歴史家の眼力 連日、世界的金融危機の記事が紙面を騒がせている。株取引に何の興味もない者でも不安にならないといえば嘘になる。 それにしても、こうした経済危機が叫ばれるたびに思うのは、経済学という学問の無力さだ。いつも事態の後追いばかりで、実効性のある解説や対応策を教えてくれたためしがない。 今年のノーベル賞を受賞したクルーグマンだって、ブッシュ政権批判は威勢がいいが、結局、金融危機はアメ . . . 本文を読む
中国政府が約6000億ドル規模の景気対策を発表したことがサプライズとなった。香港や韓国などのアジア株だけでなく銅や亜鉛など商品価格も上昇。「中国だけでなく今後先進国で内需振興のための財政政策が打ち出されていくことが、あらてめて認識された」(みずほインベスターズ証券・エクイティ部長の稲泉雄朗氏)という。日本でも海運や鉄鋼、機械などの中国関連株がにぎわった。 . . . 本文を読む
ロッテのバレンタイン監督が、日本シリーズを戦う巨人を痛烈に批判するとともに、相手の西武へエールを送った。客員教授を務める千葉商科大での講義内で「大きなお金を稼ぎながら球界に分配せず、多額なお金で選手を集めたチームはどうしても応援する気にならない」とバッサリ。川上がFA宣言をすれば、複数のメジャー球団が獲得に名乗りを上げるのは確実だ。有力視されるのがマリナーズとレッドソックス。この2球団に共通しているのは先発不足だ。 . . . 本文を読む