夏の点前のしつらえです。
山形はまだ梅雨明けせず、ジメジメと暑い日が続いています。
茶の湯に向き合うときに涼しさを感じられるよう、道具やしつらえを工夫しています。
やはり硝子は涼し気ですね。
淡いピンクの器は本来食器なのですが、夏用の茶碗として使ってみました。
床の間の花は、矢羽根ススキ、むくげ、裏山に咲いていた黄色の花です。
脇床には、しょうぶとねじり花を活けてみました。
写真にはうまく映りませんでしたが、ねじり花はくるくると螺旋状に花がつく面白い花です。
夏らしくスイカのお菓子です。
涼しさを演出した空間で、夏限定のお菓子を味わって、キリッした抹茶でひと息つく。
蒸し暑さに身体も心もシンドイ日々ですが、
いつものお茶の時間を少し特別なものにすると、夏を楽しむ余裕が生まれますよ。