晩秋の日比谷図書館で『市川團十郎 荒事の世界』を見る…

　晩秋のある日、久々に東京地裁で傍聴した後、日比谷公園にある 千代田区立日比谷図書文化館に寄りました。
　いま、ここでは歌舞伎の『市川團十郎 荒事の世界』という展示をしているのです（入場料３００円）。ド派手な『暫』などの衣装展示もよかったのですが、いちばん面白かったのは歴代團十郎の紹介でした。その錦絵のポストカードも欲しかったのですが、８００円というので今回はとりあえず断念しました。
　ここは入口が“尖っている”という変わった建てもの。少し前まで都立だったのですが、いまは千代田区に移管されたということです。
　食堂は都立のときには気楽に入れる、未だ“昭和”という感じで貴重だったのですが、現在はとても美しいレストランにリニューアル。ぜひここでビールとハヤシライスでも…と入口でメニューを見たところ、やはり“止むを得ぬ事情”で、今回はとりあえず断念しました。