ブログぼおりゅう♥りき 傍流にも力あり

漫画家ぼおりゅう?りきのマンガやイラスト、ミニ旅日記など

『好色一代鬼男』は1本だけじゃなかった! うろおぼえマイマンガ『レッツGo! 無敵の下半身』・改

2013-11-01 11:34:18 | うろおぼえマイマンガ
 月刊『コミック ビィ!』(光文社)掲載 たぶん1991年作品 『好色一代鬼男』第2話・全16ページ/番外編『レッツGo! 無敵の下半身』オールカラー4コマ4ページ

 実は作者も忘れていたのだが、掲載に珍エピソードをもつ怪作『好色一代鬼(おにおとこ)男』は1本だけではなかった!
 第2話は馬と女性騎手を相手にするという無茶苦茶な話である。

 そしてその次のページから始まる番外編『…無敵の下半身』はなんとオールカラー! しかもなぜか4コマ漫画になっている。ネタはずべてチンコ関係である…。
 実はこの作品、某形成外科のタイアップ漫画、早い話が広告なのである。ありがたい話であった。今さらながらネタに品がなくて申し訳なかったような気もするが…。

 なお、鬼ノ介と同じ小舟の釣り人として、こんなところにも“校長先生”が出演している。(2012年6月9日の投稿)

 ↑シックスナイン…この日を狙っての投稿だったのか、それとも偶然なのか…?
 なお昨日の『うろおぼえ…鬼男』1回目改訂版記事は、なぜか今のところ今月トップの閲覧ポイントを獲得しました。訪問者数も多く(当ブログ比)、203人でした。(2013年10月17日の改訂) 
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“もう一人の鬼”は女性の敵か、味方か? うろおぼえマイマンガ『好色一代 鬼(おにおとこ)男』・改

2013-11-01 11:30:05 | うろおぼえマイマンガ
 『月刊コミックビィ!』(光文社) たぶん1991年作品 掲載時は18ページ

 江戸時代。9999人の女性を強○した巨漢の傾奇者、鬼ノ介。「これで1万人目だ!」と思ったら、それは同心の手先である娘のおとり捜査であり、ついに御用となった。
 結合したままお裁きを受ける鬼ノ介。あまりの罪の重さに、その場で打ち首となる(結合したまま)。
 首と胴体が離れたまま『大日本霊界』への階段を上がる鬼ノ介。「ドンッ」という音がして宙に浮いていた首がくっついたと思ったら、頭の上には霊界にくわしい俳優のあの人にソックリな“死んだ罪人の監視人”のオジさんが乗っていた。監視人のオジさんは鬼ノ介に罪を償わせるため、とてつもなく“恐ろしい罰”である行為を250年の長きにわたってせよ、と申し付ける。
 が、“性の怪物”である鬼ノ介はこれを難なくクリア。逆に監視人のオジさんにとっては地獄の苦しみの250年間となった。
 時は移って、平成となる。監視人のオジさんは「まだおぬしの罪は消えたわけではない。今度は女をひどい目にあわせるのではなく、幸福にしてやるのだ。この戒めのための角を頭に付けて生まれ変わるのだ」と、巨根バイブそっくりの角を鬼ノ介の前頭部に付ける。
「10万人の女を幸福にしたらこの角は消えて、おまえはまともな人間になれるのだ」そしてずらりと宙に浮いたまま並んだ女性(ばあさん含む)を見せて「さあ、誰でも好きなコの○○○に頭から体ごと入りなさい」「へえ~、そうやって生まれ変わるのか~」と、さっそく角を入れてみる鬼ノ介。「ちょっと試しにピストンを…」「バカモン、早く入るんじゃ!」
 そして、とある病院の分娩室。ある女性から、かわいい女の子の赤ちゃんが生まれた。が、その直後、もうひとり生まれて来たのだ。それは赤ん坊ではなく、190センチは優に越える、頭に角チンコを付けた大男であった! 鬼ノ介は女の子とともに、双子の“赤ちゃん”として“母”に育てられる。 
 この世に再び現れた鬼ノ介は、10万人の女を幸福にできるのか? 最後のページを見ると、少なくとも1人はそれなりに幸福にできたようである…。

 250年にわたる話を18ページで表現した意欲作。が、実はこの作品、オリジナルはたしか、22ページほどあったのである。編集部に預けたままになっていたところ、急遽穴埋めのため、掲載されることになった。
 しかしその時、作者は北海道のニセコにスキーに行っていた! 当時はケータイはなく、数日後家に帰ってみると、担当Yさんの作品掲載の件についての声が留守番電話に延々と何回も録音されていた。その留守番電話は1回あたり12秒くらいしか録音できなかったためである。「さっきの続きなんですが、穴が開いたのは18ページなので相談を…」ということで何度も連絡をくれたのである。いちいち「さっきの続きなんですが…」と録音するので、これだけで12秒のうち何秒も使ってしまい、話がなかなか進まない。
 「いない」「もう間に合わない」と判断したYさんは、勝手に4ページ分、しかもところどころ抜き取って掲載するという荒技に出た! しかしこれが、なんとなく辻褄が合っていないこともないから不思議である。
 
