~ゆるゆると自分に甘い生活~

ざっくり生きててあわわな毎日。でも残りの人生シッカリ楽しむ。

「シングルマン」

2010-10-28 18:26:57 | ライブ&映画
「シングルマン」。


第82回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされていた“コリン・ファース”がゲイの大学教授役。


ゲイのジョージがパートナーを事故で亡くし、それから生きる事を苦痛に感じ続ける。
一日一日「生きる人」を演じてきたけど、今日こそ“死”を、と決意。
その、“今日一日”を101分のストーリーにしている。

死を決意した最後の日、何気ない小さな出来事が大切な意味を持つ事に変わる。
劇的に心境の変化がある訳じゃない展開、でも最後の最後は小さな光を見つける。
コリン・ファース、場面場面の表情が深く語ってくれてる。 しぶい。


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映画「約束の旅路」。

2010-10-16 18:11:29 | ライブ&映画
「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)」が難民支援のため開催した“難民映画祭”に参加。
札幌での上映は「ウォー・ダンス」と「約束の旅路」の2作品。

「約束の旅路」を観た。

スーダンの難民キャンプで母と二人生きていた9歳の少年。
“たとえ離れ離れになっても我が子には生きて欲しい”と願った母親が、少年をイスラエルに逃亡させる。
ユダヤ人になりすまし生きぬこうとする少年が、苦悩を抱えながら成長していく。
医師になった少年が難民キャンプで治療活動中、実母を見つけるのがラストシーン。

何かの圧力に脅かされる事無く、平和に暮らす日本人の私は、あまりに勉強不足。
国家間の、人種の、宗教の、多種の争いから逃れて必死で生きていく人は、世界中に4300万人。

世界中の命が、少しでも心安らかに暮らせるようになれば良いと、
そんな当たり前の事を願う時間になった。

ラストシーンの実母の“雄叫び”があまりに印象的…。
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受験生。

2010-10-13 21:45:28 | 家族のこと
この春、無事に志望大学に入学した長女は、
親の想像を遥かに超える勢いで青春を謳歌中。

代わって中学3年二女ちゃんは。
部活ばっかしの学校生活に終止符を打ち受験生生活へと切り替わった。

明日は学力試験の第2弾。 
今、必死に勉強中の我が子。
問題集の答え合わせを手伝う。
それくらいしか出来ない。

どんだけ疲れてるのか二女ちゃん。
「うどん」を「うんど」って言ってる。

と思ったら今度は過去問を解きながら、
「“ピンク色のなまもの”ってなんだろ」って呟いてる。

しばらくして、
「ぁ、ナマモノじゃないや、生物(せいぶつ)だ。 ヒヒヒ…」って。

受験生が。「生物」をナマモノって読むか?
“いきもの”の方がまだマシに思うが。

明日の朝は学校まで送っていってあげよう。
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カニづくしランチ。

2010-10-08 19:25:24 | まいう~な物たち
会社の行事で「かに専門店」の蟹コースをいただく運びとなった。

無類のカニ好きとしては、仕事じゃなく食い倒れたいトコロ。
だがしかし、食べられるだけで良いではないか。



まず、席に用意されていたお膳。ずわい、たらば、蟹豆腐。

これはもうアッと言う間に無くなり、待つ事10分。

定番メニュー「かにしゅうまい」。 小ぶりだわ。
こちらもアッと言う間にお腹におさまり。 またまた待つ事10分。


蟹甲羅のグラタン。 器はまぎれも無く“蟹”。 
がその中身はホワイトソースがたっぷりのマカロニグラタン。
あら、蟹足がチョロっと載ってる。

さすがに私も学習し、グラタンはゆっくりチマチマと楽しんだ。
が、それでもか。待つ事10分。

あら、なんか締めのメニューっぽいけど…。 まだ全然、腹3分目なんだけど…。

こちらの巻き物、毛ガニの爪のあたりかな、ポロポロの小さくほぐれてる蟹肉。
大切に大切にチビチビ食べたら、不思議と満腹な気がしてきた。



ぁぁ…、でもやっぱり…もうコースは終了なのね。

かに。 それは、夢。 食べるまでが一番の楽しみ。







コメント (2)
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半落ちと重力ピエロ。

2010-10-03 20:15:03 | 
最近の3冊。

「半落ち」横山秀夫著

アルツハイマーの妻殺しを自白した警察官。
自首に至るまでの空白の時間を追って、警察、検察、弁護士などいろんな立場から事件が検証される。
構成が独特で面白い。
後半でやっと結末が予想できてくるけど、前半ではまったく見当がつかない。
最後は感動。



「重力ピエロ」井坂幸太郎著

テンポが速く吸い込まれる部分と、つい読み飛ばしたくなる部分と。
説得力のある言い回しがたくさんあって、ドンピシャな言葉の使い方に感動。
随所に出てくるガンディーの名言もおもしろかった。
直木賞の候補になったこれは確かに深くて濃くて、オモシロいと思う。


「山田太郎ものがたり」
たまには笑えるヤツを、と購入。
ところがところが、あまりにつまらなくて途中で断念。
申し訳ない。
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