山の麓の茶の湯つれづれ

山形県金山町の茶道教室です

本家尾張屋の蕎麦板

2020-03-28 14:26:07 | お菓子

京都の本家尾張屋さんの蕎麦板です。

(写真右側の茶色にごま混じりの短冊型のお菓子です)

そばぼうろのような蕎麦粉を使ったお菓子は大好きでよく手が伸びますが、

これはちょっと「おっ!」と思うような風味と味です。

一口齧るとカリッと気持ちのよい歯ざわりで、蕎麦粉の濃い風味がします。

複雑な味わいなので、味噌でも入ってるのかしら?と成分表をみても

蕎麦粉とごま、小麦粉等々…としか記載されていない。

本家尾張屋さんは菓子屋でもあり蕎麦屋でもあるとのこと。

きっと蕎麦粉のあつかいが特別上手だからこんなに味わい深くなるのかしら…と想像しています。

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裂き編みのミニ巾着

2020-03-26 22:20:26 | 和のくらし

以前、裂き編みで作ったマットをご紹介しましたが

今度は小さい巾着を作ってみました。

底の部分を夏の絣の着物を裂いて編み、

巾着の布部分は和布をあわせました。

とても小さな手のひらサイズです。

底を編んでいるのでしっかりした作りになりました。

のど飴を入れたり、薬を入れたり。

ちょっとした物入れとして鞄にいれておけるサイズです。

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河道屋の蕎麦ほうる・五郎丸屋の薄氷

2020-03-13 19:44:25 | お菓子

京都河道屋の蕎麦ほうると、富山五郎丸屋の薄氷です。

河道屋の蕎麦ほうるは昔から愛好している菓子です。

蕎麦ぼうろはスーパーなどでも気軽に買えますが、やはり河道屋さんの蕎麦ほうるは別格!

こちらは五郎丸屋の薄氷です。

今回初めていただきました。

薄い煎餅に和三盆が塗られていて、名のとおり薄氷のようなかたちです。

 

真っ白ではなく、ベージュがかった色なので他のお菓子とも合わせやすそうです。

一口含むと、とっても甘い!一枚で抹茶がいただけます。

今風のお菓子は甘さ控えめなものが主流ですが、このお菓子は昔風な贅沢な甘さです。

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彩雲堂の若草

2020-03-04 18:24:18 | お菓子

松江の銘菓、彩雲堂の若草というお菓子です。

松平不昧公の茶席で使われたお菓子を復刻したものだそうです。

求肥に薄緑の寒梅粉がまぶされています。

箱をあけてお菓子が並んでいるのを見たときは、緑色の鮮やかさにビックリしましたが

懐紙にのせてみると、若草が綺麗に映えて春の訪れを感じます。

抹茶一服にちょうどよい甘さと手頃な大きさ。

流石、茶席のために作られたお菓子です。

 

昔から食べてみたいと思っていたお菓子でした。

山形から松江はあまりに遠く諦めていましたが

今はこうしてお取り寄せをして味わうことができます。

ありがたく嬉しいことです。

 

 

 

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