 この作品は現在の(当時も…)社会情勢からみると「いかがなものか」というシーンが何カ所もあります。しかし作者は一種のファンタジーとして、自分のマンガの可能性を探ったのであります…。(2012年2月21日の投稿)

 かなり長い文章ですね…。(2013年10月16日の改訂) 
 
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幻のリアルタイムはたけ野菜漫画ゴラクで2回打ち切り…うろおぼえマイマンガ『ワシ流 小田舎暮らし』

2013-07-13 12:16:46 | うろおぼえマイマンガ
 『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)掲載 たぶん2008年掲載 たぶん4ページを2回

 リアルタイムで畑の野菜の育ち具合、またそれらを使っての料理などを紹介するというマンガ。当時はホームページしかやっていなかったので“小回り”がきかなかったが、今なら当ブログと連動したらいいんじゃないかとおもわれる。
 長いこと連載しなければ意味がないとはおもうが、ゴラクの読者にはよっぽど合わなかったらしく、たったの2回で打ち切り。
 が、フィクションであるとはいえ、主要な登場人物の一人であるGちゃんのモデル(ワシの父)がそのあとすぐ亡くなってしまったため、マンガは打ち切りになって、そんなようなことを描かずにすすみ、打ち切りになってよかったのかもしれない。あるいはあくまでフィクションなんだからそのまま生きていることにしたとしても、描いてる当方としてはつらいわけだし…。

 なお当作品は編集側から出してもらった企画で、そのときもうひとつ候補になっていたのが裁判傍聴もの。
 そのときは正直、乗り気でなかったのだが、通ってみるとなかなか面白く、このジャンルは後に『週刊実話』のコラム『ボーチョーですよ』で長期連載が実現したのであった…。
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おとなしそうな女子高生が制服脱いだら筋肉ムキムキで凶暴! うろおぼえマイマンガ『3年つぶし組』・改

2013-03-29 15:40:50 | うろおぼえマイマンガ
 たぶん月刊の『ヤングジャンボ』(桃園書房)掲載 1990年代作品 全4ページ

 ストーリーの説明をしようとおもったが、だいたい見出しのとおりで、これ以上を書くとオチに言及してしまうので、今回はこれまで。
 ただ、絵柄はアメコミを参考にしてたりする。(2012年6月8日の投稿)

 世の中には筋肉ムキムキの少女が好き、という人が少なくないらしく、たった4ページの小品ながら、意外なほど閲覧されている、いわば“裏・とつぜんヒーロー!”。
 機会があれば復活させてみたいところである…。
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わが最高ケッサクの有力候補なのか! うろおぼえマイマンガ『とつぜんヒーロー!』・改

2013-02-06 11:03:47 | うろおぼえマイマンガ
 月刊コミックボンボン(講談社)1986年春休み増刊ファミコンスペシャル特集号 全31ページ

 正月返上で激描した『オニマル先生2』が諸事情により宙に浮き、大急ぎで描きあげたデビュー第2作。そのためか、いま見ると自分で見てもかなりヘタです(笑)。

 オッパイまるだし(描いてよかったのだろうか…)の極悪スケバン・ダンプまるごとを倒すため(オニマル先生とほとんど同じ…)、モヤシッ子の児童会会長かずみが立ち上がった! そんなかずみに『ベスト・キッド』や『酔拳』のじいさんにソックリの校長が少々アブナい“おとこ拳法”を伝授する。果たして決闘のゆくえはいかに?
 かずみは今みるとなぜかヨン様に似ている。この作品、当時の小学生には案外人気あったのですぞ。なおイラストは“変身後”のかずみであります。(2011年7月2日の投稿)


 当ブログの『ぼおキャラ図鑑…』には変身前の かずみくんをはじめ、本作のキャラが多数、紹介されております。閲覧される数もアーノルドくんを筆頭に、他作品のキャラと比べても多いのですぞ。
 四半世紀もの間、作者にも忘れられていた へたれキャラである逃げタイガーが2013年1月の投稿初日部門でランキング2位になったことは珍事ではあるけども、本作のヘンな力を証明したものでもありましたなぁ…?

 なお1コマだけオニマル先生がスーツ姿で出演し、意外な行動をとっております。(2013年2月6日に改訂) 
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