ブログぼおりゅう♥りき 傍流にも力あり

漫画家ぼおりゅう?りきのマンガやイラスト、ミニ旅日記など

僕たちは地球を救う、愛の力で! うろおぼえマイマンガ『性戦士ガッタイダー』

2012-08-10 11:17:47 | うろおぼえマイマンガ
 『投稿写真増刊 マガジンマガジン』掲載 1991年作品 全4ページ

 首都・東京に作者好みのゴ○ラ、アー○トロン、ブ○ックキングあたりに何となく似ている大怪獣が出現! さっそくスーパー科学隊が出動した。が、同隊の戦闘機は2種類とも、現在ではとてもこんな場所では公開できないような姿をしていた…。
 それはともかく、1機何十億円もするとおもわれる戦闘機はお約束どおり簡単に怪獣に撃墜される。そのうちの1機の“タマ”部分から辛くも脱出した性児隊員は地上を駆けつけて来たあそ子隊員を見つけると服を脱ぎ捨て、「しゃかしゃか」という音のする謎の行為を始める。
 一方、あそ子隊員も服を脱ぎ捨て、こちらは「くちゅくちゅ」という音を立てて謎の行為。それらはもちろん、空中での“愛の行為”の準備なのであった!
 そして現れたのが性戦士ガッタイダーである! なおこのガッタイダー、身長こそ“2人”とも50メートルほどあるが、姿は素っ裸の、只の人間のままである。
「ヒーローがそんなことじゃ青少年への影響が心配だろ~が!」と怒る怪獣。本当はうらやましくてならないのである。
 ガッタイダー、いわゆる“駅弁スタイル”のまま、つまりはいわば重い荷物を持ちながら闘うのだから一見、不利かとおもわれるが、そこは“愛”の力は強し、1人で闘うよりも責任感があるためなのか? 強力なのだ。
 しかし、無敵のように見えたガッタイダーの闘い方にも、意外な“落とし穴”があった…!

 作者がときどき描いている、特撮パロディものの1本。ふざけて描いているように見えて実際、ふざけてはいるのだが、もともとは2人が合体して1人のヒーローになるという特撮ものが幾つかあるけれども、合体といったらこうなるはずじゃないんでしょうかという、それらへの“疑問”から発想したものである。

 なおイラストは一部、自粛してボカシをかけました。
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今なら手に入る、コンビニへ急ぐべし! 温泉漫画のケッサク…うろおぼえマイマンガ『1万円温泉ひとり旅』

2012-07-28 11:01:10 | うろおぼえマイマンガ
 月刊『漫画天国』掲載 たぶん2003年作品 たぶん8ページを、たぶん7回連載

 各回ごとに『松本清張』『土方歳三』『小津安二郎』『藤沢周平』『木枯し紋次郎』などをテーマにした、作者得意の旅情温泉マンガ。『テレビチャンピオン』で栄光の第3位に輝いた後の作品。
『風流温泉ひとり旅』と違うところはまず1回あたりのページ数が多いところと、デジカメ写真で顔ハメや、当時赤ん坊だったワシんちの子供を無理やりコスプレさせたりしている点である。
『風流温泉』ではゼロだった取材費が1万円出ているところも重要。もちろん1万円では足りないので自腹で足しているわけだが、1万円というのはけっこう大きくて、なかなか生々しい金額といえる。
 また、作者はレポート漫画においても時折架空の人物を登場させているが、当作品の最狂の担当“銀髪鬼”I氏は正真正銘、実在の人物である。
 作品中では最後までI氏が担当のままだが、実はI氏は謎の事情により、連載途中で担当交代している。7回のうち、I氏が実はどこで交代したのか、推測してみるのも一考であろう。

 なお当作品の一部と『風流温泉ひとり旅』の一部を合わせて約50ページが収録された分厚いコンビニ用オムニバス廉価本『お色気温泉』(宙出版)が現在、大絶賛発売中である。
 が、コンビニ廉価本はこのご時世、かなりのヒット作でさえも置いてあるところとそうでないところがあるので、確実に入手するのはセブンアンドワイなどに注文することをお勧めする次第である。
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唯一、電子書籍化された美少年股旅時代劇! うろおぼえマイマンガ『TABGARSU 真珠郎』

2012-07-09 15:01:20 | うろおぼえマイマンガ
 月刊?『斬鬼』(少年画報社)掲載 2000年代前半頃作品 全8頁

 美少年である玉えもんは百姓の生まれである。美熟女の母と二人暮らしだが、行方知れずの父は“風鈴の顎次郎”という、顎に風鈴をぶらさげた名のある渡世人であった。真珠郎が父について覚えていることといえば、竹とんぼで遊んでくれたことだけである。
 玉えもんは真珠郎と名乗り、父のように貫禄のある渡世人になろうと男々(だんだん)一家というヤクザの子分になる。三下としてこき使われるつらい日々。そんな真珠郎に親分だけは優しくしてくれた。言うまでもなく、親分は真珠郎の“美貌の体”が目当てだったのである。
 美少年でもそっちの気はない真珠郎はたまらず逃げ出す。こうなったら一匹狼として売り出す他はない。出入りの助っ人で名前をあげればいいのだ。
 そのためには独自の必殺剣が必要だ。真珠郎は特訓に明け暮れ、ついに『蜻蛉嵐(とんぼらん)』という技を編み出した! 時代劇史上かつてない、あまりにも意外で危険なその技をぜひご覧あれ!
 
 作者としてはこれはシリーズ化させたかったものなのである。

 なおこの作品はeBOOKで電子書籍化されている。いまどうなっているのか作者にもよくわからないが、昨今の新聞などの電子書籍の情報から見て今後、急速に電子書籍が普及されるとすれば、ぼお作品の電子書籍化第1号の当作品は、意外な歴史的意味をもつことにならないとも限らないのである…!
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あこがれの女神たちの本文からイメージした“挿絵的”作品…うろおぼえマイマンガ『お願い! イカせて!』

2012-07-06 13:15:27 | うろおぼえマイマンガ
 週刊『アサヒ芸能』(徳間書店)掲載 2002年前後作品 1/4ページほどのコマ漫画を少なくとも56回連載

 小林ひとみさん、清水ひとみさん、風吹晏名さんという、多くの男子がビデオなどでお世話になっている3人の美女がリレー形式で真面目に性について語る文章に、その回をイメージして描いた“挿絵的”漫画。
 主演は毎回、フースケくんがつとめた。いまおもえばワシ的には“夢の共演”である。

 なお『家の光』と同時に連載していたのはこの作品である。本文はたいへんタメになる内容なのだが、イラスト(一部ボカシをいれて自粛しました)のようにフースケくんが多少ふざけているので、編集さんがワシに「ペンネーム変えて」と頼んだのは無理もないかもしんない…。
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すべては馬券オヤジたちの妄想だったのか…? うろおぼえマイマンガ『お馬ちゃん』

2012-07-05 12:52:34 | うろおぼえマイマンガ
 月刊、もしくは隔月刊『漫画大衆』(双葉社)掲載 たぶん2002年作品 4コマ約3ページをおそらく4回連載

 競馬ファンの女の子、お馬ちゃんと、その周辺の馬券オヤジたちの生態を描く4コマ漫画。
 ぼお作品の2大脇役スター、“校長先生”とフジワラさんが共演している。
 すべてのエピソードは「こんな女の子が身近にいたらいいな…」という、馬券オヤジたちの見果てぬ妄想だった可能性がある。

 なおこの文章は第4回だけを見て書いているので、設定その他が違っている可能性があります。

 
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