました。
チケット売り場がわからす、人の波に沿って行こうとしていたら、係の人にチケット売り場はあそこだと、駐車場の真ん中にある建物を示す。
そこに行って、チケットを購入して、入場。
入るとなぜか長蛇の列ができているところがあった。
覗くとシュース売り場でした。大きなサーバからプラスチックコップにビールみたいな液体を注いでいます。
みんなそれを飲んでる。
こんなに売れてるなら美味しいに違いないと思い、並ぶ。
このジュース、美味しかったですよ。味はシードルをビール寄りにした味。
スモールサイズで350mlぐらいかな。30P。50円ぐらい。安くて美味しい。
あまりにも美味しかったので、行きに1杯、帰りに1杯の2杯も飲んでしまった。
たぶん名物と思われるお菓子やパンを売る屋台やお店が敷地内にたくさんありました。地球の歩き方に載ってるカプリ―シカという菓子パンを購入。
黒糖の甘さにスパイスが聞いたお菓子といった味です。おいしい、あのジュースと一緒に食べると、さらに美味。
地球の歩き方では紅茶とカプリ―シカが並んで写ってたけど、このジュースと並べればいいのに。
カプリ―シカは大きいのと小さいのがあって、小さいのがらうの知らなくて大きいの買ってしまい、おなか一杯になった。65Pでした。
セルギエフ・ポサードの写真を見た時、「お菓子の家みたい!」と思って行きたくなったんだけど、写真で見た以上にお菓子の家でした。
敷地の中にはいくつかロシア建築の建物があります。
メインのウスペンスキー大寺院はキノコ屋根で、青に金色の星を散らしています。金色のキノコもあり、前の建物はピンクと白の小さい教会(?)。ミントカラーの教会(?)もある。
一つだけでもかわいいのに、パステルカラーのミントカラーとピンク,ブルーと白,金色が重なります。
かわいい教会群でした。
メインの建物の中は、キンキラの派手な装飾でした。
1Fが土産物屋になっている教会もありました。宗教的なものが多く、あまりほいし物はありませんでした。
「地球の歩き方」を読むとお土産屋さんがたくさんあるのかなと思ってたけど、菓子パンなどの屋台がほとんどで、民芸品を売ってる店はほとんど周囲にはなかったです。。
マトリョーシカはセルギエフ・ボザードで買ったほうはいいかなと思って、サンクトペテルブルクでマトリョーシカ買おうかどうか迷ったけど、買っといて良かった。
今回、宿泊費が一番高い「北京ホテル」。
といっても、モスクワはホテルが高い。サンクトペテルブルクの2割以上増しってところで、なかなか安いホテルがないのです。
北京ホテルはスターリン・クラシック様式のホテルと言う事でぜひ泊まってみたくて、早期割引で約1万円だったので予約しました。
ヤマコフスカヤ駅の目の前にあって、立地は便利。しかし、もっとどど~んとでっかくていかつくて威厳のある感じかと思ったけど、それほど大きくもないし、いかつい感じでもなかった。
スターリン・クラシックは、ちょっと想像してたものと違いました。
モスクワにもどり、荷物をピックアップして、今日のホテルへ。
ロビーはまあまあきれいで、古い豪華な感じ。人懐っこそうなポーターさんに荷物を運んでもらって(というか、機内用トランクだから、そんなに大変じゃないけど)どけちな私からしたら珍しくチップを渡した。
このドアマンさん、何回か顔合わせたから、ここでチップ渡しておいてよかったかも。
部屋は広々で、バスタブもついていました。
まだ時間があるので、観光に行こうと。
ガイドを見てモスクワ川クルーズをしようと思ってた。乗り場も船もいくつかのポイントから出るらいいけど、ヴァラピヨーヴィ・ゴールィ駅に乗り場らあると誰かのブログにあったので、行ってみた。
行って川沿いを歩けば、乗り場に当たるかと思ってた。
しかし、しかし、なんと!すぐ下が川沿いにもかかわらず、地下鉄を上がってからそこに出るまでの道がふめ~~
なぜゆえだが、出られない。
通路から外が見えるけど、出られないのです。川とそこに行きかう船を眺めるだけ。
ここらはスタジアムと大学があり、セキュリティの問題もあり、自由に動けないようになっている、らしい。。。
単に私が方向音痴だからか。
観光については、妥協しない私。しかし、今回は疲れていたし、なんだか勝ち目はないように思えて、モスクワ川クルーズをしないで、すごすごと退散。
でも、モスクワ川に沈むきれいなサンセットを見ることができました。
いやいや、失敗しました。
プーシキン美術館に行けばよかったと後から後悔。前回なにげなく入って、展示がよかった。
プーシキン美術館は木・金は21時までオープンしています。この日は木曜。後悔先に立たず、です。
でも、サンクトペテルブルクで新エルミタージュ美術館の印象派の絵も見てるし、いいかな。(負け惜しみ)
この後、前回も入ったチェーン店の「カルチマ・タラス・プリマ」の違う店で食事しました。
味は普通かな。
ホテルに戻り、バスタブに入って、就寝しました。
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