我が家の初夏の花々をご紹介します。
まず、床の間に生けた香水仙。
香水仙は、生け花では葉組みができる水仙です。
建水に生けてみました。
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こちらは、丁子草と都忘れ。
丁子草は星のような花弁の花、都忘れは紫の花です。
都忘れ、という美しい花の名は、
承久の乱によって佐渡へ流された順徳天皇がこの花をみると都への思いを忘れられる、と語ったことによるそうです。
やさしい紫の花の色が郷愁を誘いますね。
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いただいた鈴蘭を生けてみました。
アップの写真でわかるでしょうか、淡いピンクの鈴蘭です。
純白の鈴蘭も美しいですが、ピンクの鈴蘭はとても可憐です。
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裏山には山南天の花が咲きました。
山南天はナナカマドともいい、赤い実がついて鳥がついばみにやってきます。
外出自粛で、もどかしい日々を過ごしていますが
ふと身近な周囲を見渡してみると、花々が生き生きと季節の移ろいを教えてくれます。