「ゆるゆるですね」。

「お母さん、ゆるゆるですもんね」


娘の担任にピシャリと言われた。

私より５～６歳は若いだろう女性教師。
華奢で小柄でお洒落、アニメの声優みたいなかわゆい声の持ち主でちょっと舌っ足らず。
が、見た目と違いバリバリに厳しい。

面談の時、「笑顔？見せません、瞬き？時間のムダです」的な勢いで娘を凝視して一方的にトークしていた。
とにかく勉強をさせたがるその担任は突然私に向かって「お母さん、ゆるゆるですもんね」と言い放った。

意味としては。
学校では厳しくうるさく言っているのでご家庭ではそのくらいゆる～くしてて下さいね、っぽい。
が、イヤミとも受け取れる。
わからん。

でも。
人になんと言われようが私のユルさは変わらない。

試写会「カウボーイ＆エイリアン」。

「カウボーイ＆エイリアン」。

この安直なタイトルの通りカウボーイとエイリアンが戦う映画。

ダニエル・クレイグとハリソン・フォードの共演。
監督は「アイアイマン」のジョン・ファブロー。
スピルバーグとロン・ハワードも絡み、いかにも巨匠たちの！って作品。


ストーリーは。
記憶を無くした強～いダニエル・クレイグが１８７３年のアリゾナの町に現れる。
極悪犯罪人らしい彼は町の主ハリソン・フォードによって危うく命を落としそうになるが、
ちょうどその時エイリアンに襲撃される。
その後は強い２人が結託して町の住人達とともに、エイリアンに奪われた愛する人たちを救おうとする。

ダニエル・クレイグの左手首には大砲のごとき武器がくっついていて、
他の勇者たちはピストルやライフル乱射でエイリアンと死闘を繰り広げる。

馬にまたがり荒野をパッカパッカと駆けめぐる。
みんなカウボーイハットをかぶり、ベストとジャケットでバッチリ決めている。
まさに西部劇。　　がＳＦアクション。

スピード感とスリル、愛と勇気と友情と、そんな全部の要素をしっかりと感じとれる内容。


手に汗にぎる映画が好きでしかも荒野の風景に癒されたい人には喜ばれそうな作品。