万葉線に乗って(13)

皆様、こんばんは。
事務局です。

7日の一宮市内は、朝は曇りでしたが、9時30分頃から雨が降り出し、終日、雨という天気でした。

本日から9日まで、一宮市青色申告会ホールでは、「源泉納付相談会」がおこなわれます。

本日、相談や手続きに訪れた会員の皆様、お疲れ様でした。

富山県高岡市にお邪魔した際、「万葉(まんよう)線(株)」様の路面電車に乗車しましたので、その体験談を書いています。

前回の続きでございます。

越ノ潟(こしのかた)駅にいます。

写真は、越ノ潟駅ホームから見た、富山県営渡船(とせん。越の潟フェリー)・越の潟発着場です。

前回は、富山新港ができる前にあった、「放生津潟(ほうじょうづがた)」について書きました。

今回は、「富山県営渡船」様について書いていきます。

資料を捜しながら文章を書きますので、箇条書になります。

(1)渡船開設の理由

富山新港(伏木富山新湊地区)の建設に伴い、港口部を切断することによって、道路や富山地方鉄道・射水線が廃止となることから、その代替えとして、渡船を開設。

(2)渡船開設時と開設後の流れ

渡船の開設は、1967(昭和42)年11月で、24時間体制で運航を開始する。

利用するには料金(※)が必要でしたが、1986(昭和61)年4月に無料化。

※発着場付近の住民に対しては、地元住民無料優待券が配布されていましたが、無料化に伴い優待券は廃止。

深夜利用客の減少に伴い、2004(平成11)年から、深夜時間帯の航行を中止して、「ジャンボタクシー」に代行する。

深夜時間帯の運行ダイヤは30分間隔で、利用客から、事前に乗車を希望する連絡があった便のみを運行する方式になる。

(3)新湊大橋開通後

2012(平成24)年9月、渡船と平行するかたちで建設されていた「新湊大橋」(臨港道路富山新港東西線)が開通。

2013(平成25)年6月には、自転車歩行者道部分(あいの風プロムナード)が開通して、渡船は廃止される予定でした。

しかし諸事情により、渡船は廃止されず、2014(平成26)年4月からは、渡船の運航時間を減らして、ジャンボタクシーの運行時間を拡大。

(4)渡船に関するデータ

運航船:2隻

・「こしのかた」(昭和62年竣工)
・「海竜」(昭和63年竣工)

運航区間:越ノ潟発着場(富山新港西岸)～堀岡発着場(富山新港東岸)

※堀岡発着場最寄りバス停名は、「新港東口」になっています。

所要時間:約5分

航路:約770m

運航時間:越ノ潟発は6:52～20:22、堀岡発は6:44～20:29

※ラッシュ時15分間隔、その他の時間帯は30分間隔で運航。

利用料金:無料(※)

※250ccを超える自動二輪車や四輪自動車は乗船できません。

代行車両:「新和タクシー」様が運行

・使用車両は、ジャンボタクシー。
・運行区間は、中新湊駅前待合所～掘岡発着所。
・所要時間は、15分前後。
・運行方法は、申し込み運行(利用するためには運行30分前に連絡が必要)

富山県営渡船は、近い将来、廃止になる可能性が高いため、乗船を希望される方は、早めに乗船することをお勧めします。

次回に続きます。

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