ブログぼおりゅう♥りき 傍流にも力あり

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『顔ハメ温泉ひとり旅』平泉3回め完結編

2011-07-09 14:55:17 | 歴史・文学・温泉と顔ハメの旅&映画や展示
 一ノ関から在来線に乗り換え、平泉へ。降りるのはほとんど中高年であった。観光案内所へ行き、JRの『駅からハイキング・期間限定コース』に申し込み。簡単な参加者名簿の在住都道府県欄を見ると、『東京・東京・東京・東京・千葉・東京…」、ほとんどが東京からなのであった。
 コースは毛越寺を経て中尊寺へ。木陰の月見坂を登っていくと、不意にこの顔ハメが現れた。武蔵坊弁慶である。弁慶堂の前にある。ワシが影響を受けた『全日本顔ハメ紀行』という本によると、なんと昭和40年(1965年)制作という年代ものらしい。当然、この顔ハメも『世界遺産』に認定されているとおもわれる?
 もちろん本堂や金色堂にも参拝したが、そのあとは義経終焉の地・義経堂へ。本やテレビでおなじみの義経公像が外からでも見える。高台なので北上川の眺めもよい。すぐ近くには芭蕉の「夏草や つわものどもが 夢のあと」の句碑もある。
 ここを下りてもうひとがんばりでゴールの平泉駅。が、ワシは参加賞のピンバッジをもらったりしたあと、さらに歩く。コースのはじめの方に見かけた日帰り温泉『平泉温泉・悠久の湯』に行くためだ。500円という、手が出る値段であることも確認してある。梅雨明けしていないとはいえ、夏場に3時間以上も歩くと汗びっしょりなので、ヒジョーにありがたかった。節電なのか、広間が少々暑かったが…。
 家に帰って例の顔ハメ本を見ると、弁慶だけだなく、義経と静御前の顔ハメも載っている。ワシは迂闊にも見落としたのか、それとも老朽化により撤去されたのか? 後者だとすると、義経と静御前をさしおいて、家来の弁慶だけが『世界遺産』に認定されたことになるが…。

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